篠山店の園中です。
今回は、前回の「傾き修繕と対策」の続きをご紹介します。
古いお墓の整理も、同時にご依頼を受けました。
ご要望の内容は、
① 毎回、抱えて櫁と花を持って行くのが大変なので、たくさんの古い碑をまとめて、花立を一カ所で済むようにしたい。
②裏の土手が崩れて土が落ちてくるのを止めて欲しい。
③落ち葉の掃除が大変なので、表面をコンクリートで仕上げて欲しい。
ブロックの階段を撤去し、延石で階段を作り、古碑は台石を撤去し竿石だけを階段状の台に集め花立を中心に配置しました。
古碑の台石は処分ではなく、土留めに使用しました。こうすることで処分代が節約され土留めでが出来て一石二鳥です。
墓石の方にもどりまして…延石はコーナーにステンレス製の金具を取付固定。
ランマーで転圧し踏み固めます。
区画は、既存延石を研磨し再据付。
研磨することで汚れが落ち、お客様に「新品に変えてくれたの?」と言われるくらい、見違えるほどきれいになりました。
お客様からは、傾いていた灯籠がずーっと気になっていて、それを直して欲しいと思い相談をしたら、色々と直したい所が出て来ました。
思ったより大掛かりな工事になりましけど、完成したお墓を見たら、見違えるほどよくなって、ホント気持ちいいお墓になった。
みんなに見てもらいたい自慢のお墓になったと喜んで頂けました。