森田石材店ブログ - 私の日記 -
かわいい灯籠
2023年02月17日 08:00
こんにちは。本店スタッフです。
先日、祖母の家でみつけた灯籠。今までは全く気にしていませんでしたが、この仕事についてからは石のものを見つけるたびに「これは何かに使える」と写真を撮っております。
さて、この灯篭の彫刻。右側の鹿は分かるのですが左側のもこもこしたものは何?
とぐろを巻いた蛇?かたつむり…?と気になって調べてみたら「雲」だそうです。上の丸い穴は太陽でしょうか。
これは「春日灯籠」という名前で、春日大社にまつわるモチーフが彫刻されています。
ちなみに反対側は「三笠山」です。写真を撮り忘れていたので、弊社在庫置き場まで行って春日灯籠を探してきました。
と、目当ての写真を撮ってさあ帰ろうとしたのですが。見てください、この灯籠…
「え!ハートマークだ、かわいい!」とテンションが上がってしまいました。これは正しくは「猪目/いのめ」という日本古来から使われている紋様です。
猪目は災いを除いて福を招くという意味が込められていて、伝統的な日本建築・神社やお寺の装飾によく使用されています。
京都・宇治田原町にある正寿院の猪目窓はSNS映えスポットとして有名ですね。
福を招く紋様ということは、見つけたらきっと恋愛運も上がるはずです。ぜひ、みなさんも探してみてください。
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2023年開運日
2023年01月10日 08:00
こんにちは。
本店の垣崎です。
本年もよろしくお願いいたします。
前回2022年の開運日の記事を書きました。
昨年に続き今年の開運日をテレビで見ようと思っていましたが、見逃してしまい。
気になったのでネットで調べました。
2023年の開運日は
『1月6日』『3月21日』『8月4日』とあるようです。
1月6日はもう過ぎてしまいましたね(;_:)
でもまだ後2日あります!!
3月21日は『一粒万倍日』&『天赦日』&『寅の日』
8月4日は『一粒万倍日』&『天赦日』&『大安』
どちらも一粒万倍日と天赦日が重なる開運日。
更に、それぞれ寅の日と大安が重なるといった凄い日。
どちらも覚えておきたいと思います。
ただ、開運日といっても何をしたらいいのかわからない方も多いと思います。
私も宝くじを買うといった安易なものしか浮かんできません。
なのでそれも調べてみました。
開運日には何か新しいことを始めるといいそうで。
開業や入籍、宝くじの購入、家や車の購入なんかが良いようです。
逆にやってはいけないこととして、ギャンブルや退職、嘘をつくなどがありました。
何か新しいことを始めるのは勇気がいりますが、開運日という後押しがあると何かを始めるいいきっかけになりそうですね(^^)
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石の見どころいっぱいの皇居を走った件
2022年12月23日 08:00
仕入れ担当の森田です。
先日、日本石材産業協会の全国の支部長さんが東京に集まる会議があり、私も参加してまいりました。
その会議のオマケといいますか、メインといいますか、会議後のイベントが「皇居ラン」だったのです。
あの一周5kmのあれです。
私は運動は苦手(特に走ることは大の苦手)なのですが、せっかくなので張り切って参加しました。
以下がコースです。
さすがに石屋さんばかりが集まっている会のマラソンです。
ちゃんと周囲の見どころを教えてくれました。
さすがに少しは走りましたのですべてを見て回ることはできませんでしたが、
それでも東京のど真ん中を走るなんてめったにないことですのでキョロキョロしながら走りました。
大手門をスタート、初めはずっと緩やかな上り坂です。
途中でトイレに寄ったりしつつゆっくり1.5kmぐらい走りました。
千鳥ヶ淵の橋を左折するとようやく下り坂になります。
すぐにイギリス大使館が見えます。こんなところにあるんですね。
さて半蔵門あたりから向こうに最高裁判所が見えてきました。
最高裁判所の外壁はすべて稲田石という圧倒的な重厚感です。
↑最高裁判所の外観(Wikipediaより)
