眞下 尚利
篠山店の眞下(ましも)です。
先日、墓石をぐるっと囲んでいる巻石がズレていて、リフォーム工事のご依頼をいただきました。
その工事の模様は、後日ここでご紹介させていただきます。
で、どんな風にズレているものを直すのかといいますと、巻石同士を金具で補強するのです。
その金具の補強の事例をお話させてもらいます。
写真は、先日、お寺のご住職のお墓を新規で建立した時のものです。
巻石の継ぎ目を計算して、そこにドリルで穴を開けます
そこにアンカーピンを打ち込みます
そこに、このステンレス製の金具で固定します
今回は四隅ですので、L字の金具を使用します
ステンレス金具を取付して、ラチェットレンチで締めていきます
完成です。
さらにボルトが緩まないように、この上にセメントを塗り上げて緩み防止作業をします。
最後に砕石をいれて、お骨が入る納骨堂を据えて、墓石を乗せていく工程に進んでいきます。
新しくお墓をするお家と同じように、すでにある巻石も金具を取り付けて補強し、二度と巻石がズレないようにいたします。
このようなリフォーム工事を11月になんと4軒も同じ墓地で連続でさせてもらいます。お友達同士でお声を掛けていただき、同時工事する運びとなりました。ホントにありがたいお話です。感謝です。
また、ご報告させていただきます。