増えていく永代供養塔

2021年08月23日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

東京オリンピック閉会を待っていたかのようにお盆の頃からの長雨、丹波篠山でも例年になく雨続きです。

朝晩は過ごしやすくて良いのですが農家の方は作物の出来具合に影響があり大変です。

さて、お寺の墓地で永代供養塔が完成しました。

年々増えていくお墓じまいに比例するように建てられていく供養塔です。

工事の様子です。

後を見るものが居ない、いずれ無縁墓になる、理由は幾つかあるでしょう。

以前は世間体を気にして中々思い切れなかったお墓じまい。

コロナ禍の影響で拍車が掛かっているようにも感じます。

でもこれが今の現実です。

お祀りする形式は多少異なりますが、お参りの気持ちには違いはありません。

時代の移り変わりとして受け入れていくしかないのでしょうね。

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。

私は柴犬が好きですが、家の事情で飼うことができないため、いつも動画を見ながらニヤニヤしています。

私が子供の頃は犬は外で飼うのが当たり前でしたが、最近は室内で飼うことが多いようです。

季節に応じた服を着せてもらい、まさしく家族の一員ですね。

そのような気持ちから「自分が死んだら愛犬と一緒のお墓に入りたい」という方がおられます。

入れるかどうかとなると問題がいくつかあります。

難しい理由のひとつは仏教の中の解釈です。

仏教の世界では六道という六つの世界に、生きている全てのものが分けるられていると考えられています。

その六つの世界とは地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上です。人間以外の生き物は畜生界と定められているので人間とは一緒に埋葬するべきではないとされており、同じお墓に入るのはNGと考えられています。

霊園によっては規則に、人間以外の埋葬を禁じている所もあります。

また、先祖代々のお墓であれば、人間以外の骨とお墓にと一緒だなんて嫌だという方がおられれば問題が起きてしまいます。

とはいうものの、最近は、ペットと一緒に埋葬OKの霊園もありますし、犬や猫用のお墓もあります。

埋葬ではなく、散骨や手元供養として家の中で供養する方法もあります。

ペットの散骨は不法投棄にあたります。現在は火葬の上、斎場で供養が多いようです。

手元供養とは、自宅などで小さな骨壺や容器に入れて保管し、身近に置いて故人を偲ぶというものです。最近はおしゃれなものも増えています。

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沓脱石の設置

2021年08月19日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

久しぶりに沓脱石を据え付けました。

和風建築が少なくなって沓脱石も取り付ける機会がずいぶん減りました。

お施主様から

「30年前に自然石の沓脱石から、訳あって切石の沓脱石に入れ替えたのですが、やっぱり自然石の物に取り替えたい

とのご要望でした。

たまたまストックしていた沓脱石がサイズもバッチリ。

大口径で、高さのみカットしました。

ガラス・サッシュに傷がつかないように養生をして、トラックのクレーンで軒下まで吊り下げて設置しました。

周りをコンクリートで仕上げて完成しました。

やはり自然石の方が感じイイですね。

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新しい仏具入荷しました

2021年08月18日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

新しい仏具を仕入れました!それがこちら!!

奏(かなで)りん」です。

本体のサイズはおおよそ5センチで、とてもコンパクトです。

現代の住宅事情にあった家具調仏壇にも合わせやすいデザインです。

 

