森田石材店ブログ - 篠山店 -
村にあるお墓を菩提寺に移す
2025年03月05日 08:00

今回は、丹波篠山市の村墓地にあるお墓を菩提寺の境内墓地に移したお話をご紹介いたします。
移設をお考えになったのは、お客様が丹波篠山市内にお住みになってなく、だんだんと帰って来るも難しくなってきてので、村のお墓の管理が難しくなったのが理由でした。
墓地には、お客様の古い墓石がたくさんあり、一基一基にお花を持ってあがるのも年々大変で、自分達が元気に内にしておきたいとのご理由の一つでした。
お客様からは、菩提寺の明るいお墓に移す事で、安心しました。
先祖代々の墓地から移すのに躊躇する気持ちもありましたが、実際に建ったお墓を見て、気持ちよく嬉しい気持ちでいっぱいですと喜んで頂きました。
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お墓じまいのあとのお墓
2025年01月27日 08:00
たんば篠山店の倉木です。
とても印象的なご依頼をいただきました。今回はお墓じまいをされた後、新たなお墓を建てさせていただいたお話です。
ご依頼主のご家族様は、主にご姉妹の方々が中心となり、故人のお墓じまいを進められました。
以前のお墓は管理が難しくなってきたことから、ロッカーのような永代供養へ移されました。
しかしながら、「永代供養という形で安心はしたものの、どこか寂しい気持ちが残る」というお気持ちを抱えられていたそうです。
特に「故人をもっと近くで見守りたい」「訪れたい時にすぐに足を運べる場所が欲しい」という願いが日増しに強くなり、改めてお住まいの近くにお墓を建てたいとのお話をいただきました。
お墓の完成後、お骨は移せませんでしたが、故人様が大切にされたものを納めました。
ご家族様から「ホッとしました、本当に安心しました」「故人もここで落ち着いてくれる気がします」と、喜びの言葉をいただきました。
新たなお墓がご家族の心の拠り所となり、穏やかな時間を過ごせる場所になったことに、私たちも心から感謝の気持ちでいっぱいです。
お墓じまいは近年、増加傾向にありますが、故人への思いはそれぞれの家族で異なります。
今回のように新たな形で供養を見直す選択肢もあります。
もしお悩みの方がいらっしゃれば、お気軽にご相談ください。お一人おひとりの思いに寄り添い、最適な供養の形をご提案させていただきます。
整理してきれいなお墓に
2024年11月22日 08:00
篠山店の倉木です。
今回ご依頼いただきましたのは、古い先祖様のお墓を新しく建てる工事です。
お父様のご実家のお墓で今後入られる方はおりませんが、ご先祖様を大切にされる想いからお墓参りがしやすいように新しくすることになりました。
工事前がこちらになります。
まず全部で10基ほどあったお墓を処分しました。
すっきりとしたところを整地して、外柵の基礎からになりますのでコンクリートを打設しました。
外柵を取り付け、金具でしっかりと固定しました。
中入れの砕石をいれ、転圧していきます。
墓石と霊標を据え付けました。
最後に防草対策のファイバーレジンを施工して完成になります。(区画の養生テープは後日取り除きました。)
広々とあった区画も必要最低限に纏めて、大変すっきりとしたお墓になりました。
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英霊碑は残しておきたい
2024年11月01日 08:00

今回は、新しく五輪塔を建て周囲を整地した丹波篠山市のお墓をご紹介いたします。
お客様からは、お墓の前にある土葬地を整地して、拝みやすいようにして欲しいとのご依頼でした。お打ち合わせの中でお客様から、叔父さんになる英霊碑は残しておきたいとの想いをお聞きました。叔父さんのお名前は霊標にも彫刻されているので、この機会に整理をすることも考えられたようですが、やはり英霊の方は特別な方にあたるので、このまま残すこととなりました。

before

after

Before
完成したお墓を見て、新しい五輪塔が出来て気持ちいいし、お墓の前がきれいになって嬉しい。雨の日や、雨上がりにお墓参りをすると、足の裏にいっぱい土がついて大変だった。
以前よりも不思議と広くなったような感じもし、叔父さんの英霊碑もキッチリ配置してくれ、やっと落ち着いた気がしますと、喜んで頂きました。
ちょうどいいお墓
2024年10月04日 08:00

