森田 茂樹
代表の森田です。
久しぶりにお電話をいただき、神戸のT会社に訪問しました。
早いもので、はじめてご縁をいただいたのが10年前でした。自分の感覚では5~6年前のような気がするのですが、時の速さに驚くばかりです。
さて、その時に作らせてもらったのが会社創立50周年の記念碑でした。久しぶりに、この記念碑を見るのも楽しみでした。
力強い「開」の文字は「武田双雲先生の書」です。
この文字はサンドブラストで粗彫りをしてからノミで文字の底を強弱をつけて仕上げていきました。
石材も本御影石で希少価値の高い石のため、失敗しないように緊張感バリバリで彫ったので、自身の思い出深い作品です。
10年ぶりに観て、景観にとても馴染んでいました。特に文字は長年の水垢が浸透してとても自然な色合いになっていて嬉しくなりました。
自然の石は年月が経つほど良いですね。これから益々貫禄がでると思います。