森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2022年12月 -
土葬墓印撤去しました
2022年12月14日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。
今回は4月に土上げさせていただいた、撤去工事です。
小高い丘の頂上に土葬墓があります。そこにお一人ずつお名前を書いた石の印を作っておられました。それを撤去しました。
4月にそのお墓の土を取らせていただき、丘を下ったところにある代々墓の納骨堂に納めさせていただいています。
6月に9軒撤去させていただき、追加で10月に5軒撤去しました。
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全然大丈夫ってどういう意味?
2022年12月13日 08:00
こんにちは。
滝野店事務スタッフです。
先日母が、「全然大丈夫ってどういう意味?大丈夫なん?あかんの?どっち?」と聞いてきました。
「大丈夫って意味だと思うけど、何で?」と聞くと、老人会の旅行に着ていく服を買いに行ったお店でサイズが分からず、店員さんに「これ私でも着れますか?」と尋ねると、「全然大丈夫ですよ」と言われたそうです。母は変な事をいう人だと思ってその店をあとにしたそうです。
「全然っていうのは駄目な時に使う言葉やろ、せやのに大丈夫って…なんなん」と困っていました。確かに母の言う事が一般的で店員さんの言葉がいわゆる若者言葉なのですが、最近ではアナウンサーやコメンテーターの方も「全然OKです」「全然いけてます」とか「全然嬉しいです」とおっしゃっています。前から気になっていたので少し調べてみました。
【全然】とはあとに続く言葉を否定する意味を持っていると小学校の国語で教えられています。例えば「全然嬉しくない」とか、「全然分からない」とか、「全然上手くいかない」という使い方です。検定試験などでは、【全然+肯定】は不適切だと判断されます。
けれど【全然】はもともと肯定表現で「完全に、まるっきり」の意味で使っていたらしく、明治時代、夏目漱石や森鴎外などもこの使いかたで小説を書いていたそうです。「彼女は当時、全然に恋愛の奴隷であった」「このプロジェクトは全然彼に任せることにした」という使い方になります。
最近よく耳にする「全然平気だから気にしないで」とか、「母の手料理の方が全然おいしい」は若者言葉の一種で、俗な用法です。
時に年配の方には違和感がある言葉だそうです。
なんだか難しい話になってしまいましたけれど、お店の方も「大丈夫ですよ」とか「全く問題ないですよ」とかでよかったのに俗語に流されてお客様に不快感をあたえてしまった、とても怖いことだなと思い、私も親しい間柄だとたまに使ってしまうので、気をつけなければいけないなと反省しました。
店内のお地蔵様、難しい話の後に見るとホッコリ癒されます。
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お客様の声をいただきました㉓ 丹波市 M.Oさま
2022年12月12日 08:00
本店の中道です。
お客様の声を頂きましたので、ご紹介させて頂きます。
丹波市で墓石の建立工事をさせて頂きました。
長年の願いであったご先祖様の墓石を整理して五輪塔の建立と、ご自身達が先で入るであろう墓石の建立をされました。
施工前
既存碑を解体・撤去して、地盤を締め固めます
拝み場の張り石部分の基礎コンクリート
拝み場の張り石と灯籠
完成
お客様の声。
M.Oさまありがとうございました。
今後共 よろしくお願いいたします。
お寺さまのお墓
2022年12月09日 09:34
本店の髙梨です。
先日、多可町のご寺院様の新墓地改修工事をさせていただきました。
以前は鬱蒼とした山の中にありました。
当初はこちらの場所で新しい供養墓を追加建立する計画で進めて参りましたが、
やはりお寺から少し離れていることと、苔生すくらい陽が当たらないこともあり
移設の話となりました。
ご寺院様のお墓であったものを、ご住職様だけの墓塔と寺族様の墓塔に分けて
同じ形のものを新設致しました。(左の墓塔はきれいに洗浄し、移設してきたものです)
こちらの場所は心地よい日差しがあり、ご覧の通り紅葉がきれいに映えるところです。
場所が変われば、気持ちも変わっていいものですね。
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普通のお墓
2022年12月08日 08:00
篠山店の園中です。
「普通のお墓」
今回は、丹波篠山市佐谷霊園で建立したお墓をご紹介致します。
ご要望としては、周囲と同じようなお墓で、石の色合いや形など、他のお墓と違う奇抜なことはしないで普通の従来通りのお墓をしたいとのご希望でした。
お客様が普通を強調するのは、亡くなったお父さんが生前に他と違ったことをするのを常々嫌っていたらしく、それを踏襲しようと思ったからだそうです。
ただ草に覆われているお墓には対策をして欲しいと言われ、まだこの墓地で1軒しかしていないファイバーレジンを施工致しました。
お客様からは、一回忌の法事に間に合いお父さんの顔なじみの方々の前でお骨を納めることが出来て良かった。
周囲に馴染む普通のお墓になって良かったと喜んで頂きました。
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当社では社員を募集しております!
