森田 浩介
仕入担当の森田です。
今日も当社の特徴ある展示品についてです。
本日ご紹介するのは「山南本店」です。
日頃、写真に大きく映るのは、篠山店と滝野店です。展示スペースも広く、明るく、先進的です。何よりお金がかかっています。
それに引き換え、ここ本店。とにかく場所が田舎にあります。近くにコンビニというものはなく、前の道を通る車もまばら。当然、ふらっとご来店される方など皆無です。
ということで、あまり展示に力が入っていない本店ですが、唯一他の店にはないものがあります。それが「叩きの五輪塔」コーナーです。
一番左が千年五輪塔。石は夏山石です。岡崎の杉田氏監修の五輪塔です。絶妙のバランスでとても緻密にできています。
真ん中が稲田石でできた古代型五輪塔。数年前に茨城で作りました。稲田石らしく白くて堂々としています。
一番右が庵治石でできた古代型五輪塔です。手前の2つがビシャン仕上げに対して、この五輪塔は小叩き仕上げになっています。さすがに庵治細目らしく、小叩きの跡はシャープで美しいです。
実はこれ以外にもまだ倉庫に眠っている五輪塔があります。そちらに関しては、次回展示できたときにでもご紹介します。