眞下 尚利
篠山店の眞下(ましも)です。
三田市の大規模な神社修復工事の4回目です。
前回の境内階段のお話の続きで、間知積みです。本堂壁面の石垣を積んでいます。今回は間知石を使用しています。
最近、公共施設等は均等サイズでできた間知ブロックを使っているところを多く見かけます。
しかし、私達とすれば、手間も時間もかかりますが、間知石をオススメしています。
時間が経つと風合いも出てきて、存在感があります。
施工前です。
不揃いの形していますので、まず置いてみます。
飛び出していて、削る箇所に印をつけます。
「コヤスケ」という工具で飛び出していた所を削ります。
ピタッと揃いました。
これを一個ずつ繰り返していきます。気の遠くなる仕事ですが、職人は黙々と仕事を進めてくれました。
2月から始まった修復工事もいよいよ佳境です。
完成が楽しみです。