本店の髙梨です。
時代の流れとともにお墓のカタチも変わってきております。
お墓が不要となっていわゆる「お墓じまい」をされる方も増えては来ていますが、リフォームされる方も増えてきております。
昭和終わりや平成の初めころに建てられたお墓は40年余り経ち、リフォームが必要となる時期になっているのでしょうか。
当時のお墓は敷地は広く、墓石サイズは大きく、敷地も高く、昔の先祖様のお墓をたくさん残されている。そんなお墓が多くみられます。
今は可能な限り、手間を掛けないように、狭く、小さく、段は少なく、花も減らしたい。といったニーズをお聞きします。
今回、丹波市のお客様からリフォームの依頼を承りました。
こちらのお家も先祖様は古く、霊標が2枚にわたっており、先祖碑もあります。
墓前灯籠は敷地より外の縁石の上に建てられていて、少し危険でもありました。
お花もお墓参りには何対も立てないといけません。
そこで、思い切ってシンプルに「必要最低限」にリフォームさせていただきました。
先祖碑に彫られていた方々のご戒名等は霊標に追加して、今までのご先祖様すべてを2枚の霊標に収めました。
6対立てていた献花も2対にし、ファイバーレジンを施しました。
すっきりとしたお墓は、これからとてもお参りしやすいものになるでしょう。