仕入担当の森田です。
今日は、『先のことを考えたら墓じまいした方がいいの?』というお話です。
2ヶ月ほど前にあるところで「お墓相談」の相談員として数人の方のご質問を受けました。
↑↑↑相談会の様子です。この方はすでにお墓もあり安泰な方でした。
最近のお悩みで多いのが『跡継ぎがいない』という問題です。「先のことを考えたら、今のうちに・・・」なんて悲しいご相談が多いこの頃です。
しかしこれにもいくつかのパターンがあります。
①子供もいない。頼れる親戚もいない。
②子供はいるが娘ばかり。また息子がいても遠方に住んでいる。
③自分たちはいいが孫がいない(女の子ばかり)。
いつもご相談を受けながら話を整理するわけですが、このうち本当にお墓の継承を心配しないといけないのは①の方だけです。あとの②③については次の世代の問題です。
この様にお伝えすると「子供たちに迷惑をかけたくない」とおっしゃる方も多いです。
そんな時に私は
「息子さん(娘さん)もいい大人として、きっとお考えをお持ちです。いつまでも子供扱いせずに、先のことは安心してお任せされたらどうですか」
とお答えします。
では、問題の①の場合はどうすればいいのでしょうか。
この解決策として最近注目されているのが『お墓のみとり®』というサービスです。分かりやすく言えば、墓じまいの生前予約サービスです。
詳しい説明は以前のブログをご覧ください。
この仕組みを使えば、最後にお亡くなりの方も同じお墓に埋葬され、一定期間(一周忌~七回忌)はお墓で供養され、その後、お墓は撤去され、納骨堂や永代供養にされることになります。
これを事前に司法書士等に依頼して書類をつくり、公正証書にしておきます。そして掛かる費用を先に支払いを済ませておけば安心です。
少し手間はかかりますが、元気なうちに準備される方にはおすすめです。