森田石材店ブログ - 私の日記 -

森田 浩介
森田 浩介

仕入担当の森田です。

先日、「母の日参り」のプレス発表の場に行ってきました。

私は協力団体である一般社団法人日本石材産業協会の立場で会場に入らせてもらいました。

母の日参りプレス発表1.jpg

会場にこれだけの報道陣が!

今回の特別ゲストは草刈正雄さん。わたくし初めて見ましたが

「背が高く顔が小さい!」

明らかに私とは別の星の生物のようでした。最近はNHKの朝ドラでもセリフがいいと評判です。

その草刈さん、ご自身はハーフで母子家庭で育った頃のことを回想しながらお話されました。

非常に厳しいお母さんだったこと、「『ありがとう』と『ごめんなさい』を素直に言える人になりなさい」と言われていたことなど、お話されていました。

本来であれば、第2回「母の日参り」手紙コンクールの審査委員長ですので、最優秀作品を読み上げられる予定だったのでしょうが、どうしても涙腺が緩んでしまうので勘弁してほしいと、読み上げは司会者の方がされました。

実際に審査のときも、ひとつひとつの手紙を読みながら涙が出たそうです。

母の日参りプレス発表2.jpg

前列の左から2番目が日本石材産業協会の射場会長です。

実際にホームページに受賞された8作品が掲載されています。さすが1322通の中から選ばれた受賞作だけあって、どれもいい文章ばかりです。それぞれの家族にドラマってあるのですね。

さてもうすぐ母の日。母の日のはじまりは、ひとりの女性が亡き母を偲び、世の母に感謝を表す記念日としてできました。

生きている母に感謝をすることも大切ですが、亡き母のお墓参りも必ずやりましょうね。

【カテゴリ】

新元号 令和

2019年04月02日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

昨日は、新元号が決まりました、仕事柄待ちに待った発表でしたので興味深く見ていました。

令和1.JPG
令和 響きはいいですね。

神戸新聞のアンケートによると20代の7割、30代の6割が生年月日を元号で答えるという回答があったそうです。

令の字は、良い字なんですが、墓石に彫刻するには若干修正が必要です。お墓に残る文字なので良い字にしたいですね。

いずれ馴染んでくると思います。

ところで、この季節篠山の玄関口の渡瀬橋のイノシシ君は桜の首飾りでおしゃれしています。

令和2.JPG

篠山と言えば名産の「イノシシ」「篠山牛」もいます。

令和3.JPG

5月からは「令和元年」「丹波篠山市」が始まります。激動の昭和、災害の多かった平成

「令和は良い時代だったね」言えるようにしたいものですね。

【カテゴリ】

お墓は家族の守り神

2019年01月05日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

平成最後のお正月、2019年がスタートしました。お正月といえば初詣、一年を気持ち良くスタートする行事でもあり、おみくじで今年の運勢を占ったりと気持ちのリセットですね。

さて、私も毎年元日には、地元の氏神様(高座神社)さんにお参りしていますが、息子・娘が帰ってくるとお墓参りに一緒に行きます。

近年「墓じまい」「お墓離れ」などの言葉をよく耳にしますが、年末のお墓掃除、新年のお墓参りはたくさんの方がお墓に来られています。

私の勝手な解釈ですが、神社の神様には無茶なお願いは聞いてもらえないような気がするので「ひとつだけお願い」そします。反対にお墓では、お祖父さんお祖母さん、ご先祖様にはたくさんのお願いをしてしまいます。

お墓には何故か、家族だけの神様的な感覚があり、おねだりが出来ますね。また「誰にも話せない愚痴はお墓に向かって言うと全て聴いてくれる」こんなお話も聞いたことがあります。

お墓は自分の守り神、自分の癒やしの場所としても大切にしてください。

【カテゴリ】

大きなお墓①

2018年10月12日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下です。

現在、工事させていただいている、お墓づくりの話です。

現場は三木市吉川町で、「大きいお墓」というのは、墓地の大きさです。
20181012大きなお墓 (1).JPG

間口5.5メートル、奥行き8.1メートルで44平方メートルの墓地の大きさです。
20181012大きなお墓 (2).JPG

私もこんな大きな墓地のお手伝いをさせていただくには初めてです。墓地が低い所にあり、土が墓地内に流入しています。

上の写真でもわかるように墓地の周りを囲んでいる巻石が見えなくなっている所があるのがわかると思います。

工事初日は既存碑と巻石の解体と2日目に基礎ベースをする為の土出しの作業です。
20181012大きなお墓 (3).JPG

土に埋まっている巻石を掘り出していきます。
20181012大きなお墓 (4).JPG20181012大きなお墓 (5).JPG20181012大きなお墓 (6).JPG

出できました。
20181012大きなお墓 (7).JPG

巻石は元の所に据え直すのでナンバリングして、一旦墓地の外に出します。また、この巻石の上に玉垣を据えるので、洗う作業も必要です。
20181012大きなお墓 (8).JPG20181012大きなお墓 (9).JPG

工事初日は終了です。2日目に巻石の下に基礎コンクリートをして、養生の為に約10日後に工事再開です。

次回も続きます。

日本一の自然石恵比寿!?

