森田石材店ブログ - 仏具 -
LEDローソク
2023年03月09日 08:00

本店 山崎です。
今日ご紹介する仏具はこちら・・・
見た目はちょっと大きなローソク??
と思われると思いますが、実は、これLEDローソクなんです。
なので、もちろん火は不要!
まるで本物のローソクのように見えるのは、外側に本物のロウが使用されているからです。
触った感じもローソクそのもの。リアルな質感です。
火を使用しないので、倒れたり、消し忘れによる火事の心配もありません。
電池交換で、繰り返し使えるのでお財布にも優しいです。
スイッチを入れるとゆらゆらと揺れ、まるで本物の炎のように優しい光が灯ります。
本体には蓮の花が描かれていて、そこも光が灯り柔らかな雰囲気を醸し出します。
毎日のお灯明として、また大事な日の特別な明かりとしてもいいかもしれませんね。
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文字が浮かんでくるお線香
2023年02月20日 08:00
こんにちは、たんば篠山店スタッフです。
先日、森田石材店全体で取り組んでいる『そうじの力』の活動として、篠山店の整理整頓をしていたところ、こちらを発見しました。
火をつけてしばらくすると、お線香の灰の中にお経が現れる、経文香といわれる物です。
私は実際に見た事がなかったので、さっそく火をつけてみました(本来はお仏壇で焚きますが、文字をお見せしたいので明るいところで焚いてます。ご了承ください)
※香炉石は私物です。掃除がとても楽ですよ。
ゆっくりとお釈迦様が見えてきましたね…!
文字もゆっくりと見えてきました。綺麗ですね。
約30分ほどで全ての文字が出てきました。
しばらくの間そのまま置いてましたが、倒れることなくずっとこの状態でした。
煙を通じて故人様とつながるといわれているお線香。きっとご先祖様にも思いが届きますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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お仏壇の掛軸もコンパクトに
2023年02月16日 08:00

こんにちは。
本店山崎です。
今日は掛軸のお話です。
昔ながらの大きな仏壇には真ん中に「ご本尊」、左右に「※脇侍(きょうじ・わきじ)」があると思います。※ご本尊の両脇で本尊の補佐をする仏のこと
大きな仏壇では、仏像でお祀りされていると思いますが、このような掛軸タイプでも問題はありません。
住宅事情により、仏壇も小さなものが増えてきています。小さな仏壇の場合には、スペースも限られるので仏像より掛軸タイプやスタンドタイプが多く使われます。
今回ご紹介するのは、さらにスペースの有効活用ができる掛軸とスタンドです。
よく見ていただけると分かりますが、1つに3体の仏様が入っています。これが「三尊仏」の掛軸とスタンドです。
これにより、さらに省スペースでも本格的に祀ることが可能です。
小さい仏壇でシンプルにお祀りされたい方に、おすすめです。
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袱紗(ふくさ)について…
2023年02月10日 08:00
篠山店事務スタッフです。
先日、本店より持ち帰りました袱紗(ふくさ)と数珠入れを篠山店の店頭に並べました。
袱紗(ふくさ)とは結婚式やお葬式といった冠婚葬祭において、ご祝儀や香典などを包む四角い布のことです。
祝儀袋や香典袋にしわができたり、水引が崩れたりすることを防ぐために使われます。
結婚式やお葬式の際のマナーとして必須のアイテム。
1年で何回も使うモノではありませんが、ひとつ持っておくと重宝するアイテムです。
爪付き袱紗には、形が崩れないように爪と留め糸が付いています。爪を使ってしっかりと包んだ状態を保てるので、爪無しで包んだときよりもほどけにくいのがメリットです。
台付き袱紗には、内側に祝儀袋や香典袋を乗せる台が付いています。持ち運んでいる途中に中身がずれてしまうのを防げるのがメリットです。
金封袱紗は、ファイルのような形をしており、内側にポケットが付いたものが金封袱紗です。
ポケット部分に祝儀袋や香典袋などを挟み込むだけで使用できるため、包む手間が省けます。初心者向けでもあり、男女問わず人気があります。
お祝いごとの際は暖色、お悔やみごとの際には寒色を選ぶようにしましょう。
紫は慶弔両用の色とされ、使う人の性別も問いません。
かの昔、私がお嫁入りの時に母が持たせてくれたものが、グレーと赤の二つの袱紗でした。
どちらの袱紗も出番はあまりなく数回使っただけでしたけれど、母に聞きながら包んだことが思い出されます。
幸せなことに、自分で買い揃えるということがなかったので、今までそんなに気に留めることはなかったのですが、これを機会に袱紗について記述してみました。
袱紗を悩まれていた方に参考になると嬉しいです。
今日も、森田石材店のブログをご覧いただき、ありがとうございました。
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紫色がお好きな方、こんな仏具もあるんですよ。
2023年02月09日 08:00
こんにちは、滝野店事務スタッフです。
今日は仏具のご紹介をさせていただきます。
唐突ですが、みなさんお好きな色はありますか?
赤、青、緑、白…あげればきりがありませんが、紫色がお好きな方は他の色が好きな人とはちょっと違っているように思います。
こだわりが強いとか、独特の世界観を持たれているとかそんな感じなのですが、服装や持ち物にも表れていると私は思っています。
そんな紫色がお好きな方、お好きだった方のためにご紹介したい仏具がこちらです。
紫色がグラデーションされた、シンプルでモダンな仏具です。
カラーセラピーだと紫は、気品、高貴、優雅などがあげられるそうです。まさしくこの仏具にあてはまりますよね。
以前来店されたお客様も「こんなお洒落な仏具があるんやね~」と少し驚かれていました。
お家の中に好きな色があるっていいですよね。大切な方を思ってお線香をあげる時も気分が違うと思います。
また他の仏具などもご紹介したいと思います。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
お線香とお香
2023年01月30日 08:30

