
篠山店の園中です。
今回ご紹介するのは、亡くなって1年までに洋風のデザイン墓を建てられたお客様のお話です。
展示場にあるデザインを気に入っていただきこちらの墓石で決定しました。
が、問題が・・・。
お客様にはすでに既存の外柵があり、そのままの寸法でははみ出してしまうことが分かりました。(区画内寸法:幅126cm×奥行約67cm)
既存の外柵内に納める方法としてご提案したのは
①全体的に寸法を縮める
②パーツを取り除く
お客様は全体的な大きさと雰囲気を重視され、②前のパーツを取り除く方法を選択しました。
次に彫刻の話です。
正面に「偲」の一字を彫ることは決めおられましたが、一字だけを当てはめるとなんか寂しいと言うことで、桜の花を上下の斜交いに彫刻することになりました。
原寸大の文字とイラストの配置をご家族で念入りにチェックされました。
完成がこちら。
今回建てた場所は、お寺の境内墓地です。
周りのお墓は、すべて従来型の和墓です。お墓の高さや全体的な雰囲気も突出した形でなかったので、周囲に違和感なく溶け込んでいます。
桜のイラストもやさしい感じの彫刻になり喜んでいただけました。
住職からもお客様へ「いいお墓が出来たね」とのお言葉を掛けておられました。
限りある場所での建立も、いろいろご提案させていただきます。