滝野店の中村です。
お盆を迎えるにあたって皆様様々な準備をされているかと思います。私もお墓に行くと酷暑の中お墓掃除をされているのを見かけます。
夏場は墓石の表面温度は60~80度にもなると言われています。皆様くれぐれも、熱中症、火傷にご注意ください。
さて、お墓そうじに行かれると、日頃気になっていること、普段は気が付かないけど掃除していて気付くことがあるため、この時期は墓石の建立工事もさることながら、リフォーム工事や修理のご依頼もよく頂きます。
今回は延石の修理(据え直し工事)のご依頼を頂きました。
昔は今のようなボンドや金具で延石を固定してるわけではないので、年数とともにずれたり外れたりします。
これらの延石に金具をつけて据え直します。
まず区画内の土をスキ取ります。
延石は現在のものとは違い内側は加工されておらず”あら”が残ったままになっています。
これらの”あら”を機械を使って削り、金具を取り付けられるようにします。
次に延石を据え直し、金具を取り付けます。
最後に取り付けた金具のゆるみ・サビ防止のため、コンクリートを塗り上げます。
土を戻して完成です。
お盆前に修復することが出来たと、お施主様にも大変喜んで頂けました!