また一般的なりんはお椀のような形をしていますが、これは反対向き(まるできのこのようです(^^))なので、お手入れもしやすくなっています。

ドーム型の形状は、鳴らすと音が反響し、柔らかく伸びのある音が響きます。

ぜひ、「ち~~ん♪」と鳴らしてみてください(^^)/

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自然石のお墓

2021年08月17日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

今回は“自然石のお墓”のご紹介です。

ご依頼頂いたのは明石市在住の松井様です。

お父様の1周忌に合わせてお墓の建立を検討されていました。

何社か資料請求をされたそうですが「実物を見てから決めたい」と思い、当社に行きついたとのことでした。

そこで当社で“伊達冠石のお墓”に一目惚れしてお決めになられました。

彫刻家イサム・ノグチを魅了したこの石は、鉄分を多く含み、風化した皮は独特の褐色や錆色を呈する一方、内部は一様に黒檀色が特徴の石です。

特に表面の皮は時間とともに色や状態が変わるので、歴史を感じることができる墓石を建てることが出来ます。

現場はこちらです。

写真からもわかるように両隣には既にお墓が建っているので、お調べして念入りに隣地挨拶を行いました。

また墓地は住宅街にあるため、工事車両の駐車位置など墓地委員様とも打合せを行いました。

今回は墓地委員様のご好意で墓地のすぐ近所にある墓地委員様の敷地の一部をお借りすることが出来ました。

自然石のお墓は形も一定ではない為、実機を使って彫刻の打ち合わせもします。

完成がこちらです。

ご法事の際、こちらのサラシを除幕しました。

除幕の際、軽い歓声があがりました。

松井様からはこのようなお声を頂きました。

世界にひとつしかない“自然石のお墓”。

大変喜んで頂きました。

彫刻の見学

2021年08月16日 08:00

河合 邦彦
河合 邦彦

滝野店スタッフの河合です。

先日勉強のため、彫刻の工程の見学をさせて頂きました。

今日はその事について書きます。

彫刻させてもらう内容をお客様と打合せした後、営業担当から原稿作成担当のスタッフへ書類で作業依頼をします。

担当スタッフさんはパソコンの専用ソフトを使って原稿データを作っていきます。

字のバランスや大きさ等、細かい箇所をチェックしながら既存の彫刻に合うように作っていきます。

出来上がった原稿データは営業担当にも確認してもらい、問題ないか何度もチェックします。

問題なければ、専用の機械でゴムシートに印字し彫刻原稿を作ります。

こちらがそのゴムの原稿です。

出来上がったら工場の職人さんへ。

彫刻してしまうとやり直しが効かないので、職人さんの方でも入念にチェックされます。

問題があれば、1から作り直しとなる事もあるそうです。

手書き風の文字だとパソコンでは作れないので、その場合は職人さんが手書きで字体を似せながら原稿を書き起こされます。

次いでゴムの原稿を石材の彫刻面に位置を確認調整しながら貼り合わせていきます。

工場で彫刻する場合は、大きな密閉の作業室を使ってサンドブラストと呼ばれる機械で削っていきます。

見えにくいですが作業中です。職人さんも細心の注意を払いながら作業されています。

途中チェックも入れながら彫刻完了です。

業務の都合上見学させて貰ったのは文字でなく家紋の彫刻ですが、文字も同様に丁寧に作業されています。

石の種類によって硬さや粒の大きさが違ってくるので仕上がり方が異なるそうです。

出来上がった彫刻は色入れの作業に入ります。

塗料を吹き付け何度も塗り重ねてムラの無いように仕上げていきます。

乾いたら余分な箇所の塗料を落として完成です。

細かい注意点等を書き出すと山のようにありますが、彫刻という工程でも複数の人の手が加わる事で出来上がります。

やり直しが効かないのでミスの無いよう、仕上がりがより良くなるよう、各担当者さんが心を砕かれている様を直接見る機会を頂き、これ以上ない良い経験となりました。

今後の業務に活かしていきたいと思います。

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自然石ならでは

2021年08月13日 08:30

垣崎 美保
垣崎 美保

こんにちは(^^)/

本店の垣崎です。

実は森田石材店で働き始めてからずっとかわいいなと目を付けていた商品があり、今日はその商品を紹介したいと思います。

その商品がこちら

これは自然石で作られた花瓶なんです!!

自然石なので同じ形の物はなく、一つ一つに個性があります。

石で出来ているので自然に生えてるのと近い感じがして、お花も心なしか活き活きして見えます(*^^*)

形やサイズ感がそれぞれ違うので是非手に取ってお気に入りを見つけて下さい。

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灯籠の修繕

2021年08月12日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。

灯籠の修繕のお手伝いです。

車が灯籠にぶつかってしまって倒壊してしまいました。

お怪我がなかったのが幸いです。

西脇市の神社です。右側の灯籠です。

ちなみに、この神社の手水舎は当社建立です。

下から2番目の土台がずれて、今にも落ちそうです。

笠も一部破損していまいした。

とりあえず、応急処置として、一番下の台以外を解体して、倒れる危険を回避しました。

後日、修繕工事に入らせていただきました。

完成しました。

破損した笠や以前から欠損している所も処置をしました。

村の責任者の区長さんにも喜んでいただきました。

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墓地を1カ所にしました。

2021年08月11日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

3カ所に分かれている墓地を1カ所にしたいとご相談をうけました。

現在、主にお参りされいる墓地は山南町にあります。

あと2ヶ所は福知山にあり、そのうち1カ所は急な坂の上で、道幅も人一人と通れるかぐらいの急な坂道の上にあります。

その墓地から1基自然石の墓石を移設します。

もう1カ所の墓地からは霊標を移設します。

 

今の山南町のお墓

福知山のお墓

急な坂道の上にあるお墓

この石塔を山南町に移設します。

クレーン車を使って下ろします。

荷造りの様子

移設した石塔も据え付け、完成した山南町のお墓

良いお手伝いが出来ました。

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なにか変化を

2021年08月10日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

先日、とあるご住職から「うちの永代供養塔が何か淋しい感じがするから、何かを置いて変化させたい」とご依頼を頂きました。

これは昔、弊社がさせていただきました永代供養塔です。

真ん中に観音様が鎮座された供養塔で、ご住職からの案は両脇にお地蔵様を置きたいとのお申し出でした。

しかも、普通の(舟型の)お地蔵様ではなく、「可愛らしいものを」ということでした。

位置決めはご住職立会いの下、丸い台座を設置しました。

両脇に少し上を向いた可愛いお地蔵様が笑顔で合掌されています。

ただこれだけのリフォームなのに、印象がとても温かくなりました。

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く