園中 憲二
篠山店の園中です。
11月に丸い形の伊達冠石に何を彫刻しようかと奮闘している様子を紹介しました。
そこから悩んで悩んでようやく完成しました。
その一部を紹介します。
さて、文字ですが・・・
たくさんあった文字の候補から考えに考えて2つまで絞り込みました。
ちなみに、反転しているのは、墓石にあわせた際にイメージが付きやすいためです。
この文字見本を持って、工場で友達の二人も参戦し実物を見ながら文字の大きさと配置の打ち合わせ。
2種類の文字をとっかえひっかえ・・・イメージを膨らませます。
現場のスタッフからのアドバイスをもらいながら、最終レイアウトの決定をして・・・
彫刻ができた墓石はこちら↑↑↑↑↑
彫刻した文字は、『偲』です。
意味は、《過ぎ去ったり遠く離れたりしたことや人を、懐かしむ気持ちや賞賛・同情の気持ちをもって思い出すこと》です。
お客様は、意味の「懐かしむ気持ち」の部分に惹かれて『偲ぶ』に決められました。
お墓は、開眼式をしていなく晒しを巻かれている状態です。まだ、彫刻された文字は見ていませんが、きっと喜んで頂けると思います。