古碑撤去とファイバーレジン

2021年02月25日 08:00

植木 芳匡
植木 芳匡

篠山店の植木です。

今回は、ファイバーレジンのお話です。

お客様からは、防草対策と古碑の撤去をご依頼いただきました。

この際ですので、お墓掃除と延石の汚れ落としをご提案させていただき、ご契約していただきました。

以前から草と古碑が残っているのが、すごく気になられていたそうです。

古碑を撤去し、玉砂利をすきとります。

延石の汚れをグラインダーで落としていきます。

下地となるバラスを敷き詰めます。

最後にファイバーレジン施工していきます。

ファイバーレジンが固まるまで養生テープをし、一日置けば完成です。

以前より、見た目もよくなってきれいになったと、大変喜んでいただけました。

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お仏壇のろうそく

2021年02月24日 08:00

yamasue
yamasue

こんにちは。本店の山末です。

この時期は乾燥しているので、最近、火事のニュースを耳にすることがあります。

暖房器具による火災のほかに、仏壇のロウソクの火による火災が原因というのも聞きます。

子供のころ、お仏壇にご飯を御供するときは、必ずロウソクと線香を灯していました。

なぜそんなことする必要があるのかなんて考えたことありませんでした。

なので、せっかくなので調べてみることにしました。

まずひとつめは

不浄なものや穢れを祓い清めてくれるそうです。ロウソクの火で私たちの周りにある不浄を浄め、お仏壇を明るくすることで、煩悩の闇に光を当ててくれるとのことです。

ふたつめの理由は

あの世とこの世の架け橋になってくれます。ご先祖様が道に迷うことなく現世に帰って来られるように場所を教えることで、私たちとご先祖様をつないでくれます。

また、ロウソクの灯りで私たちの姿をご先祖様によく見てもらうことができます。

というのが、ロウソクを供養に使う理由だとわかりました。

ですが、家事をおこしてしまっては大変なので、次のことに注意してロウソクを灯していただきたいと思います。

1.火を点けたままその場を離れない。

⇒火を消すまでは責任を持ちましょう。灯す時間の短いロウソクもあります。

2,仏壇の供物・供花はロウソクから離しておく。

⇒近づけると碑が燃え移るおそれがあります。

3.正しくロウソク立てを使い、倒れないようにまっすぐ設置する。

4.ロウソク立てを洗った後は、十分に乾燥させる。

⇒水気が残ったままの使用は、高温になったロウと水が反応し、炎がロウソク立てから落下する可能性があります

5.LEDを使用した火を使わないロウソクを使用する。

これで安心して供養をすることが出来ますね。

ロウソクや線香は店頭にもございますのでご来店の際はお気軽にスタッフにお声かけください。

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擁壁ブロック工事

2021年02月22日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

新規の五輪塔と霊標、拝み場の石張り工事に合わせて、擁壁ブロック工事のご依頼をお受けしました。

今回は擁壁のブロック工事のご紹介。

施工前

石垣が前にふくらんでいます。

現場は急な階段のある墓地の中腹にあります。

荷揚げ機を使って、作業を行いました。

石垣の解体、根堀を行います。

鉄筋を敷き、基礎コンクリートの準備。

基礎コンクリートの完成

擁壁ブロックを積んでいきます。同時にウラ込めコンクリートをします。

擁壁ブロックの完成。

次回は、新規墓石(五輪塔)と霊標、拝み場の張り石工事をご紹介します。

水はイヤです

2021年02月19日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

先日、信頼棺®型で建てさせて頂きましたお客様のご紹介です。

まだ仏様のないお家の方で「自分たちの入るところを自分たちで決めておきたい」ということでした。

石の種類や大きさ、外柵の形などを決めていく中で信頼棺型の説明をさせて頂きました。

そこで奥様が「水が入ってくるのはイヤやね。石は安くしてもいいけどこれは付けときたいね」ということで決定致しました。

徐々にではございますが必要とされる方が増えてきております。

終の安らぐ場所はやはり丈夫で安心な物を選ばれますよね。

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古碑整理と墓石建立

