うどんを食せよ

2025年01月22日 08:00

本店事務スタッフ
本店事務スタッフ

こんにちは。本店スタッフです。

昨年末、SNSで知り合った子が企画したイベントに参加してきました。

会場が祭壇のあるバーだったので、テーマは「自分のお葬式」 参加者は頭に天冠(白い△のやつです)を巻き、祭壇の前でDJの音楽に乗りながらうどんを踏んできました。

なかなか奇妙奇天烈なイベントでしたが、最近葬祭部の人と「結局、お葬式は何をやってもいいんだよ」という話をしたところだったので、私は「こんな式もありだなぁ」と一人納得していました。

何より、祭壇の前にDJ機材が置かれた光景がめちゃくちゃ良かったので私の時もこれでお願いしたいです。自分のお葬式、いっぱい写真撮りたいです。

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ということで、今回はうどんと仏教のお話です。

極楽と地獄の食事は、同じうどんです(豪華な料理という話もあったので諸説あります) 大きな釜で茹でられたあっつあつのうどんを毎日食べるのですが、ここで登場するのが三尺三寸もある極楽箸です。

三尺三寸=約1mもあるお箸なので勿論上手く食べられません。

が、ここで極楽と地獄で大きな違いが出ます。

地獄では皆、長い箸で無理やり食べようとするので上手くいかずイライラして争いが起こります。喧嘩に発展して結局誰も食べられず地獄の人は常に飢えてガリガリに痩せています。

 

反対に極楽では、自分が食べるのではなく長い箸を使って向かいに座っている人に食べさせてあげます。

食べさせてもらった人は「ありがとう。じゃあ次はあなたに食べさせてあげますね」といった具合でお互いを思いやり仲良く助け合うおかげで食事ができるのです。

同じ条件であっても、感謝の気持ちや思いやりの心があるか無いかでこんなにも変わってくるというお話です。

 

なら、今年の私の目標は「思いやりの心をもつ」にしようと考えたのですが、ちょっと思いとどまりました。

思いやりの心を持つのは良いことですが一人だけが持っていてもいけません。みんなが相手を思いやって親切にしてもらえば今度は自分が相手に返す。互いに幸せになっていくことが大切です。

「人に親切にするのが好きだから、別に返って来なくてもいいよ」という人もいるでしょうが、これは最終的に相手を「自分からは動かないダメ人間」にしてしまいます。

なかなか難しいですね。

 

イベントで作ったうどんは、細いところは柔らかく太いところはコシがあってとても美味しかったです。

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最後に私の好きなうどんの食べ方をご紹介します。

それは、マヨネーズをかけることです。これを話すと100%嫌な顔をされます。

確かに見た目は悪いですが、美味しいので一度チャレンジしてみてください。

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