心がスッキリする本

2017年12月24日 08:00

yoshidumi
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本店の義積です。

最近「心が軽くなる仏教とのつきあいかた」という本に出会いました。ファイナンシャル・プランナー、行政書士、葬祭カウンセラーでもある勝圭子(すぐれけいこ)さんが書かれたもので、タイトルだけだと(仏教=難しい)と思いちですが、とても分かりやすく、どんどん読めてしまいます。
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特に印象的だったお話があります。あるお寺様のお話です。
「仏教は殺生をしてはならないと教えているので、日本以外の国の僧侶は基本的には肉食せず、ベジタリアンです。しかしベジタリアンも、たとえばタケノコのようにそのままにしておけば生長できるものも食べますよね。掘られてしまったタケノコは青竹として空に伸びることはかないませんでしたが、その命はわれわれの体に入り、人が生きるエネルギーとなります。そう考えるとベジタリアンでも命をいただいて食べていることに変わりはありません。」
不殺生とは、滋養としていただく以上にみだりに殺生してはならないという意味だったのではないかと、書かれています。
食するごとに命をいただいていることに感謝することが大事なのであって、そうであるなら日本人は食事の前に「いただきます」と手を合わせることで実践しています。植物であっても命という事ですね。私達はたくさんの命を頂いて生かされているのだと改めて思いました。
仏教は難しそう、お寺さまとのお付き合いもよく分からないけどなんとなくしているなんてもったいないですね。お布施の意味やお寺様の付き合い方など面白い内容がもりだくさんです。中には自分の知っている内容なら心の中で(そうそう)なんてうなづくこともありますが、ずっと疑問だったことなどはすんなりと分かり、読みながら心がスッキリしていくのが分かります。とても面白い本でした。

お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

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