2018年09月25日 08:00

森田 浩介
森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
日本人は「日本一の◯◯」と書いてあると弱いですね。
私もそうですが、条件反射的に「へ~~~」と思ってしまいます。
しかし、その根拠は曖昧だったり、いい加減だったり、思い込みだったり、すご~く限定された内容だったりします。
さて、そんな前振りの中、この恵比寿さんです。
自然石恵比寿1.jpg
先日、小旅行で高知に行ったときに見つけました。わざわざ、これを見に行ったわけではありません。大雨で高速道路(高知道)が通行止めになってしまい、仕方なく国道32号を走っておりましたら、「日本一の杉」という看板を見つけまして、ちょっと寄り道しました。
なぜ願い事を声に出さないといけないのか謎です。
しかも、あまりありがたそうにありません。
ちなみに、これが「日本一の杉」です。
日本一の大杉.JPG
なかなか大きくて圧巻でした。
樹齢3000年は立派です。私の説明よりもっと良いサイトが有りましたので、ご興味のある方はこちらを
さて、恵比寿です。
お堂の中を覗いたら、こんな感じでした。
自然石恵比寿2.jpg
自然石のままで、それらしい形だったのでしょう。分かりにくいので、つい色を塗られているのだと思いますが、色がなかった方がありがたそうです。
何を以って日本一なのかは定かではありませんが、ありがたく手を合わせておきました(願い事を声には出しておりません)。

【カテゴリ】

石積み検定

2018年07月28日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

兵庫県石工技能士会主催の前期技能検定(石積み作業)が兵庫県の香美町で開催されました。

1級12名、2級2名の合計14人の申込みがあり、通年の倍の参加人数となりました。

受験者のお話を聞くと、最近の公共工事は免許の提示も厳しくなってきたから・・・という方が多く、大阪・和歌山からも来られていました。

IMG_6997.JPG

受検者は、課題の作成時間が3時間という短い時間と、検定の緊張感との戦いの中、気温37度の猛暑もあり、終わった時は皆さんぐったり状態でした。

C0004.JPG

一つ一つ間知石を加工して積み上げます。

積み方は「矢羽積み・谷積み」と言われる工法です。

みなさんお疲れ様でした。

追伸

14人の審査をするのに3時間かかり、さすがに私も疲れました。

【カテゴリ】

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

先日、3年前にお墓をお世話になったお家に訪問させていただきました。
お伺いしたのは、奥様の7回忌のご命日のご訪問です。
こちらのお家のお墓に花の彫刻をさせていただきました。
ファントーニ彫刻という手法で彫刻しました。
このファントーニ彫刻は普通の彫刻と違って、立体的な彫り方が特徴です。
普通の彫刻では、色を入れないと花のデザインが見えないです。それに対して、この立体的な手法なら色を入れずとも見えるので、色褪せることもなく、石の自然な色合いで見え続けることができます。
P1140256.JPG
こちらのお家は「ガクアジサイ(額紫陽花)」をご依頼いただきました。
ご自宅のお庭に生前奥様が大事に育てられていて、ご家族で決められました。
P1180493.JPG
何も色は入れていません。
写真ではわかりにくいですが、細かい「がく」部分も凹凸があり、立体的です。
P1180998.JPG
P1180995.JPG
完成です。
そして、今回2年振りにご自宅に訪問させていただいたのですが、その「ガクアジサイ」が今年も咲いていました。
雨に濡れていて、すごくキレイでした。
恥ずかしながら、私はこのご縁で「ガクアジサイ」を知りました。
この花を見ると、このお家の事を想い出します。
P1410509.JPG
P1410508.JPG
パワースポット

2018年01月20日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

元旦の丹波新聞の『篠山不思議探訪』という記事に、篠山市味間奥の大國寺にパワースポットが出現ー というのがありました。

記事では寺の本堂の屋根に巨大な龍が鎮座し、その本堂の脇には邪気をはらい、強いパワーを授かれる黄色い光の柱が立ち昇っているという。

パワースポット1.JPG

酒井住職によると、昨年1月のある日70歳代と思われる男性が大國寺にやって来て「すごいな、この寺は」とぽつり。

「屋根に巨大な龍がとぐろを巻いて、この寺を守っておられる」と重要文化財に指定されている寺の本堂を指さして、本堂に向かって左側の一角を注視し、「ここから黄色い光が立ち昇っている。ものすごいパワーを感じる」と口にした。