2022年12月07日 08:00
仕入れ担当の森田です。
突然ですが・・・
ただいま当社では社員を募集しております。
そのサイトがこちら
このたび日本仕事百貨さんのサイトで募集しております。
通常、求人といえば職種から入ります。
そして近いところ、通勤できそうなところを考えます。
さらに給与面や休日などの福利厚生なども検討して応募します。
こんな順序で考えますと・・・
1.そもそも「石屋で働こう」とか考えもしない。
2.たまたま見つけて面白いと思っても・・・
3.丹波市?田舎すぎて通勤できない。
4.まあそんなに給料も高くないし、休みが多いわけでもない。
ということで、当社としましてもなかなか難しいのです。
今回の日本仕事百貨さんは通常の求人サイトとちょっと違う感じです。
何と言いますか、仕事の魅力を伝えてくれるような気がしたのです。
これは石屋さんあるあるなんですが、
「お金を頂いて仕事をして、こんなにお客様に感謝していただける仕事はない」
と石屋さんはみんな思っています。
それが伝わればいいのになあと願いを込めて掲載しております。
今回募集しております職種は以下のとおりです。
1.お客様と商談をする営業職
2.現場でお墓を建てる施工職人
3.工場で加工、文字彫りをする加工職人
多くの方の応募をお待ちしております。
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丹波佐吉の狛犬
2022年12月06日 08:00
こんにちは、たんば篠山店の上山です。
先日、お隣りの京都府南丹市のお客様とお話をした時のことです。
「森田石材さんは昔の有名な狛犬職人の丹波佐吉っていう人と関係あるんですよね。HPで見ました」
「この近くの魔氣(まけ)神社にある狛犬は丹波佐吉が晩年に手掛けた作品で有名なんですよ」
初代の森田藤四郎は江戸時代末期の名石工、丹波佐吉の孫弟子にあたります。
ルーツ見てきました。
たてがみと尾の形状が独特ですね。
どういう思いで何をイメージして制作していたのでしょうか。
鉄ノミひとつで一打一打、魂込めて作り上げたのでしょう。
この狛犬を見ていて数十年前のことを思い出しました。あるお宅の庭にあった古い大きなカエルの彫物の前足が折れたので新しく作り直したいという依頼があり、破損したカエルを引き取り処分しようとした時に先代の社長から言われた言葉です。
「彫物や形のあるものには魂が宿っとる。簡単に捨てたらアカン」
石工ならでは考えだったのでしょう。
お寺で結婚式
2022年12月02日 08:00
こんにちは、本店スタッフです。
先日「今度、お寺で結婚式がある」というお話を社内で聞きました。
神社で式を行う神前式は皆様もよくご存じかと思います。私の親友も京都の神社で式を挙げました。ですが、お寺で結婚式というのはちょっと馴染がありませんでした。
以前仕事のために購読していた某結婚情報誌にも、お寺はあまり紹介されていなかった気がします。
ということで、神前式と仏前式の違いをご紹介します(※今回キリスト教式は割愛いたします)
次に仏前式は仏様やご先祖様に結婚の報告をし、巡り合えたご縁に感謝をします。
そして、仏様の前で来世までの結びつきを誓います。
結婚すると来世まで連れ添うという仏教の教えに基づき「来世での結びつきまで誓い合う」というところが仏前式の特徴ではないでしょうか。ロマンチックですね!
また、仏前式特有の儀式に「念珠授与」があります。結婚のお祝いとして白房の数珠を新郎、赤房の数珠を新婦へ僧侶が授けます。
他にも「式中にお経をあげる」「焼香をするという」というのも仏前式ならではです。
と、調べてみるとチャペルや神社とはひと味違った、とても厳かな雰囲気を感じました。
しかし、もちろんデメリットもあります。
■基本的に挙式は親族のみで、友人などゲストの参列はできません。
■一般的には新郎の宗派で行いますが、当人だけでなく親族間でもちゃんと話し合いをしていないとトラブルになりかねません。
■ブライダルプランが無いお寺が多いので色々な準備や手配を自分たちでしなくてはならず手間取る場合がある。
自分たちにゆかりのある地元のお寺で…となると、まず挙式が可能かというところから始めなくてはいけませんので、ちょっと大変ですね。
他の2点はデメリットとして挙げましたが、現代に合わせてゲスト参加可能や宗派問わずというお寺も増えています。指輪の交換もプログラムに取り入れられるそうです。
ちなみに、京都にあります北法相宗の大本山・清水寺でも挙式が可能です。ただし、式が挙げられる日が年に数日だけと限られているので難易度はちょっと高め。
あーあ、私も来世でも一緒になりたいと思えるような素敵な人に出会いたい!
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ローソクも様々です。
2022年12月01日 08:30
本店の山崎です。
早いもので12月ですね。
今日はローソクの話です。
毎日のご供養の中では、ロウソクは必要なものです。そもそも、ロウソクはなぜ必要なのか?
意味として「不浄を清める」「仏壇やお墓において周りを明るくすることで煩悩の闇に光を当てる」があり、ロウソクは供養には必須アイテムの一つです。
このロウソク、いろいろなサイズがあるんです。
小さいものは燃焼時間が5分からあります。燃焼時間によって大きさが違ってきますが、これらの種類がよく出るサイズです。
毎日使うのに長いものだと火が心配。という理由で短いものを選ぶ方。法事がありお経が長いので長いものを選ぶ方。いろいろです。
もちろん100分以上のものもあります。
300分(約5時間)や720分(約12時間)1320分(約22時間)など…長いものは四六時中火を灯していたい時に使うことが多いようです。
燃焼時間が長い=ロウソクサイズも大きい。ので、小さな仏壇には不向きです。
使う場合は周りに注意が必要です。毎日使うものなので、仏壇の大きさや用途にあわせたサイズをおすすめします。
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