雲は龍に従い、風は虎に従う

2024年01月05日 08:00

本店事務スタッフ
本店事務スタッフ

あけましておめでとうございます。
ブログ新年一回目の担当になりました、本店スタッフです。

タイトルのことわざは「龍は雲を従えることで勢いを増し、虎は風を従えることで早さと威を増す。物事はそれぞれ相似たものがいっしょになったり、いっしょになろうとして、うまくいくもの」という意味です。なんだか気に入ったので採用しました。

今年は辰年です。私は去年から干支モチーフのマフラーを買うというノルマが出来たので、早速Googleに「ドラゴン マフラー」と入力して検索。ネタに走り過ぎず無事1年使い続けていけそうなデザインの物を確保しました。

さて、龍のマフラーを探す際に「ドラゴン」で検索してしまったのですが、龍とドラゴンの御二方。龍の英訳がDragonなので、なんとなくイコールで考えてしまいますが全くの別者です。改めてそれぞれの名前を聞いて姿を思い浮かべてください。ほら、ちょっと違いませんか?

明確な違いは、ドラゴンは「悪者・モンスター」です。ファンタジー世界で火を噴いたり、勇者一行に討伐されるやつです。

一方、龍は「神様」です。オレンジ色のボールを何個か集めると願いを叶えてくれたり、坊やを背中に乗せて飛んでいます。


手水鉢に龍のモチーフが使われていたり、天井画に描かれていたりと仏教と関わりの深い生き物ですが、もともとはナーガという蛇の神様だったのがインドから中国に伝わる際に「蛇→龍」に置き換わり、そのまま日本へ伝わりました。中国で変わってしまうこのパターン多いですね。

さて、龍のことを紹介いたしましょう。頭はラクダ・目は鬼・角はシカ・首は蛇・お腹は蜃(みずち/これも想像上の生き物です)・鱗は魚・爪は鷹・足は虎・耳は牛 という、かなり色々な生き物がミックスされています。

※ところで、鬼の目?鬼って日本の化け物では?と思って脱線しつつ調べたのですが、鬼も中国から伝わったものであることを知りました。ですが、中国と日本では鬼のイメージはだいぶ違うみたいです。これはまた別の機会に記事にしたいと思います。

「運気上昇 富と幸福をもたらす」といわれ、風水でも縁起のいいアイテムとして金色の龍の置き物とか広告でよく見ますね。

龍神様が祀られている神社もたくさんあります。私も辰年のうちにいくつかお参りに行けたらいいな。

今年も楽しい記事が書けるように、フットワーク軽く頑張ろうと思います。よろしくお願いいたします。

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