yoshidumi
こんにちは、本店の義積です。
お盆の終わり、少し暑さが穏やかになりましたね。皆さん、お盆はどのように過ごされましたか?私は、親戚に遊びにいったり、お寺参りにも行きました。
私は、昨年末に父を亡くしたので、私が家族の代表としてお寺に参りました。初めての初盆のお詣りで、知らない年配の方に混ざり、少し緊張しました。お寺様へのお布施を渡すタイミングさえ分からず、知らないおじさんに教えていただきました。こんな恥もかきながら、人生の勉強をしていくのですね。
さて、お布施を包む「ふくさ」ですが、毎年大活躍です。お寺行事、お葬儀や法事や結婚式にも使用します。ふくさは、もともと、貴重品を納めてある箱の上に、ほこりや汚れ避けとして掛けられていた風呂敷から来ています。贈りもの汚さないように丁寧に運んでいます、という礼儀を示すもの、とされてきました。
皆さんはふくさと言えば何色をお持ちですか?紫や黒が多いと思います。私は紫と、サーモンピンクを持っています。
実は、ふくさも慶弔で使用する色があるのです。お祝いの場合、オレンジ・エンジ・藤・ピンク・紫などを使用します。またお悔やみの場合は、紺・・緑・グレー・うぐいす・紫などを使用します。紫は、お祝い事とお悔やみ事の両方に使えます。今は可愛いデザインのものがたくさん増えてきました。
何かの時には、ふくさから出すとスマートですよね。大人なら一つは持っておきたいアイテムです。我々世代はもちろん、若い方たちも使って欲しいと思います。