森田石材店ブログ - ちょっと考えてみました -
お墓にも備えを
2019年10月12日 08:00

滝野店の髙梨です。
明日、台風19号が最接近するとの予報の中で書いております。
「石は重たい。だから台風とか大丈夫やろ。」と思われますよね。
一般的な御影石の重さの目安は30cm×30cm×30cmの直方体の大きさで約70kgで計算を致します。
例えば一般的な9寸角の竿石(◯◯家之墓と彫る部分)で約130kg、一般的な霊標板(戒名等を彫る部分)で約110kgあります。
意外と重たいでしょ?
この写真は昨年の台風で当社の展示品が倒れた一枚です。
「展示品だから・・・」と安易に考えておりましたので、簡易的な固定だけでした。
風を受ける面積が小さければとも思っていましたが、こちらの写真はアルミ製の塔婆立が正面から風を受けて石を破壊して後方へ飛んでしまった時の一枚です。
製品も施工も問題はなかったのですが、自然の脅威にやられました。
地震に備えては免震施工がございます。
最近は「お墓の保険」もある時代です。
年々温暖化のせいでしょうか、自然現象も怖いくらいになっているように感じます。
安易に「簡単で安く」の考えではなく、末代までのお墓は特に「万が一」に備えてしっかりしたものを作って頂きたいと思います。
そしてこの台風の影響も最小限に治まって欲しいと祈るばかりです。
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お念仏と御詠歌
2019年10月04日 08:00

代表の森田です。
父が亡くなって間もなく四十九日を迎えます。
はじめに一番心配したのが「念仏」です。念仏は祖父母の時に唱えていたので何となくわかってはいたのですが、いざ自分が先立をすると勝手が違います。初日は申し訳ないほど下手な念仏でしたが、親戚の方に念仏CDをお借りして唱え始めました。三七日を迎える頃には慣れてきて先立も楽しくなってきました。
さて、「西国三十三所霊場」の御詠歌を唱えるのはなぜでしょう?
まず33ヶ所の霊場(札所)はすべて観世音菩薩を本尊とするお寺です。菩薩さまは33の姿で現世の衆生の嘆き悲しみを救ってくれると言われています。
あらためて御念仏は少しずつ悲しみ寂しさを癒やしてくれる四十九日間だと思いましたし、西国三十三所霊場をお参りしたくなりました。
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祖母の遺影写真
2019年10月02日 08:00

本店の山崎です。
先日、義理の祖母が満100歳で亡くなりました。
数か月前には、100歳のお祝いを親戚一同で行ったところでした。
祖母は、施設に入る前は90歳を越えていましたが1人暮らしをしており、身の回りの事は人に頼らず自分でやっていました。
施設に入ってからも、会いに行くといつもひ孫の成長に目を細め、ニコニコと出迎えてくれる優しいおばあちゃんでした。
ですから、世間一般には大往生でしょうが、やはり少し寂しく思います。
通夜の日、会場へ入った時、真っ先に目に入った遺影写真に思わず笑ってしまいました。
祖母の遺影写真は、オーストラリアへ旅行へ行った際に撮った、コアラを抱っこして満面の笑みを浮かべているものでした。
生前に「これを遺影写真に!」と自らが希望していたものでした。ですから、一切加工はせずそのままの状態で使用しました。
通常なら、亡くなってから家族が選び、喪服に着替えた加工をし、黒い額縁に・・・というのが昔ながらの遺影写真というイメージがあります。
でも、祖母は何年も前から自らこの写真で!と大事に保管し選んでいたかと思うと、家族みんなが、是非ともこの写真で・・・と即決でした。
そして額縁も薄いピンクのものに黒いリボンではなく、周りに花をあしらった物を選びました。
祖母らしい優しい遺影写真でした。
現在では、終活ブームもあってか生前に遺影写真を撮る人が増えています。
自分らしい1枚を残しておく事が、家族にまた1つの思い出を与えてくれるのかな
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鹿児島の女子高校生がクラウドファンディング~その後~
2019年09月20日 08:00

