髙梨 剛
滝野店の髙梨です。
前回は地盤調査までを報告させて頂きました。
今回は「D-BOX」について書かせて頂きます。
まず「D-BOX」とは・・・簡単に言うと、土のうを地下に敷き詰め地盤対策ををする工法のひとつです。
これにより墓地の地盤補強、地震動の軽減、液状化防止、凍上防止に効果を発揮します。なんと国際特許(46ヵ国)も取得している代物です。
工事の手順を追っていきます。
②測量結果に基づいた深さを掘り、ジャンピングランマーにて地盤の転圧をします
④そして大事なのはここです。袋と袋の隙間にも砕石をしっかりと敷き詰め、今度はタンパ(プレートランマー)でしっかりと締め固めていきます。
一枚が90㎝×90㎝×10㎝のポリプロピレン製の袋に20Lのペール缶、約4杯分(約0.1㎥)の砕石を投入していきます。
⑥そしてこの上に通常のベタ基礎コンクリートを打設して、基礎工事は完了です。
もちろん2段目も1段目と同じ工法を繰り返します。尚、この施工は当社の「D-BOX施工管理資格者」が行ないました。
次回は石材の組み立て工事となります。