2021年02月18日 08:00

園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

今回は、古い石碑をギュッとコンパクトにまとめて管理のしやすいお墓になったお客様のご紹介です。

お客様からは、30基以上ある石碑のとにかく管理が大変。

お盆や法事の時には、抱え切れないほどの花とシキビを持って行って一基ごとに刺しています。

広い敷地には、たくさんの落ち葉が降り注ぎ、それを行く度に取り除い掃除をしています。

だからといって、先祖から受け継いだお墓を簡単に処分してしまおうという気にもなれないと。

そこで今回は、古い碑をすべていったん解体しまとめて据え直すことになりました。

もともとあった2段の石積みはそのまま再利用。

墓石の左に台を新設し古碑の竿石だけをまとめて並べ、真ん中に花立をひとつ。

落葉掃除が大変なので、空いている区画にはコンクリートを塗り、ほうきで掃けるようにしました。

コンパクトにまとまったお墓を見て、こんなにスッキリとまとまるとは思っていなかった。

これからは、手間も掛からずに掃除も出来きそう。

それに、自分の代で古い先祖のお墓を処分しないでよかった。

管理のしやすいお墓になったと喜んで頂けました。

瞑想におりん

2021年02月17日 08:00

井上
井上

こんちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

今回は、鳴り物系仏具の「おりん」について。

先日、「瞑想するのにりんが欲しい」とご来店がありました。

おりんと言えば

  • ・お経を唱えるときに調子を合わせる
  • ・邪気をはらう
  • ・仏様の耳にまで祈りを届ける

等の意味があります。

が、このりんの響きが瞑想する時に良いそうです。

りんと言っても、いろいろあります。同じ種類でも大きいものと小さいものでは音も響きも違います。

上から見るとわかりますが、厚さもそれぞれ違うのが分かります。これによっても、音(高音、低音)が違ってきます。

たたき方によっても違います。上からたたくと響きがなく、りん棒も傷みやすいのでおすすめできません。

内側から、外側からたたくと響きが良く、長い余韻に浸ることが出来ます。

お店にはいろいろなりんを置いています。

ぜひ、たたき比べてお好きな音色を探してみてはいかがでしょうか。

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

 

墓石作りは、こんなことから始めるの?

こんなタイトルの動画が日本石材産業協会より公開されました。

 

動画は3本あります。

【石産協】「ニョキッ!」お墓になる石を山から見つける

https://www.youtube.com/watch?v=oa45CQk03qc&feature=youtu.be

発破のシーンがあって迫力あります。

こんなに粉々になってしまったら、使えるところが無くなってしまうんじゃと思いますが、やはり山は大きいです。

この発破をする前には、当然ながら良い石が(大きくてしっかりした形の)採れることが調べられています。

選ばれた部分がこのように山から外されるわけですね。

 

【石産協】「うごかない~!」大きな石を割る

https://www.youtube.com/watch?v=2zElsFozFtI&feature=youtu.be

発破で採れた石はそのままでは大きすぎて運ぶことが出来ません。

この大きな石を「割る」という作業が山では行われます。

割りたいところに墨を入れて、それに従ってドリルで穴を開けます。

その穴にセリヤというものをいれて、順番に叩きながら割るという仕組みです。

この方法、古代からずっと変わっていないのです。

古代の石にも一定間隔で穴が空いており、その穴に木製のセリヤを入れて、そこに水を染み込ませ木を膨張させて割っていたのです。

 

【石産協】「親方~!!」お墓になる石を選ぶ

https://www.youtube.com/watch?v=YESTiajLAmo&feature=youtu.be

大きく割られた石を、更に目的の商品の大きさに近づけるために割るのを「小割り」といいます。

ここからは、実際に注文が入っていればその石塔や霊標のサイズに応じた大きさで取れるように工夫します。

こうしてみると、下台や霊標などの大きな部材はキズを避けると本当に貴重なものなのだなと思ってしまいます。

「お墓の石はエリートです」と言っていますが本当ですね。

 