本店 山崎です。
今日はお線香についてです。仏壇でもお墓参りでも用いるお線香。私たちにとっては、一番身近な仏具の一つです。そして、お線香に似た「お香」も最近では、雑貨屋さんなどでもよく見かけるようになりました。
さて、では「お線香」と「お香」の違いとは何でしょうか?・・・実は、この2つは、原料や作り方など基本的なことはまったく同じです。
ただ、「お線香」は仏事に用いるもの、「お香」はその香りを楽しむもの、として区別されていますが、好みの香りで「お線香」を「お香」として、「お香」を「お線香」として使用する事もできます。
そもそも「お線香」は仏教伝来の頃に用いられるようになったと言われています。
「日本書記」によると淡路島に漂着した「香木」を島の人達はただの流木と思いかまどで燃やしたところ大変に良い香りが立ち上り、これに驚きこの香木を朝廷に献上したそうです。
これが線香のルーツだそうです。
仏壇やお墓にお線香をあげるという事は、我々の習慣になっていますが、お線香はご先祖様にとって食事の役目でもあります。
亡くなった故人が仏の世界に行くまでの間、お線香の香りがあれば空腹を抑え無事にたどり着くと言われているのです。
また、故人のためだけでなく自分の心を清める事も出来るという意味合いもあります。
最近は、様々な香りの線香もありますので、自分の好みのもの、また故人様の好きだった香り・・・そんな事を思いながらお線香を選ぶのも良い供養になると思います(^^)
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お香
2022年12月19日 08:30

本店山崎です。
お香と言っても、その種類は様々です。
お香は本来は、伽羅・沈香・白檀などの天然香木の香りのことをいいます。お線香も同じです。
現代では、お香はその香りを楽しむもの、癒しを得るもの。また消臭・芳香などに使用されています。
お香といっても、棒状の「スティックタイプ」三角円錐形の「コーンタイプ」渦巻の「コイルタイプ」など様々です。
「スティックタイプ」は、燃える面積が一定のため、香りが均等に広がります。
「コーンタイプ」は△の先端に火をつけて、その火は外側へ広がり、その面積がだんだんと広がっていくため香りがだんだんと強くなっていきます。
スティックタイプと違い、倒れる心配もないため安心です。
「コイルタイプ」は燃焼時間が長いため、長時間楽しみたい方にお勧めです。
香立ても様々なものがありますので、お気に入りのものを見つけて楽しんでみてください(^^)
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ローソクも様々です。
2022年12月01日 08:30

本店の山崎です。
早いもので12月ですね。
今日はローソクの話です。
毎日のご供養の中では、ロウソクは必要なものです。そもそも、ロウソクはなぜ必要なのか?
意味として「不浄を清める」「仏壇やお墓において周りを明るくすることで煩悩の闇に光を当てる」があり、ロウソクは供養には必須アイテムの一つです。
このロウソク、いろいろなサイズがあるんです。
小さいものは燃焼時間が5分からあります。燃焼時間によって大きさが違ってきますが、これらの種類がよく出るサイズです。
毎日使うのに長いものだと火が心配。という理由で短いものを選ぶ方。法事がありお経が長いので長いものを選ぶ方。いろいろです。
もちろん100分以上のものもあります。
300分(約5時間)や720分(約12時間)1320分(約22時間)など…長いものは四六時中火を灯していたい時に使うことが多いようです。
燃焼時間が長い=ロウソクサイズも大きい。ので、小さな仏壇には不向きです。
使う場合は周りに注意が必要です。毎日使うものなので、仏壇の大きさや用途にあわせたサイズをおすすめします。
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位牌の手入れ
2022年11月29日 08:00

