森田石材店ブログ - 私の日記 -
京都へ②
2023年07月11日 08:00
先日、またまた京都へ行ってきました。
京都では5月に「葵祭」があるのですが、ご存じですか?
たまたまネットでみかけたので調べると毎年ニュースで見ていた、あの行事でした。
母と「葵祭」に行く予定を立てていたのですが、あいにくのお天気で順延となり見れませんでした…。
でも母も私も家にいれる気分ではなかったので、行ってきました、京都へ。
錦市場を歩き、かわいい物や美味しそうなものがたくさんあり、海外からの観光客の方もたくさんいらっしゃって以前と同じくらい活気が戻っていました!
せっかく来たんやから、それっぽい所に行きたいね~となり、京都駅にも近い東本願寺へ行くことに。
先日お店でちらっと東本願寺の話題が出たところでしたので、道中わくわくです。
結構離れて撮ったのですが、それでも収まらないほどの大きさです!
大きさに圧倒されましたが、境内を見学したり、ぼーっと眺めてみたり。
帰るころには青空が広がっていたので、葵祭できたかもね~なんてぼやきながら帰りました。
他にもお店の方の許可を得て写真も撮らせていただきましたが、ブログに載せていいかわからないのでひとり占めしておきます^^
【カテゴリ】
とある用事でブルガリア大使館へ
2023年06月26日 08:00
仕入れ担当の森田です。
先日、とある用事でブルガリア大使館に伺いました。
東京の代々木公園近く、私にとって大使館は初体験です。
駅から歩くこと5分ほどで到着。
このあたりは小高い丘になっているようで、この建物も段々の設計になっており、
斜面に沿って5階建てになっていました。
一番上(丘の上)には大使公邸が建っています。
この大使公邸は、第2代経団連会長でもあった財界人、旧石坂泰三邸。
設計は銀座和光や徳川黎明会本部を設計した渡辺仁氏で1934年に建てられたものだそうです。
(公邸の庭から。古いですが随所に手の込んだ建物です。灯籠も沢山ありました。)
先に大使館でお話をさせていただいた後、公邸で大使にご挨拶させていただきました。
実はブルガリアはヨーロッパでも有数の石材の産地なのだそうです。
今回は、すでにブルガリアと親交の深い浅賀さんとご一緒での訪問でした。
浅賀さんは過去に何度もブルガリアの石彫家と仕事をされています。
そのご縁もあり、今後の石材の国際交流について話をしました。
(庭にあった浅賀さんの作品。キリルと日本語が彫られています。)
お話を伺っていると、私たちはブルガリアという国に対して何も知らないなあと感じます。
例えば、ロシア語のキリル文字の発祥はブルガリアなのだとか。
ウクライナともつながりが深いようで、戦争はかなり近い問題のようでした。
またブルガリアといえばヨーグルトですが、他にも赤ワインや薔薇(ローズエキス)も有名なのだそうです。
(総会の開会前の様子です。こちらでご挨拶しました。)
残念ながら帰りの時間が迫っておりましたので食事をすることはできませんでした。
あ~ブルガリア料理食べたかったなあ。
お土産にワインをいただきました。
【カテゴリ】
茅の輪くぐり
2023年06月22日 09:00
代表の森田です。
先日、葛葉稲荷神社さんから仕事のご依頼で訪問しました。
すると鳥居に茅草の輪っかが作られていました。
お聞きすると「夏越大祓・茅の輪くぐり」(なごしおおはらい・ちのわくぐり)と書かれてありました。
茅の輪(茅草で作られた大きな輪)は、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う儀式で、この輪をくぐることにより、疫病や積穢れが祓われるといわれています。
くぐり方は「水無月の夏越しの祓する人はちとせの命のぶというなり」という古歌を唱えつつ、左回り・右回り・左回りと八の字を書くように三度くぐり抜けます。注(左回りは左足から・右回りは右足から)
この矢印の順にくぐらせていただきました。
あとの半年間を新たな気持ちでスタートしたいと思います。
最近の本店
2023年06月15日 08:00
こんにちは。
本店の垣崎です。
本店の展示場に置かれている植物が少し増えました。
この二つの観葉植物(パキラとポトス)は私が入社したときから本店にいる先輩です。
一時元気がなく枯れそうになっていましたが、今は元気になりすくすく育っています。
このモンステラは本店に来て10カ月くらい。
最初は4枚ほどの葉でしたが、めきめきと成長中!!
