散骨について

2007年10月20日 08:42

森田石材店
森田石材店

散骨についてちょっと考えて見ました。
といっても自分も自分の周辺にも散骨したいという人を見たことがなかったので、
正直、ちょっと遠い話題だと思っていました。

ところが先日、お客様とお墓についてお話をしていたところ、
「父は散骨してほしいと言ってました。」とおっしゃるではありませんか。
話を聞いてみると、元海軍兵学校で筋金入りの海の男。
でも残された家族は、「やっぱりお参りできるお墓がほしい」との事でした。

散骨が合法か否かについてはこの場では深入りしませんが、
こういったケースは最近テレビなどでも時々耳にします。
そもそも日本で散骨が世間の注目を集めたのは、石原裕次郎さんぐらいからだと思います。
その後、勝新太郎さん、横山やすしさん、ミュージシャンのHIDEさんなどが散骨されていますが、
みなさんいづれもお墓がないわけではなく、遺骨の一部を散骨されているようです。

テレビの番組などで紹介される例は、
「お墓はいらないから海に流す」「誰もあとの面倒を見てくれないから・・・」
という方が散骨しているというような印象を受けますが、実際には少し違うようです。

葬送の形は多様化しているようにも見えますが、この仕事をさせていただいて感じることは、
日本人の内面の感覚はあまり変わっていないということです。
テレビではチョット極端に表現されるのかもしれませんね。

「丹波市・篠山市・多可郡・西脇市・加東市・小野市・加西市・三田市・神戸市・南丹市・福知山市・猪名川町で墓石を販売する創業92年の株式会社森田石材店」

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