園中 憲二
篠山店の園中です。
今回は、新しく出来た墓地に代々墓を建てたのを機に、既存の墓地を整理しする工事と石塔の撥遣供養(はっけんくよう)の様子を紹介します。
撥遣供養とは仏像・石塔・位牌から命を抜く法要のことで、魂抜き・お性根抜きとも呼ばれています。
石塔の一基一基に対してお線香を手向け、ご住職に拝んで頂き、お性根抜きをしてもらいます。
お根性が済んだ石塔には、その証として「当該碑撥遣済」と書かれた塔婆を取り付けいきます。
墓石は・・・
一つづつ丁寧に解体して、竿石は安置する場所へ。
コトコトコト・・・と台車に乗せて道からはずれないように慎重に運びます。
撥遣済みの塔婆が付いている石塔を解体して撤去し、竿石は集積場所に安置しました。
最後に、墓石があった場所を整地して終了です。
この一連の作業を終えて、施主様もほっと安心されたようです。
古くから続いている家では、まだこのような状態のところも多くあると思います。
「どうにかしたい」と思っていてもなかなか手につけにくいと思いますが、まずは、今後の事を考え、どうしたいか。を、ご住職にご相談してみてはいかがでしょうか。当社でも、全力でサポートさせていただきます。