さらに国会議事堂の頭の部分も見えてきました。
この坂をずっと下りきったところに桜田門があります。
ここを左折して堀の内側へと入ります。
ここで目に入ったのは素晴らしい石積みです。
特に門の石は技術の結集のような素晴らしさでした。さすがは皇居です。
二重橋を左に見ながらたくさんの車止めが並んでいるところに差し掛かりました。
ここにあるのだから国産石材かと思いきや、中国のG654でした。
大きさと重量が大切な車止めですのでこれでいいのでしょう。
最後はパレスホテルの前を走ってゴールしました。
スタートから45分、ランというよりはウォーキングに近かったですが楽しかったです。
東京に限らず、街には私たちの知らない見どころがあふれているのでしょうね。
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来年の干支
2022年12月15日 08:00
こんにちは。
本店の垣崎です。
後10日もするとクリスマスですね(*^^*)
クリスマスが過ぎるとあっという間に年越しです。
最近、新年のテレビ番組で『今年運勢がいい誕生日ランキング』や、『運勢のいい日』。
などの特集を目にします。
『運勢のいい日』は覚えておこうとテレビを見ているときは思うのですが、月日が経つと忘れてしまいます。
今年の干支の『虎』は、「千里行って千里帰ることができる」という云われから、出て行ったお金を呼び戻してくれる効果がある、十二支の中でも強い金運力を持つともいわれているそうです。
そんな寅年で最強の一日と言われていたのが2022年3月21日でした。
この日は、吉日が3つ重なったスーパー開運日と紹介されていました。
・一粒万倍日
「一粒(ひとつぶ)の籾(もみ)が、万倍にも実る稲穂になる」ことに由来する吉日のこと。
要するに「1が 10,000に大きく膨れ上がる日」なので、(万倍に大きく膨れ上がることを願って)何かを始めるのに、ピッタリな日とされています。
・天赦日
日本の吉日の中で“最上の吉日”とされている日のことです。
すべて神様が天に昇り、万物の罪を赦してくれるため、何をやっても上手くいくとされています。
・寅の日
最初に紹介した「千里行って千里帰ることができる」という云われから、「寅の日に出発すれば、無事に帰ってこられる」や
「寅の日に始めれば、金運を呼ぶ」とされてきました。
何でもこの日に靴を新調するといいとやっていたので、それだけは実践しました。
そして来年は兎年です。
兎年はどんな年といわれているのか少し気が早いですが調べてみました。
兎年は「飛躍」や「向上」の年と言われているそうです。
兎年の最強開運日は、新年のテレビ番組を楽しみに待ちたいと思います。
みなさまの一年もぴょんぴょん跳ねるうさぎのように、飛躍した一年になりますように(^^)
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イベントに参加しました
2022年10月24日 08:00
こんにちは、本店スタッフです。
日曜日は、このブログでも告知しておりました「丹波GO!GO!フェスタ」へ参加してきました。
このイベントへの参加は初めてで、何もわからないまま…最初は「まぁ何個か売れたらラッキーくらいに思っておこうかな」という感じでしたが、やはりお客様の傾向が分かってくると「来年はこうしよう」「今度はこういう風に陳列しよう」と次への課題が見えてきて楽しかったです。
例えば、今回は不要になったサンプル石を箱に入れ『ご自由にお持ち帰りください』と札を付けて足元に置いていたのですが「気になるけど…でも持って帰ってもなぁ…」という感じで結局やめられる反応が多かった気がします。なので、次はもっと活用例を提案できるようにしたいです。
お客様に言われた「鍋敷きにするわ」というアイディアには「なるほど!」と思いました。
私なら「キレイだから」という理由だけで持って帰ってしまう単純人間なので(おかげで部屋の中は物で溢れているのですが…) なかなか動機付けを考えるのが苦手です。
ちなみに、↑の写真のG562はイベント前から目を付けていたので私が持って帰りました。これだけで大満足です。
