本店の義積です。
6月に入りあちらこちらでアジサイの花を目にするようになりました。
アジサイといえば先日、我が家の隣のおばちゃんからアジサイを1本いただきました。部屋に飾って、という意味ではなく「アジサイを毎年6月3日にトイレに吊るすと婦人病の厄除けになる。」とのことでした。
根拠は分からないですが、とりあえず吊るしました。調べてみると「あじさい守り」というものでした。
根拠は無いけれどおまじないや言い伝えなどは、どこにでもありますね。
私は仕事で葬儀の担当をする機会がありますが、葬儀も昔ながらの言い伝えを気にする方がたまにいらっしゃいます。代表的なものでは、友引は葬儀をしない、もしくは遅い時間から始めるなど。お墓では、お墓が欠けると家が不幸になるなんて私は子供の頃に聞きました。しかし、よく考えると欠けた位で不幸になるはずが無いですよね。実質欠けている所は直した方が良いですが・・。
お墓が欠けたり変色するよりも、誰もお墓にお参りや掃除をせず、ほったらかし状態のほうが、お祀りされている方が問題です。お彼岸やお盆などにお墓にお参りする気持ちが大事だと思います。きっとその方が喜ばれるはずです。
更にお墓が無いよりかはあった方が、ご先祖様も落ち着かれる場所がきますね。お墓を建てる時も、年回りが悪いなど様々な言い伝えがありますが、お墓を建てる時は「思い立ったが吉日」だと私は思います。