お盆かざり ~盆提灯~

2017年07月08日 08:00

滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

こんにちは(*^^*) 滝野店の下中です。

本格的な暑さになってまいりましたがお変わりなくお過ごしでしょうか・・・。
そろそろ・・・ご先祖様がわが家に帰って来られるお盆が近づいてまいりました。
今回はお盆飾りの定番、盆提灯を紹介いたします。
提灯には、葬儀用とお盆用の提灯があります。
葬儀の提灯は、故人の魂が安らかに成仏する事を願うためもので、盆提灯は仏様になられた故人様を含めたご先祖様をお迎えする「迎え火」、お見送りするのを「送り火」といいます。この時の「火」の役割をするのが盆提灯なんです。
迎え火のあかりとは、ご先祖様の御霊がお里帰りされる際の目印として、送り火はご先祖様が迷わないようまっすぐ帰れるようにと導くものです。
こんな提灯はもございます。
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是非ご来店くださいませ。

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い草座布団

2017年07月05日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

8月に入りお盆が近づいてきますと、お寺の住職は、檀家の家を一軒一軒、棚経にまわられます。
暑い時期ですので、麻の入った生地の座布団や紗の座布団も良いのですが、い草の座布団をおすすめいたします。
い草の特徴は、湿度調整機能・空気の浄化機能があり、香りの成分は、森林浴と同じリラックス効果があるといわれています。
一般的には、55cm角サイズが多いのですが、住職用には大き目の70cm角サイズの座布団を購入される方が多いです。
また夏の暑い時期には、い草面を使用し、それ以外の時期にはい草面の縁と同じ金欄面を使用するリバーシブルタイプの座布団もございます。
リバーシブルタイプの座布団です。
い草面
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金欄面
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素敵な仏具を紹介します。

2017年06月21日 08:00

滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

こんにちは(*^^*) 滝野店の下中です。

お客様が 「可愛いゆらゆらするリンがほしいの・・・。」 とご来店されました。その時には店に置いてなくかったのですが、置いてみました。
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リンの名前は 『たまゆらりん』! 名前の通りのリンですね~ほんとうに可愛いゆらゆらするリンでした。
動画も撮影しました。たまゆらりんの素敵な音色をお聞きください。↓↓
澄み切った音が印象的な  『リン』 ・・・不思議と遠くまでよく通る音。また、『リンの音は極楽浄土まで響く』 という言い伝えがあります。リンの音を聴くと心が洗われるような気がします。
滝野店では色んな 『リン』 を置いております。また紹介させていただきますね・・・。

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浄土真宗の上置仏壇

2017年06月18日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

最近は、住宅事情も多様化してきて、上置きタイプのお仏壇を購入されるお客様が増えてまいりました。この度、納入させていただくのは、浄土真宗(大谷派・東)のお客様で、塗りのモダンタイプの上置仏壇です。ご本尊様は立阿弥陀様の掛軸で、利休型の三具足と華鋲、仏器にてお祀りいたします。
このお仏壇の特徴としては、扉の内側に桜の花の蒔絵が施されています。蒔絵とは、漆工芸の加飾の一つで、漆やカシューで文様を描き乾かないうちに金属粉(金・銀・銅)や顔料の粉(色粉)を蒔いて固着させて造形する技法です。
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この蒔絵は、顔料の粉(色粉)と一部の花びらの縁に銀粉が使用されております。最近では、このような蒔絵が施されたお位牌や香炉や仏器台などがあります。また蒔絵は、切金(細長く切った金・銀の箔を用いて繊細な文様を描く)や螺鈿(貝殻を文様に切り張付けたもの)と併用して装飾されることも多くあります。またの機会にご紹介させていただきます。

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井上
井上
こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
今回は、お墓掃除アイテムのご紹介です。
その名も「ご洗浄さま」!
なんと、”ダイヤモンドのパワーでお墓を簡単にお掃除”らしいです。
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ほんとうなのか?実際使ってみました。
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正面(竿石)意外とキレイ。
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気になるのは、水溜部分。
どうしても水を溜めたままにするし、線香の燃えカスが入ったりするし。で、汚れ具合が半端ないですね。
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[注意]石の表面に付着したがんこな水垢やサビなどは取れません。
て、書いてあるので・・・これは無理なのかもしれない・・・。
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ガンコな汚れよ落ちてくれ~と願いながらゴシゴシ。
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なんとなく色が薄くなってきました。
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はじめから見ると、キレイになりました。
が、なかなかゴシゴシとしないといけないので疲れました…
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と、おまけで。もう一つ気になるところ「拝石」です。
20年以上も経ってとくに掃除もしていなければこうなります…
せっかくなので、こちらもちょっとゴシゴシしてみました。
ガンコな汚れだったので家にあった中性洗剤を使ってます。
(今回は、キミマロに似た名前のやつですw)
※塩素系・酸性系・研磨材入りの洗剤やスポンジは
 変色やシミ、艶落ちになるおそれがあるので使わない方がよいようです。
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かなりガンコだったので小さいながらかなり体力を消耗;
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それなりに、キレイになりましたね。
これからはもう少しこまめに掃除をしようと思います。
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お掃除のご相談もお受けしています。お気軽にお問合せ下さい。

