森田石材店
平成20年度兵庫県技能士大会に行ってきました。
今回は当社 宮脇の昨年のグランプリ大会3位の表彰と
来月開催されますの全国技能士グランプリ兵庫大会の
決起大会があり参加いたしました。
決起大会は立食パーティーで私のテーブルは出場選手ばかり。
職種、年齢層も様々で、お話をしていると、それぞれの分野の
職人としての技術の奥深さを感じました。
同じ丹波市出身の女性の方(洋裁技能士)に
「手作業で作る服とミシンや機械で作る服では
違いはあるのですか?」
と質問しました。すると、
「やっぱり違いますよ。とくに「襟」などは、
微妙な柔らかさが出ますね。・・・」
なるほど!!まったく私も共感しました。
石の加工も同じで、機械でカットすると定規も吸い付くほど
真っ直ぐな面ができますが、温かみはまったく出ません。
手加工は、微妙なふくらみ(むくれ)を作ることができ、
何ともいえない温かみのある「わびさび」の作品となります。
そんな会話をしながら、お互い「兵庫県」のゼッケンを背負った
プレシャーを噛み締めた決起大会でした。