砂原都人
本店の砂原です。
今回、既存の夫婦墓を代々のお墓にまとめたいというご依頼をいただきました。現地での立会いをさせていただいた際、
墓相型のお墓であることが分かり、施主様のご両親がどれほどお墓を大切にされていたかが一目で感じられました。
その中で、ご両親が大切にされていたお墓をただ処分するのではなく、新しいお墓の一部として残す方法はないかと考え、
既存の墓石を加工して納骨堂や墓石の土台として活用することをご提案させていただきました。
既存墓石を加工して利用することで、ご両親やご先祖様の想いを引き継ぎつつ、新たな墓石に強度を持たせることができます。
また、基礎の上に直接土台を据え付けることにより、墓石の安定性も向上します。
さらに、段差をなくし拝み場へは楽に行けるようになったことで
ご家族皆様が広い拝み場でご一緒にお参りできるようになりました。
ご先祖様の想いが込められ、お墓参りもお墓守りもしやすい素敵なお墓が完成しました。
最近、夫婦墓を代々のお墓にまとめるケースが増えていますが、何らかの形でご先祖様の想いを残しつつ、
次の世代に伝えていくことも大切だと改めて感じました。