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柄鏡のお手入れ

2017年06月01日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

先日、真鍮・銅磨き(サビキレー)をご購入いただきましたお客様より追加の注文が入りました。話しをお伺いしましたところ、「仏具の手入れではなく、鏡の手入れだ。」ということでした。「鏡ってなんだろう?」と思いながら、サビキレーの納品時に、鏡なる物を見せていただきました。
裏面の模様です。
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表面の鏡です。
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この鏡は、柄鏡(えかがみ)というもので、室町時代後期より作られるようになったそうです。作者は、藤原光長という鏡師(1709~1862年まで襲名された鏡師)ですので、江戸時代中期~後期にかけての作品のようです。江戸時代には、婚礼道具の一つとされていたらしく、この柄鏡も、中央に家紋があり、周囲には、松・竹・梅が鋳表されています。
磨くのは、大変ですが頑張ってくださいね。
家の歴史ですので大切にして下さい。

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衣替えの季節です

2017年05月31日 08:00

井上
井上

こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

明日から6月。6月というと衣替の季節です。子供達や会社員の制服はもちろん、着物(住職の袈裟も)等も涼やかな色合い生地のものに変わります。
koromagae_hansode.pngのサムネイル画像
それと同じように、実は、お仏壇の中にも冬用→夏用、夏用→冬用と季節により変わるものがあります。

それは、『打敷(うちしき)』です。打敷の由来はこちら↓↓↓↓↓↓

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なるほど~。御先祖様を心地よくお迎えするアイテムなんですね。___φ(゚ー゚*) フムフム

この中にもあるように、季節に応じて仏壇の打敷も冬物から夏物、夏物から冬物へと取り替える。とあります。

では、その取り替える時期は?

【冬用】

9月彼岸入り~5月頃まで使用。色目もはっきりとしており、刺繍が施され厚手の木地で華やかな打敷です。

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【夏用】

5月頃~9月彼岸入り以前まで使用。色目も薄く爽やかな色合い。正絹紗などで作られており薄手の打敷です。

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色々な意味合いがありますが、必ずしも打敷がないといけないわけではありません。

打敷をすることにより、仏壇の中が華やかになったり、仏具によるキズが付きにくいというメリットもあります。

大切なお仏壇をキレイにお使いいただくためのアイテムとしておすすめです。

造り付け仏壇の場合は、サイズオーダーとなります。お気軽にお問合せください☆彡

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アートのお供え花

2017年05月18日 08:00

滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

こんにちは(*^^*) 滝野店の下中です。

弊社にちょっとお値段は高めなのですが素敵な造花「アートのお供え花」がございます。造花といってもとても高級感があって、まるで本物のお花みたいです。
夏になるとお仏壇のお花がすぐに傷んでしまいます…このようなことをお思いの方に是非ご覧いただきたいお花がこちらです。
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各店舗に置いておりますので、近くまでお越しの節は、ぜひご覧くださいませ。先日は、お寺の納骨堂のところに置きたいのでとご注文くださいました。このようなところにも使ってただけるのだという発見がありました。
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お客様にも是非ご感想を聞かせて下さいとお願いしました。またの機会に感想をお伝えしますね…。

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お仏壇の飾りつけ2

2017年05月15日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

前回は、灯籠と祭壇掛けとガラスの設置でした。
今回は、仏壇の2枚両開き襖を欄間付き枚折れ戸へ改修いたしました。
改修前(前回のブログ掲載)の状態です。
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まず、欄間を取り付けるのに鴨居を取り付けて彫刻欄間をはめ込みます。
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左右の折れ戸を、微調整の上、飾り丁番で取り付け、扉に御殿房を取り付けます。
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最後に、吊り灯籠を降ろして位置決めして、完成です。
お位牌・具足・仏器などを納めれる状態にして、引渡しです。
随分と立派なお仏壇となりました。
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井上
井上

こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

ロウソク立てにこびりついた蝋…この掃除(お手入れ)って面倒ですよね;

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うっすら付いたものならゴワゴワした布で拭き取ることもできますが溜まってしまった蝋はなかなか布では取れません。

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蝋は60度以上で溶け出しますので、お湯につけるorお湯をかけるて、蝋を溶かします。

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蝋が溶け出したら素早く取り出し布でしっかり拭き取ります。

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これでお手入れは終了。

ですが・・・

ここでコワイ話を。

この最後の拭き取りをしっかりし水気をなくさないとコワイことが起こります!

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総務省消防庁からの報告によりますと・・・水気のある(濡れた)ロウソク立でロウソクを使うと、火がついた芯が飛び火災になることがある。と。

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実際、枚方市の住宅で生じが燃えるボヤが発生。この事故は水で洗ったばかりで、水分が残ったままロウソク立てを使用。

ロウソクが燃え尽きる直前にその水分が融けた高温の蝋と接触し瞬間的に気化しその力で火の着いた芯が跳ね上がり障子に引火したことが原因。

と大阪府の枚方寝屋川消防組合本部の実験で証明されました。

■寝屋川市消防組合本部(火災報告)

いつもやっているお手入れなのに・・・。という、コワイ話です。

ただ、しっかり水気をなくせば大丈夫です!

お湯使ってのお手入れはちょっと面倒・・・という方にはコレ↓

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「ローがとれます」

吹き付けるだけで蝋がはがれやすくなる驚異の蝋除去液です。

こちらなら、水気を気にしなくてよいですね。

そして、最後に。

ロウソクの火を使う時は、まわりを確認し、燃えやすいものの近くに置かないこと。燃えきるまで見届けること。防炎用の敷物等を使用すること。などなど…

十分に気をつけて使用してください☆彡

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く