森田石材店ブログ - 仏具 -
ひとつは持っておきたい
2021年10月08日 08:30
こんにちは。
本店の垣崎です。
結婚式でのご祝儀や、お葬式での御香典を包むために使われる「袱紗(ふくさ)」、皆さんお持ちでしょうか。
袱紗に包んで渡すのは知っているけれど、袱紗の色や包み方、形の選び方などなんとなくしか知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私も友人の結婚式で袱紗を使用する機会があり、包むのは知っているけれど、どうやって渡すのかな?と思い調べたことがあります。
初めになぜ袱紗に包んで渡すのかというと、結婚式でのご祝儀やお葬式での御香典をかばんに入れて持ち歩く際、しわがついたり、水引が崩れたりすることを防ぐ目的があります。
また、熨斗袋で金封し、さらに袱紗で包むことによって、礼節や、相手と嬉しさや悲しさを共有するという気遣いを示すことができるからです。
袱紗は色もたくさんあり迷います。
目的によって色が違うので注意が必要です。
一般的には下のように言われています。
慶事用・・・紫、赤、朱、オレンジ、黄色、薄紫、ピンクなどの暖色系
弔事用・・・紫、緑、紺、藍、茶色、グレーなどの寒色系
目的によって色を変え2つ持っておくか。
どちらにも使用できる紫を1つ持っていると便利です。
袱紗の形は、大きく分けて「包むタイプ」と「挟むタイプ」の2つに分けられます。
「包むタイプ」には、正方形の布がそのまま使われた風呂敷タイプ、それに金具が付いた爪付きタイプ、台付きタイプがあります。
台と爪がどちらもついているタイプもあります。
挟むタイプには、金封袱紗というものがあります。
中にそのまま挟むだけでよいので、開閉がとても簡単です。
最近では、使いやすさの面から金封封鎖は老若男女問わず人気です。
そして渡し方ですが、袱紗で金封を包む時の重要なポイントは、慶事の際は袱紗を右開き(左手で持って右手で開けられるよう)に、弔事の際は袱紗を左開きにすることです。
慶事の場合は、自分から見て右開きになるように持ったら、袱紗から金封を取り出して袱紗の上に置きます。
時計回りにまわし、相手が文字を読める方向で渡します。渡す際にはお祝いの言葉を一言。
※弔事の場合は右と左を置き換え、反時計回りにして渡します。渡す際にはお悔みの一言を添えましょう。
大人のマナーとして、お子さんが独り立ちするときや、成人祝いにプレゼントするのもいいかもしれませんね。
【カテゴリ】
モダン上置仏壇を納品させていただきました
2021年10月07日 08:00
滝野店の真下尚利(ましも ひさとし)です。
今回は仏壇のお話です。
同じ時期に、同じ仏壇を2基納品させていただきました。
2軒のお客様宅ともお墓をお世話になったお客様です。
色々なご希望を伺い、展示していない仏壇でしたが、それぞれご注文いただきました。
こんな2色柄のモダン仏壇の上置きタイプです。台はそれぞれのお宅でご準備されました。
天井にダウンライト付きです。
1軒目はこんな感じで、ご納品いたしました。ご本尊は阿弥陀如来です。
2軒目のお宅は位牌もご注文いただき、モダン仏壇にマッチした位牌です。
自立タイプのご本尊で大日如来です。
背景は何種類かのカラーがあるのですが、シンプルに黒をご注文いただきました。
2軒とも仏具もほぼ同じものです。シンプルで落ち着いた感じで喜んでいただけました。
【カテゴリ】
お仏壇の常花
2021年10月06日 08:00
はじめまして。
7月よりお世話になっております事務スタッフです。
どうぞよろしくお願いいたします。
こちらに勤め出してから、色々なものが気になるのですが、店頭のお仏壇に飾ってあるこちらのきれいな仏具に目が行きます。
常花(じょうか)と呼ばれるもので、華供養具の一種です。
仏教界において最上の花とされる蓮の花を象っていて、茎は5本や7本など奇数の本数とされており、通常は左右一対で飾ります。
常花には『永遠に咲き続ける』という意味が込められているそうです。
様々な材質の常花がありますが、こちらは真鍮消金メッキなので、光沢が抑えられ落ち着いた上品な印象ですね。
お手入れは、生花と違って水を替える必要はありませんが、埃がついたときにはやわらかな毛ばたきなどでやさしくふき取るのがおすすめです。
又、宗派や地域によっては常花は飾らないそうなので、事前に調べておかれるのがいいと思います。
【カテゴリ】
質の良い経机が欲しい
2021年09月10日 08:00
こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
先日「経机が欲しい」という問い合わせがありました。
「店にあるので見に来てください。だいたい2万~です。」と…
すると、「もっといいのが欲しい」と…。
当店で通常販売しているのが、【黒檀調経机】です。
<調プリント>心材に木材の模様をプリントしたものを貼り付けたもの。
艶があり木目があるのがわかります。重さもそんなに重くなく価格もお手頃です。
が、今回お選びいただいたのは…
【紫檀・総ムクオープン】
<総ムクオープン>希少な高級唐木の無垢材で造り上げ、木目の凸凹を埋めない「オープン塗装」で仕上げたもの。
無垢材:合板や集成材ではなく、使用する形状で丸太から切り出した木材
引出は桐箱。天板はフローリング仕上げ。色艶がプリントとはまったく違うのが分かります。
ただ、無垢材なので重さもずっしり重く、女性が運ぶのはちょっと大変かもしれません。
仏壇も同様、材質によって価格や質感が異なってきます。
長く使うものなので、この様なこだわりもよいかもしれません。
気になることがございましたら、お問合せ下さい。
【カテゴリ】
お位牌のお手入れ
2021年09月07日 08:00