今回は、和洋折衷の形「ドゥース」のお墓をした丹波篠山市のお客様をご紹介いたします。
お客様との打ち合わせの中で、従来の形の和墓ではなくて、でも奇抜な形でもなく、その中間ぐらいお墓がいいと話になりました。店内に展示しているお墓、「ドゥース」を一目見て気に入って頂きました。
開眼式に、般若心経が書かれた一枚の用紙を持って来られました。それは、お父さんお母さん、お姉さん、ご夫婦にお子さんとみんなで少しずつ書き上げた般若心経です。
それを、お骨を納める納骨堂へ大事に納めました。「ごちゃごちゃしていなく、ちょうどいいお墓になり、これからみんなが集える、いいお墓になりました」と喜んで頂けました。
【カテゴリ】
綺麗にお掃除
2024年08月30日 08:00
篠山店の倉木です。
もうお盆も過ぎましたが、まだまだ厳しい暑さが続きますね。
毎朝展示場の墓石を拭いていますが、暑くて暑くてしんどいです。
お盆にお墓参りされ、お墓掃除されたたかも多いと思います。
お盆前はお墓掃除のご依頼を多くいただきました。
遠方でなかなかお墓参りに行けない方や身体面でお墓に行くのが難しい方など。
毎年お盆前やお彼岸前ご依頼いただく方もおられます。
今回ご依頼いただいたのは、毎年お掃除させていただいているお墓になります。
ファイバーレジンもさせていただいており、草が生えていませんが、
木に囲まれた墓地なので、落ち葉が隅に溜まっていました。
落ち葉を掃いて、綺麗に拭き上げ、お花を挿して完了です。
墓石全体の洗浄は勿論、普段は動かさない水鉢や花立などを動かしてお掃除します。
また、正面彫刻の文字の中など、お掃除が難しい所もさせていただきます。
お墓掃除は濡れたタオルなどで拭いていただくだけでも充分ですが、何年かに一度はプロの手でお掃除はいかがでしょうか?
亡くなった人の名前をちゃんと正面から読めるようにしたい
2024年08月11日 11:51

今回は、丹波篠山市でリフォーム工事をしたお墓をご紹介いたします。
お客様のご依頼としては、霊標の彫刻が小さく、色も薄くてほとんど読めない。
また、霊標の表面に戒名だけが彫刻されいて、名前や亡くなった日は裏面に彫っいて裏に回らないと誰の戒名かわからない状況でした。
正面から見てちゃんとわかるように霊標を新しくして欲しいとのご要望でした。
お墓を建ててから20年以上が過ぎていることもあり、お墓が前に傾いていることをお伝えすると、
この際直せるところは直して、草が生えないような施工をして欲しいとのご依頼を頂きました。
工事を終えたお墓を見て、お客様からお墓も新しくなったような気がすると感想を頂きました。
霊標の文字がはっきりと、正面から読めるようになり、大変満足をされていました。
施工前
施工後
施工前
施工後
お墓の周囲を快適に!!
2024年08月02日 08:00
篠山店の倉木です。
今回は区画周囲のコンクリート舗装と階段の修繕のお話です。
お墓の周りに草が生えて大変、雨の時横から水が流れてくるとご相談いただきました。
工事前がこちらになります。
この写真では草を引かれて綺麗に手入れされていますが、やはり草が多く大変だそうです。
また、写真右側から水が流れてきて、土が溜まってしまうそうです。
まず、階段ブロックを据え直して、横には土留めを付けました。
そして型枠を組み、
コンクリートを流し込み、綺麗にならしました。
型枠を外し、最後に整えて工事完了となります。
とても暑い日でしたので、作業が終わった後も職人さんがヒビ割れしないように水をかけて下さいました。
最後の最後まで丁寧に仕上げていただき、大変喜んでいただきました。
お母さんへ想いを彫刻
2024年06月14日 08:00

今回は、お母さんの思い出を彫刻した三田市のお墓をご紹介いたします。
お客様との打ち合わせで、お母さんは手先が器用で裁縫が得意だったと。そして、お花が好きでお庭に花をたくさん咲かせていたとお聞きしました。
そこで「もしよろしければ、お母さんが好きだったお花や裁縫道具を彫刻出来ますよ」とお伝えすると、是非ともしたいとの話になり、お客様ご自身で元になる絵を持って来られ、それを彫刻することになりました。
それをどこに彫刻をするのかと話になった時に、納骨されているご遺骨から見える納骨蓋の裏面に彫ることになりました。
開眼式の日に、彫刻した裁縫道具とお花を見ていただき「よいお墓になり良かった」と喜んで頂きました。