そして新入りの、色鮮やかなユリと孔雀サボテン。
写真は少し前に撮ったものになるので、現在ユリは満開、孔雀サボテンは開花の時期が短くしおれたので摘み取りました。
孔雀サボテンは開花時期の短さから花言葉にも「はかない美」というのがあるそうです。
植物をあまり育てたことがないので、ネットで調べたりしながら試行錯誤しています。
今までに枯れてしまった花もありますが、毎日様子を見ていると愛着が湧き、新しい芽が出ると嬉しくなります。
育て方のアドバイスがありましたら教えて下さい。
また来年もきれいな花を咲かせてくれるようにこれからもお世話していきます。
【カテゴリ】
人形たちにありがとう
2023年06月01日 08:00
こんにちは、本店スタッフです。
森田石材店の葬祭部もみじ市民ホールでは、6月に人形供養祭が開催されます。
入社して初めて人形供養祭のチラシ作成を頼まれた時に、過去の供養の写真を見て日本人形やフランス人形以外にも、テディベアやキティちゃんのぬいぐるみなどもたくさん並んでいて「こういう人形も供養が必要なの?」と疑問に思いました。
私のイメージでは、人形供養というのは雛人形や市松人形のような人の姿をした物を「自分で処分するのはなんだか怖いから供養してもらう」ために行っているんだと思っていました。
なので、読んで字のごとく「人の形」以外の物は別に供養しなくても、そのまま処分すればいいのに…と感じたのです。
そもそも人形供養とは…
日本には八百万の神という「全ての物に神が宿っている」という考え方があり、特に古くから大切にしていたものには魂が宿るとされています。
そのため、思い出が詰まった人形やぬいぐるみなどを粗末に扱うことに対して抵抗を感じる方が多く、そうした方のために役目を終えた人形に対し感謝の意を込めて供養する「人形供養」という習慣が生まれました。
つまり、持ち主の想いがこもった人形であれば猫でもクマでも怪獣でも、しっかり供養してもらい「今までありがとう」と、お別れするのが良いということですね。
怖いから供養してもらう、というのも間違いではないですが、人形への感謝のために供養するというのが素敵です(広告にもその文言が入っております)
…という文章をまとめながら、人形供養という儀式はとてもウェットな考え方だなぁと思ったのです。
ドールオタクには「ウェット派」と「ドライ派」という考えがあります。
どちらも人形が好きという点は同じなのですが、人形に人格を与えて本当の人のように接するウェット派と、好きだけれどもあくまで人形は人形、物であるという考え方をするのがドライ派です。※物だと思っているから扱いが雑…ということではありません。
ちなみに私はドライ派なので、興味が無くなれば未練なく処分します。
私の人形やおもちゃは私が死んだらどうなるのか…たまに考えますが、答えは出ませんね(終活の話はまた次の機会に書きたいと思います)
今すぐなら、大切にしてくれそうな友だちに無償で譲りますが、何十年も後となるとそれも無理です。
苦労して集めたコレクションたち、二束三文で売られて知らない人の手に渡るくらいなら「私のためだけに人形供養祭を開催してもらって全て処分してほしい」と遺書に書いておこうかな。
私の人形供養祭の写真、めちゃくちゃ見たいな~。絶対映えるからTwitterにアップしたいな~。
【カテゴリ】
みつけよう 石の友達
2023年05月15日 08:00
こんにちは、本店スタッフです。
最近購入した絵本を紹介します。
『EVERYBODY NEEDS A ROCK/邦題:すべての 人に 石が ひつよう』著:Byrd Baylor
日本語訳版も出版されていますが、絵本なら英語でも大丈夫だろうと調子に乗って原語版を購入しました。が、結構文字が多いので苦戦しました。いやいや、翻訳アプリって便利ですね。
石は小さな地球。石を通して地球を感じ、持っていて気持ちが落ち着くような、そんな一生ものの 石の友達 を見つけるためのルールが書かれています。
例えば
「大きすぎる石はやめましょう。手になじまないし、ポケットにも入らない」
「においが強すぎる石は選ばないでください」
「石の匂いを嗅ぎましょう。石にはそれぞれの匂いがあります」
皆さん、石の匂いって嗅いだことありますか?私は無かったです。海から来た石なら磯の匂いがしそう。ちなみに、においが強すぎる石がなぜダメなのかというと「紛失しやすくなるしネズミが餌の種だと思って持って行ってしまうかもしれないから」だそうです。うーん…そうかぁ~。
日本だと石は友達として持ち歩くより宝物として箱の中に入れて保管しているイメージがあるのですが、どうでしょう?私は子供時代、石を好んで拾っていた記憶が無いので…(それより、ガードレール付近に落ちている車のテールランプカバーの破片が好きでしたね。キラキラしたものが好きなんです)
石の友達というと、セサミストリートに出てくる女の子・ゾーイも「Rocco」という石の友達を持っています。このロッコとエルモの確執は有名です。
ゾーイはロッコのために誕生日パーティーを開いてあげたり、タイヤのブランコに乗せたり、おやつにクッキーをあげたりします。そうやって、ロッコと仲良くするゾーイを見るたび、エルモは「ロッコはただの石だよ…」と頭を悩ませます。
子供がいっぱい石を拾ってきて困っているお母さん。ぜひ、この絵本を読んであげてください。
そして「石の友達は最高に気に入った1つだけを持とうね」と教えてあげれば、ポケットから何個も石ころが出てくる…なんていうことは防げるのではないでしょうか?