今回のイベントで一番人気だったのは、石で出来た動物の置き物たちでした。
準備中、開封しながら「この子は…正直どうかな…売れるかな…」と思っていた子でも「かわいい!」とお迎えしてくださるお客様も多くて、むかし上司から言われた「仕事に自分の好き嫌いを持ち込んではいけない」という言葉を思い出し反省しました。みんなかわいいです。
来年の参加に向けて、今からアイディアをたくさん集めたいと思います。
石材かるたが届きました。
2022年09月13日 08:00
こんにちは。本店スタッフです。
次のブログは何を書こうか~ と、悩んでいる時によいものを受け取りました。
以前、このブログでも紹介しました墓詣でさんの「アルティメット 激ムズ石材かるた」です。
「お墓に使う石ってグレーのものばかりでしょ」と私も以前は思っていましたが、こうやって並べると個性的な石がたくさんありますね。それでも、白~グレー系や黒系はそれぞれ特徴をしっかり覚えなければ札を取るのは難しいです。
そして、一番気になっていた印刷のクオリティですが、実際の石と一緒に写真を撮ってみました。どうでしょう。見事に紛れ込んでいます。
「渡された絵札と同じ石のお墓を展示場で探す!」なんていう遊び方も楽しいかもしれません。
私は個人でも購入したので、自分用はこんな風にファイルに収納していつでも見れるようにしようと思っています。
Makuakeでの受注は終了してしまいましたが、一般販売も計画中ということで気になった方は墓詣でさんのサイトやSNSをチェックしてみてください。
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8月27日は仏壇の日
2022年08月25日 08:00
こんにちは。本店スタッフです。
みなさんへお送りしているニューズレターの表紙に毎回「今日は何の日」というコーナーを設けており、その月の記念日を探してご紹介しています。
これが、有名すぎると面白みにかけるし、趣味に走り過ぎたりマイナーすぎてもピンとこないですから、いい具合の記念日を探すのに地味に苦労しています。
さて、数ある記念日の中に「仏壇の日」という記念日があります。しかも「毎月27日」ということで、年に12回も。
もともとは3月27日が仏壇の日だったのですが、だんだんと拡大していって毎月になったそうです。
この3月27日が何の日かというと西暦685年3月27日に 天武天皇が「諸國(くにぐに)の家毎に佛舎(ほとけのみや)を作り、即ち佛像と経とを置きて礼拝供養せよ」との詔を出し、これ以来「仏壇」を拝むようになったとされています。
そのことにちなんで制定されました(ただし、その頃は貴族や役人などごく一部の人だけが祀っていて、庶民にも普及するのは江戸時代に幕府が仏教政策を行うようになってからです)
仏壇の日だから、特にこれをしましょう!という決まりはありませんが、普段できていないお掃除をしたりご先祖様を思うきっかけになれば良いなと思います。
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追記。前回のブログで「お盆とうろう」のことをお話しましたが、その後無事入手できました。
他の方の写真ではブドウやナスなど食品のモチーフが多かったのですが、私のところへやってきたものは鐘や手桶などのモチーフばかりでした。
しばらくこうして飾っておこうと思います。
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かわいいお盆の飾り
2022年08月03日 08:00
こんにちは。本店スタッフです。
もうすぐお盆ですね。
先日、ネットでお盆用品を検索していた時にふと目に留まったものがあります。
東北地方でお盆に飾られる「お盆とうろう/とろんこ」だそうです。灯籠と言っても火を灯すようなものではなく
一見おもちゃのようなかわいらしい飾りです。フリー素材の写真がなかったので、私の拙い絵で申し訳ないですが…。
細長い和紙の両端にカラフルに着色された最中の皮が付いていて、これを盆棚やお仏壇に下げて飾ります。