仕入れ担当の森田です。
以前のブログでご紹介しました「鹿児島の女子高校生がクラウドファンディング」。
彼女たちがすすめていたのが「お墓参りタクシー」です。この程、この結果レポートが届きました。
実際に5月にも試験運行されています。その報告がこちら
レポートには、ここに至るまでの苦労や協力を得ることの難しさなどが綴られていました。特に介護施設の事情や、要介護度による対応の違いなど一般的にはあまり分からないことばかりが立ちはだかっていたことなど、大人でも心折れてしまいそうな内容で、よく実現できたなあと思いました。
これから彼女たちは受験生ということで、本格的な実現は花屋さんとタクシー会社に事業が引き継がれることになるようです。
継続のためには、これからも費用がある程度の費用はかかりそうですが、地域のお年寄りがお墓参りが出来るように続いてほしいと願うばかりです。
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女性専用のお墓
2019年09月18日 08:00
本店の義積です。
前回ブログで言っていました葬祭ディレクター試験を受けてきました。
筆記試験などは余裕だったのですが、幕張りではスタート直前に緊張してしまい上手くいきませんでした。
合否はまだ分かりませんが、試験も終わったので、これからは秋の風景を撮りに歩き回ろうと思います(*´▽`*)。
さて先日「女性専用のお墓」の記事を目にしました。正直そのようなお墓があるのを初めて知りました。驚きました。
お墓といえば、ご先祖様をお祀りし代々引き継がれて行くものだというイメージです。
しかし、全ての方がそれが当然のことと思われていないようです。嫁が嫁ぎ先のお墓に入りたくない、男兄弟が家を継ぎ、自分が肩身が狭いなどがあるようです。
結婚している・していないにかかわらず、「旧習に縛られなくていいんじゃない」とばかりに旧来のお墓から飛び出て、「わが家らしい」あるいは「自分らしい」お墓を求める女性が増加しているそうです。
写真をみると、明るい公園のようで、とても素敵です。
記事の中には、女性専用のお墓を申し込まれた方の中には「最後に自分が眠る場所を自分で決めて、確保できた安心感が大きいです」という言葉が出ているそうです。
少し前の時代なら、ありえないという風潮ですが、今はこのような考えもあるのですね。
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線香立て盗難相次ぐ
2019年08月17日 08:00

仕入れ担当の森田です。
8月3日の神戸新聞にこんな記事が載っていました。
「線香立て盗難相次ぐ」
盗まれたのはごく一般的な線香立てです。ほとんどのお墓に取りつけられています。
昔は固定式だったのですが、今のものはネジ式になっていて取り外して掃除できるようになっています。
お墓は屋外にありますので、盗んだりすることはいつでも出来るわけですが、今までにそのようなことを聞いたことがないのは、手を合わす場所だからでしょう。
しかし、こんな風に多発すると、そんなことも言っていられない人がおられるのでしょう。
ちなみに数年前、ステンレスの花筒が盗まれた時期がありました。それ以来、お墓参りの時にステンレスの花筒を持参し、終わると以て帰る方もおられるそうです。
線香立ても何らかの対策が必要になるかもしれません。
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神道型のお墓
2019年08月15日 08:00
本店の義積です。超大型台風が日本に近づいています。大きな被害が無い事を祈ります。
さて、本日8月15日は終戦記念日です。
1945年8月14日ポツダム宣言を受諾し、翌日15日正午昭和天皇による玉音放送により、第二次世界大戦が終結しました。
私は戦争を経験したことはありませんが、子供の時に「はだしのゲン」を見て原爆や戦争の悲惨さを知り、昨年には舞鶴の引揚記念館に行き多くの方が戦争により大変な思いをされた事を知りました。
戦死者のお墓は、普通のお墓とは形が違います。常のお墓と比べて少し細長いもので、石の上の部分はトキン型といわれる尖がった形になっています。
神道型といわれるお墓です。
昔、天皇は「現人神(あらひとがみ)」とされ、人間でありながら、同時に神であるとされていました。
戦死者は、天皇を護るべく天皇に仕える者とされ、そのために戦争中に亡くなった方は天皇に奉公し亡くなったとされ、英霊という神に仕える霊となる為、戦没者のお墓は神道型と言われています。
お盆は、ご先祖様に手を合わせ今ある命に感謝し、また平和である時代のありがたさを再確認する時期なのしれません。
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お盆を迎えました
2019年08月12日 08:00

本店 山崎です。
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亡き母への手紙
2019年08月08日 08:00

仕入れ担当の森田です。
事前に予約していた本が届きました。
「『亡き母への手紙』母の日参りパートナーシップ編(KKベストセラーズ)」
日本香堂さんが中心となって開催されている「母の日参り」が毎年開催されていますが、昨年から「亡き母への手紙」ということで、全国よりたくさんの応募があったそうです。その数、3000通以上です。
その3000通のお手紙の中から、厳選した50通がこの本に納められています。私もまだ読んでおりませんが、以前にホームページで紹介されているものを何通か読みました。その時も、思わず引き込まれる
ような作品(手紙)が多かったと記憶しております。今年の記者発表の時に、選考委員長の草刈正雄さんが「一通一通、読みながら涙が出ました」とおっしゃっていました。
内容が楽しみですね。この本はアマゾンや書店にも売られています。
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心静かに・・・
2019年07月21日 08:00
こんにちは!
滝野店スタッフです(*^-^)/
写経って聞いたことあるけど、どういう意味があるの?
写経とは
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