園中 憲二
今回は、亡くなったお父さんが書いた「愛」を彫刻した三田市のお墓をご紹介いたします。
お客様からは、自分たちの想いがこもったお墓にしたいとのお気持ちが伝わってきました。
娘さんお二人は、ご両親を亡くされて、実家でご遺骨を大事に祀っていましたが、7回忌を迎えるにあたり、そろそろご納骨してあげようとご来店されました。
最愛のご両親が入るお墓がどうあるべきか非常に悩まれていました。
少しでも自分たちの想いが届き、ご両親がやすらかに眠るお墓にしたいとの気持ちがひしひしと伝わってきました。
お打ち合わせの中で、お父さんが書いた「愛」という字があると教えて頂き、「愛」を刻むことになりました。
その「愛」をたくさんもらった娘さんからご両親に向けて、ご自身で心を込めて書かれた「ありがとう」を刻みました。
お父さんが書いた「愛」と、娘さんが書いた「ありがとう」。親子で協力して出来た、いいお墓になったと喜んで頂きました。