見た瞬間、あまりのかわいさに即「欲しい!」となり、代行してくれる人がいないか知り合いに声をかけてみたのですが、岩手県に住む人は「こんなの初めて知った」と言っていました。
東北でも主に秋田県・山形県・青森県あたりの風習のようです。
モチーフはカブ・ナス・蓮の花・提灯・鐘など「お供えをしたいけど手に入りにくいもの」を表現しているそうです。
また、吊り下げて飾るのは一説では地獄で逆さ吊りに苦しむ亡者が口にしやすいように と言われています。
お盆前になるとこれがスーパーにたくさん並ぶらしくて羨ましいかぎりです。来年はとろんこを求めて東北へ行くしかないですね。
森田石材店にも、とろんこはありませんがお盆用品を多数取り揃えております(写真はたんば篠山店です)
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厄神さんへお払いへ
2022年07月29日 08:00
滝野店の河合です。
ここ数年ずっと病気やケガが続いてます。そこに重ねて今年は数えの42で厄年です。
どないかならんかなぁ、と厄神さんに厄落としに行ってきました。
神主さんに、厄年って何に気を付けたらエエですか?と質問したところ・・・
「来られる皆さんから
『厄年になればどうすればよいか』『何をすればよいか』また『何をしてはいけないか』
という質問をよく受けますが、時代や地方により様々ですので決まった一つの答えがあるというものではありません。
昔は、厄年になりますと命長く・末長くという想いを込めて、火箸をお祝いとして贈られる方が多かったようです。
火箸を使う機会も多かったですから(現代の様に電気・ガスではなく、炭や薪で火をつける時に使用)。
しかし、最近では火箸を贈られても、厄年の間、箱も開ける事もなく置かれているだけということよく耳にします。
それでしたら、火箸と同じように長い物で実際にお使い頂ける物に想いを込められるのも一つの方法かと思います。
男性でしたらベルトやネクタイ等をお祝いとして贈られるのもいいのではないでしょうか。
女性の方でも、帯やベルトやスカーフ・ネックレスやブレスレット等、火箸に代わる長い物を贈られる方も多いようです。
厄祓いに限らず、ご祈祷はご本人様やご家族様のお気持ちだと思いますので『あれはしてもいい』『これはしてはだめ』という事だけにまどわされないということも大切ではないでしょうか。
世間一般には、厄年の時は災い・災難が起こると言われております。
これは、古代の日本人が長年の生活から見出した習慣ですが、近年特に感じます事は、厄年になると『悪い事が起こる』と言う事だけが頭にあり、悪い方ばかりに考えられる方が多いように思えます。
確かに、何事でも最悪の事態を想定する事はもちろん大切です。
当社も年間数十のお祭がありますが、いつも願う事は当日晴天に恵まれ、参拝者の事故がない事です。
やはり雨が降った場合の準備も当然いたしますが、『雨降ったらどうしよう』という悪い事ばかりを考えずに、前向きに晴天になる事だけを願っております。
『厄年』を少し前向きに考えますと、特に家庭・仕事において『役目の年』『役割の年』と置き換えてもいいのではないでしょうか。
男性ですと家族の柱として、また仕事での責任。女性ですと、家庭での役割・仕事での役目等・・・。
困難・災いとは、乗り越える事のできる人に与えられる神様の試練ではないかと思えます。
今の社会情勢では『厄年』に限らず、毎日がいやな事・つらい事・腹の立つことの連続ではないでしょうか。
これは当然私共神職にしましても同様ですが、困難を乗り切ろうとする前向きな気持ちが、明日へのスタートではないでしょうか。
厄祓祈祷を受けに来られる方の中には、厄年に関らず、悪い事が無く、より良い年になるようにと、ご家族全員、或いは個人で毎年お受けになられる方もいらっしゃいます。
また、会社という大きな団体でお受けになられる方もいらっしゃいます。
御祈祷を受けられることにより、明日へのきっかけとなります事を心より願っております。」
というお話を頂きました。悪い事ばかり気にせず、前向きに考える事が大事ですね。
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