本店の義積です。
お盆も過ぎて少し過ごしやすくなってきましたね。
会社の周りでは早くも稲刈りが始まっています。
秋の収穫が楽しみです。
さて今日はお位牌のお手入れのお話です。
新しいお位牌には、当たり前ですが傷などはありません。
しかし、ご自宅にあるお位牌はたまに傷がついている場合があります。
追加彫刻の為に会社にお持ちになるお位牌にも傷があるものもあります。
おそらく一生懸命掃除をされて傷がいってしまったようです。
せっかく作ったお位牌の金がはがれたり、傷があったりすると残念ですよね。
お位牌は位牌の手入れは、何もしない、手を触れないのが一番です。
塗り位牌は、通常金箔や金粉または、蒔絵などで仕上げされています。
汚れを拭き取ろうとして金の部分や蒔絵の箇所を強く拭くと剥がれてしまいます。
総金や金粉仕上げの位牌を、拭くと金がはがれたりまだらになったりすることがあります。
金箔は薄いものですから、強く擦り拭きあげると剥がれて下の黒い塗りの色がでてくるのです。
そのため一切手を触れずそっと安置しておくのが一番です。
どうしても触らないといけないときは柔らかい手袋をはめることをお薦めします。
手袋はホームセンターや100均でも手に入ります。
そして塗りの位牌は水拭きしないでください。
柔らかいクロスなどで金や蒔絵の部分を避けて、塗りの部分だけを軽く拭く(強くこすらない)のがお手入れ法です。
【カテゴリ】
今回もまとめさせていただきました
2021年08月27日 08:00
本店の髙梨です。
この度のお客様も昔からのお家で、たくさんのお位牌がありました。
今回、新しいお位牌を作るにあたって先祖様のお位牌もまとめて新しくさせていただきました。
こちらがいっぱいになったお仏壇です。
ほとんどのお位牌は古く、パッと見ただけでご戒名は見えません。
一番右にあるお位牌は、実は5名様が彫刻されているお位牌です。
今回は上の段のご先祖様すべてを1柱にまとめさせていただきました。
いかがでしょうか。きれいになりました。
初代様ご夫婦は江戸時代の前期(徳川綱吉や吉宗の時代)がご命日です。
この時代はどんな感じだったのでしょうね。テレビのままのような感じだったのですかね。
お位牌やお墓って当時から引き継がれていて、本当に奥深いものですね。
【カテゴリ】
仏具コーディネート
2021年08月25日 08:00
こんちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
最近の仏壇事情は以前にもお話ししましたが、モダン仏壇(家具調)が増えています。
それに合わせて、仏具も色々な材質・カラーがあります。
今回は、ふんわり優しいピンクのコーディネートのご紹介です。
仏具に色は決まっているの?と問われることがありますが、決まりはございません。
毎日、手を合わして、御給仕される方が好きな色を決めることが多く見受けられます。
今回も、奥様が好きなカラー@ピンクで揃えたい。とのことでこのような形になりました。
経敷も桜柄のピンクをお選びになりました。
ちなみにこの経敷は、難燃加工が施されているので、もしもの時に安心です。防災だけでなく、仏壇自体を傷つけない役目もあります。
大きさやカラーも様々。仏具と合わせるも良し、好きな色(柄)を選ぶも良し。
経敷が入ると仏壇もグッと明るくなります。サイズ、カラー等、お気軽にお問合せ下さい。
【カテゴリ】
ペットと一緒にお墓に入りたい
2021年08月20日 08:00
本店の義積です。
私は柴犬が好きですが、家の事情で飼うことができないため、いつも動画を見ながらニヤニヤしています。
私が子供の頃は犬は外で飼うのが当たり前でしたが、最近は室内で飼うことが多いようです。
季節に応じた服を着せてもらい、まさしく家族の一員ですね。
そのような気持ちから「自分が死んだら愛犬と一緒のお墓に入りたい」という方がおられます。
入れるかどうかとなると問題がいくつかあります。
難しい理由のひとつは仏教の中の解釈です。
仏教の世界では六道という六つの世界に、生きている全てのものが分けるられていると考えられています。
その六つの世界とは地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上です。人間以外の生き物は畜生界と定められているので人間とは一緒に埋葬するべきではないとされており、同じお墓に入るのはNGと考えられています。
霊園によっては規則に、人間以外の埋葬を禁じている所もあります。
また、先祖代々のお墓であれば、人間以外の骨とお墓にと一緒だなんて嫌だという方がおられれば問題が起きてしまいます。
とはいうものの、最近は、ペットと一緒に埋葬OKの霊園もありますし、犬や猫用のお墓もあります。
埋葬ではなく、散骨や手元供養として家の中で供養する方法もあります。
ペットの散骨は不法投棄にあたります。現在は火葬の上、斎場で供養が多いようです。
手元供養とは、自宅などで小さな骨壺や容器に入れて保管し、身近に置いて故人を偲ぶというものです。最近はおしゃれなものも増えています。
【カテゴリ】
新しい仏具入荷しました
2021年08月18日 08:00
本店 山崎です。
新しい仏具を仕入れました!それがこちら!!
「奏(かなで)りん」です。
本体のサイズはおおよそ5センチで、とてもコンパクトです。
現代の住宅事情にあった家具調仏壇にも合わせやすいデザインです。
また一般的なりんはお椀のような形をしていますが、これは反対向き(まるできのこのようです(^^))なので、お手入れもしやすくなっています。
ドーム型の形状は、鳴らすと音が反響し、柔らかく伸びのある音が響きます。
ぜひ、「ち~~ん♪」と鳴らしてみてください(^^)/
【カテゴリ】