お線香を比較してみた。

2020年12月28日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入担当の森田です。

毎日焚くお線香、皆さんはどのようなものをお使いでしょうか。

最近の流行は煙りが少なめで、匂いがほとんどないものが好まれています。確かにそれもいいのですが、やはり日本の木造建築でお線香を焚く文化がある以上、ちょっと考えてみるのもいいと思った次第です。

最近、義母が亡くなり、我が家でも子供たちが仏壇に線香をあげるようになりました。そうすると、今までよりもお線香の使用頻度が多くなり、その結果、家の中の香りも変わってきました。

そこで様々なお線香を進物でいただいたので、香りについて気がついたことを書きます。

1、煙少なめは確かに煙が少ない。香りもほとんどなし。

2、安いお線香は焚く前のままだったら香りはいいが、焚くと煙たくなる。

3、高級なお線香は焚いた後がいい。

特に今回よかったと思いましたのが「風韻」というシリーズです。

白檀・沈香・伽羅とあり、お値段はそれぞれ800円・1600円・3000円(税抜)です。

確かにお線香としては高価なのですが、混じりっ気のない香りは素晴らしいです。

ちなみに伽羅(一番右)は、こんなに少ししか入っていません。

さすがにいつも伽羅を焚くわけにはいきませんが、大事な日に伽羅は最高です。

気分としてはアロマを焚くようなものです。日常的には白檀でも十分すぎるクオリティーです。

特に和風の家では木の柱に高級なお線香の香りが染み付いていますと、お客様がとてもいい印象を持っていただけると思います。

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