園中 憲二
今回は、お母さんの思い出を彫刻した三田市のお墓をご紹介いたします。
お客様との打ち合わせで、お母さんは手先が器用で裁縫が得意だったと。そして、お花が好きでお庭に花をたくさん咲かせていたとお聞きしました。
そこで「もしよろしければ、お母さんが好きだったお花や裁縫道具を彫刻出来ますよ」とお伝えすると、是非ともしたいとの話になり、お客様ご自身で元になる絵を持って来られ、それを彫刻することになりました。
それをどこに彫刻をするのかと話になった時に、納骨されているご遺骨から見える納骨蓋の裏面に彫ることになりました。
開眼式の日に、彫刻した裁縫道具とお花を見ていただき「よいお墓になり良かった」と喜んで頂きました。