滝野店の河合です。
当店は石材店ですが仏具も取り扱っています。
お陰様で位牌の追加彫刻や複数の古い位牌を1つにまとめたい、等相談を頂きます。
で、よく聞かれるのが
「掃除や手入れをどうしたら良いか分からん。」
「親がしてたのを思い出したり、見よう見まねでしてる。」
金箔が剥がれてしまったり、水拭きした跡が残ってしまったり
「これ、どないかならんもんか?古いからしゃーないんかな…」
という内容です。
位牌のお手入れは、普段から毛バタキで表面のホコリを払う程度にしましょう。
もし表面に汚れが付着している場合は柔らかい布を使って優しく乾拭きしてください。
その際に布を水で濡らしたり家掃除用の洗剤を使用するのは避けましょう。
それはなぜかと言いますと、
位牌の表面には漆による塗りが施されており水気には強いのですが、その下の木材に水が染み込むと後々塗りが剥がれてくるリスクがあります。
また水拭きできれいに仕上げるのはとても難しく、水に含まれていたカルシウムやミネラル分などが白く拭き跡として付着してしまうこともあり、黒塗りの位牌だとこれがよく目立ちます。
実際に伺った際にお位牌を見せていただくと、水拭きした位牌とそうでない位牌は一目瞭然です。
それくらい水拭きでのお手入れは上手く行かない場合が多く長期的には位牌を傷めてしまいます。
とはいえ、乾拭きでは取れない汚れの場合もあります。
その場合は専用のクリーニング材を使用するか、息を「ハァー」っと吹きかけて拭き上げます。
繰り返しになりますが水で濡らした布で位牌を拭くのは厳禁と覚えてください。
位牌には金装飾や蒔絵装飾が施されています。
位牌をお手入れする際、この部分には触れないようにしてください。
金装飾には金箔を貼る「面金」と金粉を塗る「面粉」という技法がありますが、どちらの場合も油分に弱く、擦るとすぐに取れてしまいます。
位牌のお手入れについてのお問い合わせで最も多いのが
「触ったら金が取れてもた!」
「拭いたら誤って金装飾を剥がしてしまった」
という内容で、汚れと思って拭いたのは実は下地だった…というお話をよく伺います。
では、「どうやってお手入れをするの?」と思われるかもしれませんが
「自分ではお手入れしない」が正解です。
どうしても気になる汚れが付着してしまった場合は、位牌を購入した仏具店に相談し金装飾には素手で触れないように注意しましょう。
位牌にふれる時は手袋をしておくと安心です。
位牌に手の油分が付くことを防げますし、誤って金装飾部分に触れてしまった場合も金が剥がれることは無いでしょう。
白手袋はホームセンターや百均で購入することができます。
位牌の手入れには専用のクリーニングクロスをおすすめします。
自宅にある適当な布で拭いてもいのですが、布によっては細かい傷が付いてしまう事があるので、失敗したくない場合は専用のものを使用しましょう。
位牌を綺麗に保つ秘訣は「こまめな埃取り」です。
小さな毛バタキで位牌表面を優しく撫でるだけで普段のお掃除は終了です。
位牌の表面についた油汚れを落としたい場合には専用のクリーナーを使用しましょう。
汚れを落とすと同時に表面をコーティングしてくれるものもあります。
決して自宅にある洗剤は使わないでください。
種類によっては位牌を大きく傷めてしまうこともあるそうです。
何十年も経過して黒く変色しているような古い位牌はお手入れしてもなかなか綺麗にならない場合があります。
位牌についた長年の汚れというのは線香のヤニや蝋燭の煤が堆積しており、かなり厄介です。強力な洗浄剤を使ったり、表面を研磨しないと取れないこともあります。
また、無理に汚れを落とそうとすると位牌自体を傷めてしまいます。
でもご安心ください。
長年の汚れが付着した位牌は仏具店にて修理・洗浄ができます。
簡単な洗浄はもちろん、塗り直しや金装飾のやり直しも可能で新品同様に生まれ変わります。
古い位牌が沢山ある場合は新たに1つにまとめる手もありますが、受け継いできた物だから残したい、という場合もあるでしょう。迷ったら1度、店にご相談してみて下さい。
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