「私には何も見えないですが・・・」戸惑っていると、「手をかざしてみなさい」と促す男性。

酒井住職は言われるがまま、その場所に手をやると、「あっ、温かい・・・。」確かに”何か”が感じ取れた。

男性いわく、その場所には黒髪の美しい顔立ちをした女神が漂っているのだという。

「やっぱり私には見えないですが・・・」と酒井住職。しかし、何かを感じ取れたのことは確か・・・。

早速、この場所を聖域とするべくお祓いをし、赤い支柱を1対建て参拝口とした。

「パワーが欲しい人や心を鎮めたい人など、興味のある人は一度お参りに来ていただければ。霊感を持っている人なら、龍や黄色い光がみえるかも」という事で早速探訪してきました。

パワースポット4.JPG

大國寺境内の一角に出現したパワースポット

パワースポット2.JPG

「むむむ、感じる・・・」。パワースポットに手をかざす酒井住職

パワースポット5.JPG

私もやってみました。先ず、深呼吸をして、心を鎮めて。次に、利き手を、三石の中心にかざす。微かに温かい風の流れを手のひらに感じました。

目には見えないがとても心地よいパワーを。ちなみに、弊社1月5日の初詣のブログに書いていた『背中を3回ゴシゴシ・・・』をしてもらったのは私です。

私が思うに、究極のパワースポットは皆さんのいちばん身近にあるお墓であり、お仏壇であると思います。

お墓参りをし、お仏壇の前で手をあわせる事でパワーを頂けると思っています。

今年も多くのパワーを貰って良い一年にして行きましょう。

【カテゴリ】

東大寺の石畳

2018年01月17日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

先日、奈良へ行く機会があり、せっかくなので・・と、東大寺へ行って来ました。東大寺と言えば、ご存知の通り「大仏さん」です。何度見てもその大きさには驚かされます。この大仏様の正式な名前は、「蘆舎那仏(るしゃなぶつ)」と言うそうです。
さて、東大寺へ行くと入場ゲートを過ぎて、大仏殿を正面に見ると、その道のりには綺麗に石が貼られています。
東大寺.JPEG
少しわかりにくいかもしれませんが、真ん中の黒っぽい石がインド産の石、その隣の少しピンクがかった石が中国産、さらにその隣が韓国産の石、そして一番外側が日本の石を使って貼られています。これは、仏教の伝来のルートを表しているそうです。仏教がインド~日本へ伝わってくるまでの道のりです。その敬意をこめて、このように貼られているそうです。
この仕事をしていると、ついつい石に目を向けてしまいます。皆さまも、東大寺へ行く機会がありましたら、大仏はもちろんの事、石畳にも注目して見てくださいね。

【カテゴリ】

お墓の恩師の死

2018年01月13日 08:00

森田 浩介
森田 浩介
仕入担当の森田です。
先日、私の恩師がお亡くなりになりました。
恩師といっても学生時代の先生ではなく、大人になってから、そしてこの仕事に入ってからの先生です。私にとっては師匠であり、メンターという存在の方でした。
いつもお墓のことをこうして書いておりますが、その根本のお話を教えてくださったのがこの先生だったのです。
教えていただいたことは多岐にわたります。民俗学の基礎から宗教、哲学に至るまで、およそお墓にどう関係するのだろうかというところから、親切に、時に厳しく教えてもらいました。かれこれ10年以上も私は先生に師事してきました。
十人の会ノート.jpg
上記は10年の授業をまとめたノート
初めに教えていただいたのが「石材店の三本柱 心・美・愛」
【心】・・・それは宗教心。お墓には人を合掌させる力がある。そしてその行為を習慣と思っている日本人こそ宗教の達人なのだ。
【美】・・・お墓としてふさわしい本物の美しさ。尊厳性があり、形・加工技術が一流でなければならない。
【愛】・・・石材店の心構え。お墓が大好きで、お墓の良さを知らないといいものは作れない。
さらに、この「美」について、よいお墓の条件とは、
①力強さ
②素朴さ
③おおらかさ
そして宗教的尊厳を失ってはいけないとも。
先月12月の中旬にも先生の講義を受けました。その時は「今日は喉の調子が悪くてすみません」とおっしゃっておりましたが、まさかそれほど体調が悪いとは夢にも思っておりませんでした。その時に
「神様があと2年私に寿命を下さるなら、書き残したい2冊の本がある」とも。
その2冊の本はもう読むことはできませんが、この10年に教えていただいたことの中に全てが注がれているのだろうと思います。
私の心の中にこんなにも大きな存在だったことを、改めて実感しました。
今頃は二十五菩薩来迎図の様に、25人の如来・菩薩がお迎えに来て、観音様の蓮の花の中で移動されていることでしょう。そして浄土で蓮の花から出られた時に、先に逝かれた奥様とお会いになっておられることでしょう。どうか安らかにお眠りください。
阿弥陀来迎図.jpg
知恩院の阿弥陀二十五菩薩来迎図(京都国立博物館HPより)

【カテゴリ】

1 7 8 9 10 11 15

お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く