園中 憲二
篠山店の園中です。
今回は前回に紹介した水島弘一氏の作品釈迦三尊仏銅版取り付け工事の様子です。
自然石の表層から浮いた石を石頭(せっとう)ハンマーで叩き剥離していきます。
ちなみに↓これです。
通常使うハンマーより大きくて重たいです。店用にあるのは1.1kg。
石材、アスファルト、コンクリート等に釘打ちしたりする場合に使います。
ディスクグラインダーで、銅板の型どおりに切り込みを入れいく。
ディスクグラインダーは、ダイヤモンドカッターのディスクが高速回転するため、非常に危険です。
片手で持 つと振られてしまうので、両手でしっかりと持って作業をします。
石の表面にいく筋も入った切り込みを、石のみと石頭(ハンマー)を使い叩いて落とします。
石ノミなどと呼ばれ、石を割っ たり、表面を彫ったり削ったりする鋼鉄製の道具です。
石の表面に当ててせっとうで叩くことによっ て石を割ったり彫ったり削ったりします。
石材専用の耐水性・耐久性に優れた特殊なボンドでしっかり固定します。
完成~★
著名な木像彫刻家である水島弘一氏の作品に関わる機会を頂き、大変光栄に思います。