なぜそこに立っているのだろう?どういう意味があるのだろう?と考えたことはありませんか?
身近なようで、意外に知らないお地蔵さんについて考えていきます。
お地蔵さんと言っても、いくつかの種類があります。
まずは、六地蔵と呼ばれるのは、六体のお地蔵さんが並んでいるものです。
お墓の入り口などに並んでいることが多いです。
なぜ一体だけではなく、六体なのでしょうか?
それは、仏教には六道と呼ばれるものがあり、この苦しみを救うために建てられているのが六地蔵と言われています。
また、この六地蔵のお地蔵さんは、赤い前掛けや赤い帽子などを被っていることがあります。
なぜ、このお地蔵さんは赤い物を身にまとっているのかと言うと、赤ちゃんの赤という意味合いがあるようです。
お地蔵さんは、赤ちゃん、子供を守るものとも言われていますので、そこからきているようです。
道端などでよく見かけるのは、道祖神と呼ばれるお地蔵さんです。
道祖神は、道端に立っていて集落の境などにあります。
色々な由来がありますが、その集落に厄災が入りこまないようにと願いを込められたと言われています。
他には、子孫繁栄、交通安全等としても信仰されています。
他には、水子地蔵は、この世に生まれてこられなかった命を供養するための作られたお地蔵さんのことです。
お寺などに立っていることが多いですが、お墓として購入する方もいらっしゃいます。
また、交通事故で亡くなられた方の供養のために事故現場に立っているお地蔵さんもいます。
お地蔵さんは、困っている人を救うためのものであったり、または亡くなられた方を供養するために立てられているのです。
お地蔵さんの前に来たら、お願い事をしてみたり、または亡くなった方が供養出来るように祈ってみましょう。
当店にも可愛らしいお地蔵さんがいらっしゃいます。ご自身の願掛けや家内安全等の為に、マイお地蔵さんを置かれるのも良いかもしれませんね。