眞下 尚利
滝野店の真下(ましも)です。
今回は花立を加工させていただいたお話です。
加東市東条地区のお仕事です。菩提寺のご住職からお墓の彫刻のご依頼をいただきました。お客様から彫刻のご依頼と同時に花立が壊れたので直してほしいとお話いただきました。
他社の石屋さんで建てたお墓で30年近く経っています。鋳物の花立で腐食が原因で左側は壊れています。右側はまだ使用できますが、取り外しができないタイプで、花の水を変えようとするとタオルか何かで吸い取らなければいけません。
本社工場へ一旦持ち帰り、ボーリング(穴開け)作業しました。
ボーリング作業して、側面に水抜きの穴を作成しました。これで冬期に水が凍って、花立が割れる事はなくなります。お掃除も楽になります。花筒も以前より水が多く入りますので、花が長持ちすると思います。