滝野店の中村です。
先日、妻の祖母が他界しました。
95才。
誤嚥性肺炎でした。
晩年の数年は施設に入居していましたが、コロナ禍で面会しにくくなると認知症がすすんでしまいました。
子供たちにとっては「人との別れ」が初めてで、年に一度しか出会えなかったとは言えかなりショッキングな出来事だったようです。
お葬式は親族のみで執り行われたのものあり、涙よりも笑顔の多い理想的なお葬式でした。
そして何よりも印象的だったのが、お葬式当日これ以上ない「快晴」でした。
実は我が家はなかなかの雨家族で特に妻と長女は「超」の字がつく雨女。
妻と長女のいるところに雨雲あり。と言っても過言ではありません。
でも快晴でした。
そこで前回ご紹介した「七墓巡り」を思い出しました。
「七墓巡り」のご利益に「葬式の日が晴れる」というものがあります。
これって何気ないことですが、すごく幸せなことだと思います。
少しこじつけかもしれませんが、
「毎月お墓参りしてるおかげで、ひいばあちゃんのお葬式がいい天気で出来たんやで」
と子供たちに言いました。
話したタイミングも良かったのか神妙な面持ちで聞いていました。
すぐに忘れちゃうだろうから、頃合いを見計らって言い続けようと思います。
お墓参りのご利益に「葬式の日が晴れる」というのはステキだなと思いました。