こんにちは。たんば篠山店の三原です。
新年明けて早いもので18日経ちました。今年のお正月、私は実家の香川で過ごしました。香川のお正月はなんと、お雑煮にあん餅を入れるのです。そういうと、けったいで奇妙な食べ物と思われるのですが、案外大丈夫なのです。白みそ仕立てで輪切りにした人参や大根と一緒に食べるのですが、餅を割ったとたん塩気の効いたぜんざいのような感じに変わります。
割るタイミングも人それぞれで、私の場合はお汁が少なくなったタイミングで割って、ほぼぜんざいの様な感じにして食べるのが好きです。
白餅を入れて食べても良いのですが、あん餅でないのもなんだか寂しく、毎年あん餅を入れてお正月気分をあじわいます。
言われは諸説あるようですが、昔は砂糖が高価だったのでお正月は特別にあん餅を入れるようになったとも聞きます。そういえば黒豆も栗きんとんも甘めですし、お正月には砂糖を使う贅沢があったのかもしれません。
篠山の家では床の間に鏡餅と蓬莱山をかざり、蓬莱山から干し柿など1つずつとっていただきます。これはこちらに来てからの習わしで、土地土地の文化を感じます。
全国いろんな場所でいろんなお正月が行われているのだろうと思います。いろんなお正月お体験してみたいですね。