建築石材アドバイザー資格2022に挑戦してみた件

2022年10月07日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

先日、建築石材アドバイザーの資格試験に挑戦してまいりました。

私が受験しましたのは一般の部です。

 

受験要項がこれです。

すでにこの資格をお持ちの方に話を聞きますと、

「まあ一般だったらねえ・・」と落ちるとマズイような発言が。

と言いつつも、「勉強はしてないと落ちるよ!」と十分に釘を刺されました。

 

この建築アドバイザー試験ですが、一般はテキストや資料の持ち込みありとなっています。

しかし90分で100問です。いちいち調べている時間はありません。

テキストにどのようなことが載っているかを把握する必要はあります。

ということで、それなりに勉強をしました。

私は試験にこの2冊を持って挑みました。

この原色石材大辞典は現物の石材がかなりリアルに写っています。

 

ちなみに上級であるシニアアドバイザーはテキスト持ち込みなし。

さらに問題も難しくなるようで、こちらはさすがに難関です。

お墓ディレクターも一級はかなり難しいですので、上級ともなるとプロなんだろうなあと感じてしまいます。

 

当社の仕事は墓石がメインです。ですから建築石材は依頼があれば対応していました。

いままで曖昧な知識のまま現場で対応していたんだなあと改めて感じました。

ひとつひとつの言葉の定義はとても大事です。

今回勉強する中で、曖昧にしていたことがハッキリさせることができて良かったです。

 

例えば階段の石、無垢の石の場合には奥行き部分を上段が飲み込む形になります。

しかし踏み面と分割の場合には、蹴込の石が下に飲み込まれます。

こんなことも先方の図面を見て対応しているだけで知りませんでした。

↓↓↓↓私のテキストへの書き込みです。

 

大理石の扱いも、私たち墓石店にとっては分かっていないことばかりです。

ビアンコカラーラとトラバーチンが根本的に違う石だというのを知って、石屋として知らないことばかりだなあと思った次第です。

ビアンコカラーラは大理石、トラバーチンは石灰岩だったのですね。

 

さて肝心の試験の結果ですが・・・、一ヶ月以内に通知がされるようです。

なんとか合格していますように。

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