眞下 尚利
篠山店の眞下(ましも)です。
先日、三田市でお墓を建てさせていただいたお墓づくりのお話です。
区画は2.5m×2mの5㎡、三田市では大きな広さなのですが、墓地の一番奥にあり、そこまでの通路幅が狭いのです。
通路がご覧のように狭く、その奥は、くの字になっています。
区画上の通路も狭いので運搬機も通れませんでした。
通常は上の写真のように、「カートクレーン」(別名カニクレーンとも言います、見た目通りですね)という機械で、大事なお墓を設置するのですが、今回はその機械が入りません。
そこで、今回は、「三又」という三脚でチェーンを用いて吊る、アナログ的な方法で工事しました。少し移動するだけでも、三脚を少しづつ移動させながら、仕事を進めます。
今回は、特に大きな塊の石を据付ましたので、とても重く、いつもは2人で工事するところを4人で行ないました。「石工技能士」という国家資格を取得した当社職人が一生懸命頑張っていました。
お客様も何度もご見学くださり、彼らの仕事ぶりに満足していただいたと思います(差し入れいただき、ありがとうございました)。職人達は大変だったと思いますが、施工技術とチームワークに私も感心し、同じ社員としてとても誇らしく思えた今回のお墓づくりでした。