【カテゴリ】
愛犬の死
2023年04月24日 09:00
代表の森田です。
愛犬クッキー(柴犬)が旅立ちました。
14年前末っ子の娘が犬が欲しいと言い出し「ちゃんと面倒見るなら飼ってもいい」という約束でしたが…
結局、面倒を見るのは父・母・おじいちゃん・おばあちゃんでした。
大半は父が散歩をしてくれていたので助かっていたのですが、4年前に父が亡くなってからは、私にその役目が回ってきました。
孫も犬は大好きで、我が家に来たときは一緒に遊んでくれました。
急に目も悪くなり毛も抜け始め、老化が進んだなぁと思いましたが食欲はあったので安心していました。
でも、ある日突然嘔吐。
病院での診察結果は「胆のう破裂」
あと数日ですと言われました。
そこから1週間飲まず食わずで、最期は枯れるように亡くなりました。
弊社はペット用の供養グッズも販売しておりますので、棺(段ボール製)7,000円、骨壺3,000円を購入しました。
小動物の火葬は午前中ということで、9時半に娘と2人で柏原斎場へ行きました。
お線香をあげてお別れをし、2時間後にお骨をもらいに行きました。
これからどこに納めるか決めていませんが、しばらくは父の仏壇の横で眠ってもらおうと思います。
【カテゴリ】
沖縄のお墓
2023年04月13日 08:00
篠山店事務スタッフです。
今年の2月に沖縄旅行に行った時の事です。
バスやタクシーを使っての移動中、何気に外を見ていますと、家と家の間や道端にも、小屋?納屋?のようなのが建っているのを頻繁に見かけます。
バスが沢山立ち寄る恩納村の観光地「おんなの駅」の停留所で降りた時に、間近にあったので写真に収めてみました。
2日目に乗車したタクシーの運転手さんに「あの建物は何ですか?」と聞いてみますと、
「あれは、昔からあるお金持ちの人が建てたお墓ですよ。今はあまり建てない。今は本土と同じような小さなお墓を建てる事が多くなってるから。沖縄を観光地にするために開発が進んで山や森林やったりしたところに、どんどん道が出来て、観光場所も作って行ったから、撤去しにくいお墓などはそのままにされて道端に点在してることもあるんですよ」と教えてくれました。
小さな家にもみえますが、お墓でした。
ちなみに、お家も平屋建てが多いので、「土地が広いからですか?」と聞いてみますと、
「沖縄のおばあは、車で移動して歩かんから足が弱って2階に上がれんので平屋が多い」のだそうです。
今日も、森田石材店のブログをご覧いただき、ありがとうございました。
蓮の花を植えました。
2023年03月31日 08:00
こんにちは、本店スタッフです。
少し前になるのですが、森田石材店本店の近くにあります正覚寺さんで蓮の花の植え替え会があり参加しました。
来年、我が家でも株分けが出来るようにここにメモをしておきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
①咲き終わった後の鉢をひっくり返して、土の中から蓮根を掘り出す。
②蓮根を適当なサイズにカットする(新しい目は関節部分から生えるので切る時は蓮根の部分を切る)
③鉢に少し土を入れ肥料(油カス)も入れます。
④肥料が隠れるように軽く土をかぶせる。
⑤カットした蓮根を並べて鉢の2/3くらいまで土を入れます。
⑥残り1/3は水を入れます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上です。あとは、表面の水が無くならないように気を付けます。
我が家は二鉢頂いて帰りましたが、どの品種が入っているのか全く分からない状態です。
(※2023年3月31日現在、1つだけ芽が出ております)
蓮といえば思い出すのですが、以前勤めていた会社の近くに蓮がたくさん植わっている田んぼがありまして、
そこの近くを通った時に、技能実習生でしょうか?海外から来られている方たちが、蓮の葉っぱを自転車の籠いっぱいに積んで帰っているのを見たことがあります。
何に使うんだろう?と疑問に思っていたのですが、どうやら料理に使われるのではないかと推測しました。
アジア圏では蓮を食べる文化があります。蓮根だけでなく、花・実・茎・葉と余すところなく食べるとこが出来るそうです。
花はお茶に。実は善哉のように甘く炊いてスイーツにしたり、乾燥させてナッツのように食べたり。茎は酢漬けにしてサラダに。
集合体恐怖症の人にとってはお馴染みのあの実が食べられるとは知りませんでした。蓮根と似たような味がするのでしょうか?
