こんにちは。本店の山末です。
この時期は乾燥しているので、最近、火事のニュースを耳にすることがあります。
暖房器具による火災のほかに、仏壇のロウソクの火による火災が原因というのも聞きます。
子供のころ、お仏壇にご飯を御供するときは、必ずロウソクと線香を灯していました。
なぜそんなことする必要があるのかなんて考えたことありませんでした。
なので、せっかくなので調べてみることにしました。
まずひとつめは
不浄なものや穢れを祓い清めてくれるそうです。ロウソクの火で私たちの周りにある不浄を浄め、お仏壇を明るくすることで、煩悩の闇に光を当ててくれるとのことです。
ふたつめの理由は
あの世とこの世の架け橋になってくれます。ご先祖様が道に迷うことなく現世に帰って来られるように場所を教えることで、私たちとご先祖様をつないでくれます。
また、ロウソクの灯りで私たちの姿をご先祖様によく見てもらうことができます。
というのが、ロウソクを供養に使う理由だとわかりました。
ですが、家事をおこしてしまっては大変なので、次のことに注意してロウソクを灯していただきたいと思います。
1.火を点けたままその場を離れない。
⇒火を消すまでは責任を持ちましょう。灯す時間の短いロウソクもあります。
2,仏壇の供物・供花はロウソクから離しておく。
⇒近づけると碑が燃え移るおそれがあります。
3.正しくロウソク立てを使い、倒れないようにまっすぐ設置する。
4.ロウソク立てを洗った後は、十分に乾燥させる。
⇒水気が残ったままの使用は、高温になったロウと水が反応し、炎がロウソク立てから落下する可能性があります
5.LEDを使用した火を使わないロウソクを使用する。
これで安心して供養をすることが出来ますね。
ロウソクや線香は店頭にもございますのでご来店の際はお気軽にスタッフにお声かけください。