髙梨 剛
滝野店 髙梨です。
先日、お墓の撤去工事をさせて頂きました。
今回の墓地は本家新宅で2軒分ですが、墓守はお1人でされておられました。そしてその方もご高齢になり、しかも遠方にお住いでしたので、とうとうお墓参りの足が無くなってしまっての決断でした。
解体工事前の墓地
「本来は守っていける者に伝えていきたいのですがね・・・」
聞けば、あとを取られている方は何処かに居られるらしいのですが全く疎遠で、お墓参りにも来られない。というよりもお墓の存在自体を知っておられないかも。。。との事でした。
解体撤去後の墓地
工事は無事済み、そこは跡形もない更地となりました。これまでの先祖の方々が何百年と守って来られたお墓はたった1日2日で、それまで何もなかったかのように消えて無くなります。もちろん、遺骨や魂は別のところでこれからも供養されていくのですが・・・。
儚く、悲しい現実です。