私は子どもの頃は蓮根が苦手で、給食で筑前煮なんかが出た日には食べられずに居残りをさせられていました。イヤな思い出です…。
ですが、気が付くといつの間にか食べられるようになっていて、今では好きな野菜の一つです。
残念ながら、蓮は植え替えをしても必ず咲くものではなく、ご住職も「運が良ければ咲きます」といったニュアンスで言われていましたので気長に待ちます。
写真のようなキレイな花が咲くことを願っています。そして、ぜひ実も収穫したいですね!
【カテゴリ】
めざせ納棺師の道
2023年03月10日 08:00
こんにちは。本店スタッフです。
先日、葬祭部の方から「納棺師さんに来てもらってメイクや着替えを習うんだけど見てみない?」と情報を頂いたので参加してきました。
大きなメイクボックスには化粧品以外にお顔の修復に使われる薬品や注射器なども入っています。すごい…。営業さんや現場の方の道具箱もそうですが、仕事道具が詰まったバッグは本当にかっこいいですね。
モデルは葬祭部の板垣さん。目の上にある傷を消していきます。まず肌色のワックスで傷部分をカバーした後、真っ赤なパウダーで周りの肌色と馴染ませていくと…見事に傷が消えました。
ただお化粧をするだけではなく、こういったキレイに見せる技も使われるのです。
みなさんも家ではばっちり決まっていたメイクが出先のトイレで鏡を見たらなんだか浮いてる!?と、ビックリとした経験はありませんか?
エンゼルメイクも同じで、お化粧を施した場所と葬儀会場の照明が違うと色の見え方が変わり「あれ?」となってしまうそうです。そういったところも想定しておられます。
次はお着せ替えです。着物とスーツを習います。
いわゆる死に装束というのも最近は白帷子だけではなく生前着られていたお気に入りの服やエンディングドレスなどを選択肢が増えています。播州織でエンディングドレスを作られている会社もありますね。
じゃあ、私は若い頃好きだったロリータ服を… と思いましたが、嵩張るしパーツも多いので着せていただくのはちょっと無理かもしれません。このように、どうしても着せるのが難しい場合は白帷子に着替えたのち上からお洋服を掛けるという方法もあります。
仕上がった際のお袖の角度まで気を配ります。
今度は男性スタッフに交代。コツをつかめば誰でもラクラクできるよ!というものではありません。
どんなに大変でも「重たいなー」「よっこらしょ」なんて雰囲気は絶対に出せません。常に涼しい顔でスッとこなしていかなくてはいけない、本当に素晴らしいお仕事です。
…ということで、ド素人の私はただただ感動するばかりでした。
納棺師という職業は以前から興味があり、今回お話を聞いていて更に憧れが強くなりました。現実は、超ド級のあがり症なので人前に立つお仕事は無理なのですが…(涙)
そんな私でも実践できそうだなぁと思ったのが「美しい所作は指先から」というアドバイスです。
納棺師の方は、日頃からすべての動作を美しく行うように心がけているとのこと。例えば、ゴミ袋の口を結ぶ時でも美しく…洗濯物を干す時でも美しく…。
これは今後実行してみたいと思いました。
【カテゴリ】