今日は山から石が取れる動画をご紹介しました。

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お祀りすること

2021年02月15日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは篠山店の上山です。

昨日一昨日と春のような陽気でナント19℃もありました、初夏?暑いくらいでした。

でも厄神さんの頃にはまた寒くなるようなの体調管理を気を付けないといけませんね。

さて、山の中に置き去りにされていた?忘れられていた?放置されていた?様子の墓石がありました、花立の痕跡はあるのですが長年お花が入っていた様子もありません。

落ち葉で埋まっていますが台座の石もあるようです。

下におろして墓地内に移設しました、

今後の管理の手間いらずのファイバーレジンで仕上げます。

昔では当たり前のうす暗い山中の墓地。

ひっそりと苔むしていたままの方が良かったのかもしれないけれど。

このままでは不憫に想ってしまう。

ひとつ言えることは今まで以上にお線香を手向けてもらえることがあるように願います。

六地蔵様のお話

2021年02月12日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。

カメラが趣味の私はしょっちゅう神社仏閣を回っています。

先日は加西市の多聞寺に行って参りました。

冬にも拘わらず境内のあちこちに花が飾ってあり素敵なお寺でした。何度も訪れたい場所です!

私は六地蔵さんが好きで撮影に行くと必ず撮影します。多聞寺様の六地蔵さんです。↓

可愛いお顔が印象的です。

個人的には一番左の顔が好きです?

しかし少し違和感があります。

手に持ち物を持っている方が真ん中のかたしかない?!

こちらは福崎町應聖寺(おうしょうじ)様の六地蔵様です。こちらのお地蔵さまは持ち物を持っておられます。

それぞれに持ち物には意味があります。

錫杖(しゃくじょう)は煩悩を払ってくれます。

宝珠(ほうじゅ)は願いを授与してくれます。

如意や宝印は人々に信仰心を教えてくれます。

経箱は智慧を教えてくれます。

六地蔵と呼ばれているこのお地蔵さまは、人が生まれ変わり死に変わり続ける6つの世界(天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道)のそれぞれで苦しむ人々を救うためにおられます。

墓地の入口に必ずと言っていうほどいらっしゃる六地蔵様には他にも墓地は亡くなった人の世界と生きている人の世界の境界です。

お地蔵さまはあの世へ旅立つ人の安全と安らぎを祈るという意味と、もうひとつは死者が迷ってあの世からこの世に帰ってこないようにという2つの意味で生と死の世界の境界に立っておられるのです。

私はお墓参りに行くと必ず両親のお墓と六地蔵様に手を合わせます。

また可愛いお地蔵をみつけたらご紹介しますね!

石で作った優勝カップ

2021年02月10日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

私の一番の趣味はゴルフです。

同級生を中心に気の合う仲間たちと三か月に一度ゴルフコンペをしているのですが、優勝カップが欲しいな~と話が盛り上がり、「石で作ってくれ」となりました。

どう考えても片手で持てる様な優勝カップは作れませんが、重たい優勝カップも面白いなとの思いで作成しました。

 

形は、どんな人でも救ってくれるお地蔵さんをモチーフにしました。

お地蔵様が杯を持ち上げています。

杯の部分と文字を彫る部分は磨きを加えました。

 

サイズは、24cm×24cm×24cmで、重さは約28kgにもなります。

さすがにちょっと重いので、底の部分からコア抜きをして8kg減で20kgまで重量を押さえました。

 

一番最初にこの優勝カップを手にしたのは、徳田君です。

コロナなので懇親会が出来ないのが残念ですが、次回の優勝者はこの「優勝カップ」で祝杯を挙げていただきたいですね。

この「お地蔵さん型優勝カップを手にすると幸せがやって来る」・・・そのようになれば嬉しいです。

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く