篠山店の園中です。
今回は上下2ヶ所に分かれていた墓地を1つにまとめたお話です。
上の段はもともとは墓石を建てる場所で、下の段にはお骨を納める役割だったそうです。
お客様は、「今まではお墓参りの度に2ヶ所を掃除してそれぞれのお墓に花を供えていました。それも大変でしたがお墓に登るのがもう怖くなった。膝が悪くなったのもあるけど、階段は急だしガタガタで今にも崩れてしまそうで怖い」
とのことでしたので、石を積みなおし踏み台部分をコンクリートで固め上り下りがしやすい仕様に。
上にあった代々墓は下の墓地に移設し、横に並ぶ夫婦墓はお寺の供養塔へ納め仏様には新しい五輪塔に戒名を彫刻して入っていただきました。
墓石がなくなった上の墓地は、草の生えないファイバーレジン仕上げに。
真ん中に据えていた霊標は大きな台を外しサイドに設置。
地面は、上と同じくファイバーレジン仕上げに。
自分の代で一つにまとめる事がいいことなのかとずいぶん悩まれていましたが、お子さんや住職とも相談しながらとことん考えて結論を出されました。
上の墓地にお墓はないけど、先祖から受け継いで場所なのでこれからもお墓参りに来た時には掃除はしたいと思っています。
下のお墓は、狭くなって窮屈になりそなイメージだってけど、ゆったりしてるし掃除も簡単に出来そうと喜んで頂きました。