仕入担当の森田です。
今日はこんな質問…
Q「厄年にお墓を触ってはいけないと聞きましたが…。」
さて、丹波市の方にはおなじみの厄神さんが近づいてまいりました。この時期になると厄年を意識してしまいますね。
そこでお墓を建てるタイミングでも厄年を気にされることもありますので、今回はこれについてお話します。
お墓を建てるタイミングとは
お墓を建てる際に「いつ建てればいいのか?」とお悩みになる方も多いです。
これには決まったルールはありませんが、多いのは法事のタイミングに合わせて建てられるケースです。
早いタイミングからみると
- ①四十九日
- ②百ヶ日
- ③初盆
- ④一周忌
- ⑤三回忌(二周忌)
- ⑥七回忌
となります。
昔のように土葬であれば
昔のように土葬であれば十三回忌が節目でした。土葬の場合は一定期間置いておかないと地面が下がってしまいます。
また昔は短命だったため、親が亡くなる時期に子供の経済力があまり追いついていなかったこともありました。
そんなこともあり、昔は十三回忌がお墓の建立のタイミングでした。
しかし今では火葬のため、ほとんどの方が一周忌から三回忌までに建てられることが多いです。
困る年回りと親戚の声
さて、こんな風に苦労してタイミングを決めたのに親戚から「年回りが悪いから…」と言われたら悩みます。
まして知識もなく、今まで気にもしたことがなかったら本当に困りますよね。
ここで大切なのは、いつも何かするときには暦を参考にされる方は、お墓の時もそうされることをおすすめします。
そうでない方は、この時だけしてもどうなのでしょう。あまり気になさらない方がいいのではないでしょうか。
まとめ
ちなみに厄には小厄・中厄・大厄とあり、ほぼ3年毎にあります。
伴侶が厄の時も小厄となれば、ほとんど毎年厄年になってしまいます。
これに風水や二十八宿、その他の迷信も加えると、お墓も家もいつになっても建てられません。
そんな気持ちを払拭するためにも厄除けがあるのだと思います。
もうひとつ、お墓は故人の冥福を祈る故人への贈り物だと私は思っています。
ですから「何かをしてはいけない」ということは無いと私は思っています。