こんにちは、本店スタッフです。
先日「今度、お寺で結婚式がある」というお話を社内で聞きました。
神社で式を行う神前式は皆様もよくご存じかと思います。私の親友も京都の神社で式を挙げました。ですが、お寺で結婚式というのはちょっと馴染がありませんでした。
以前仕事のために購読していた某結婚情報誌にも、お寺はあまり紹介されていなかった気がします。
ということで、神前式と仏前式の違いをご紹介します(※今回キリスト教式は割愛いたします)
次に仏前式は仏様やご先祖様に結婚の報告をし、巡り合えたご縁に感謝をします。
そして、仏様の前で来世までの結びつきを誓います。
結婚すると来世まで連れ添うという仏教の教えに基づき「来世での結びつきまで誓い合う」というところが仏前式の特徴ではないでしょうか。ロマンチックですね!
また、仏前式特有の儀式に「念珠授与」があります。結婚のお祝いとして白房の数珠を新郎、赤房の数珠を新婦へ僧侶が授けます。
他にも「式中にお経をあげる」「焼香をするという」というのも仏前式ならではです。
と、調べてみるとチャペルや神社とはひと味違った、とても厳かな雰囲気を感じました。
しかし、もちろんデメリットもあります。
■基本的に挙式は親族のみで、友人などゲストの参列はできません。
■一般的には新郎の宗派で行いますが、当人だけでなく親族間でもちゃんと話し合いをしていないとトラブルになりかねません。
■ブライダルプランが無いお寺が多いので色々な準備や手配を自分たちでしなくてはならず手間取る場合がある。
自分たちにゆかりのある地元のお寺で…となると、まず挙式が可能かというところから始めなくてはいけませんので、ちょっと大変ですね。
他の2点はデメリットとして挙げましたが、現代に合わせてゲスト参加可能や宗派問わずというお寺も増えています。指輪の交換もプログラムに取り入れられるそうです。
ちなみに、京都にあります北法相宗の大本山・清水寺でも挙式が可能です。ただし、式が挙げられる日が年に数日だけと限られているので難易度はちょっと高め。
あーあ、私も来世でも一緒になりたいと思えるような素敵な人に出会いたい!