森田石材店ブログ - こんな工事もします -
一緒にお墓に入ろう
2018年10月09日 08:00
こんにちは、本店の義積です。
10月のこの時期は秋祭りがあちこちで行われいます。
窓を開けて仕事をしていますと、元気な子供の「わっしょい!」という声が聞こえてきます。お神輿を引いているのでしょうね。
突然ですが、あなたがお墓に入るとすれば、誰と入りたいですか?ご結婚されているのであれば、自分のパートナーと思い浮かべますか?
嫁いだら、姑や舅やと共にずっとお墓に入るのは当たり前?更に「墓守りは長男の役目」「お墓の引っ越しはどうする」
そんな話がたくさん出てくる興味深い本に出会いました。
本のタイトルは「一緒にお墓に入ろう」です。
銀行のエリート社員の主人公、旦那のお墓に入るのを拒否した妻、主人公と長年密かに関係を持っていた愛人の三人が奔走するお墓の「墓じまい」がテーマの物語です。
話の内容がとても面白いのですが、ここの物語を書かれた方は丹波市山南町の方なのと、主人公の実家は丹波市の設定なので福知山線が出てきたり、関西弁が出てきたりするのでとても親近感が湧きます。
私は本好きなので読むペースがもともと早いのですが、この本は3時間で一気に読めました。
読書の秋に読んで見られたらいかがですか?(^-^)
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トンネルの銘板
2018年09月29日 08:00
本店 山崎です。
先週、工場に大きな黒い銘板が入荷しました。
これは皆さまも何度も目にされた事があると思いますが、トンネルの入口上に取り付けてある黒い銘板です!
「◯◯トンネル」と書いてあるアレです。弊社ではたびたびこのトンネル銘板の工事を請け負っています。
車でトンネルを通る際、ふと見上げるとその大きさはなかなか想像できないかもしれませんが、実際はとても大きいものです。
上の写真の黒い石が2枚1組で、片側の銘板になります。大きいものなので、なかなか1枚で採るのは難しく、このように中心で分割して据えます。
ここに「◯◯トンネル」と彫刻します。その文字の多くは、そのトンネルに関わっている方の自筆(私が今まで見たものだと、地元の小学生、県知事さん、市長さんなど・・・でした)であることがほとんどです。
原稿は通常ですと、半紙に書かれていますので、それを実際の寸法に合わせて調整し、写して彫刻へと取り掛かります。
一文字一文字がとても大きくなりますので、大変です。もちろん、取付工事にも大きな重機が必要となりますので、大がかりな工事になります。
今回のこの銘板の取付は、11月頃を予定しています。まだしばらくは、工場で出番を待つ事になります。また随時お知らせ出来ればと思います(^^♪
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お墓と仏壇じまい
2018年08月20日 08:00
篠山店の園中です。
墓じまいのご依頼を受けた時に、仏壇も一緒に処分して欲しいとお願いされました。
その時の工事の様子を紹介致します。
まずは、お墓の作業から。
こちらの性根抜き後のお墓(2基)を、丁寧に解体して運び出します。
解体させた墓石はキャタピラに乗せてゆっくりと運んで行き、クレーン付きトラックに移します。
撤去した跡は、コンクリートの区画を水洗いし、表面の土を取り除き新しくバラスを敷きます。
これで完成です。
そして、ご自宅に伺い、お仏壇の撤去です。
まだまだキレイで立派なお仏壇ですが・・・こちらの撤去を致します。
仏壇を処分する前には、墓石と同じく動かす前に閉眼法要 魂抜きが必要です。仏壇に入っているご先祖様の魂を、抜いてもらう儀式です。
仏壇の中に忘れ物がない確認です。引き出しの中には、大切なものが保管されている場合があります。
こちらも、一つずつ丁寧に解体して運び出します。
跡継ぎのいない実家のお墓や仏壇をどうしたいいかとご相談をいただくことがございます。あとの代のことを考えて、墓じまいや仏壇を処分することも選択の一つだと思います。
それぞれ家には、仏壇やお墓に対して思いがります。各家にあった供養の仕方があると思います。
どんなことでも、ご相談して下さい。
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お盆の御詠歌
2018年08月19日 08:00
滝野店の吉田です。
皆さん、お盆はどう過ごされましたでしょうか。
私の住む地域では、毎年8月13日と8月14日の2日間、暗くなってから西国三十三所の御詠歌を詠みます。
お盆は15日までですが、なぜか昔から14日にて盆おくりとなっています。
盆おくりの14日は、御詠歌が終わってから皆で近くの橋までいってお線香をお供えして手を合わせて帰ってきます。
昔は、川辺まで降りれたのですが、護岸工事以降は橋の上からの盆おくりとなっています。我が家では、途中休憩をとりますので線香のお供えも合わせると約1時間程度の時間がかかります。
また、抑揚をつけた節回しで詠みますが、家によって多少の違いはあります。他所では、お盆に御詠歌を詠まなくなっている家も多くなっているようですが、数少ない昔からの習俗は守っていきたいと思います。
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お盆ですね
2018年08月12日 08:00
本店 山崎です。
旅先で、また帰省先でのお盆をお迎えでしょうか。
皆様のご家庭でも、お盆飾りをしてお盆を迎えられましたでしょうか。
日本の伝統行事であるこの時期に、ご先祖様が里帰りして来られると言われています。「お盆」とは、仏教による行事で、古くから行われています。仏教用語では、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」または「盂蘭盆(うらぼん)」とも言われています。
盂蘭盆経という経典に書かれている内容からこのように言われるそうですが、簡単に言うと亡くなったご先祖様が地獄に落ちたりしないように、落ちていても救えるように始まったのが「お盆」という行事です。
まずは、お盆提灯を飾ります。そして、お盆飾りによく見られるのがキュウリとナスでできた馬と牛です。
幼いころはこれを作りたくて仕方がなかったのですが、上手く立たなくて母や祖母にやり直しをされていた事を思い出します( ;∀;)
このキュウリとナスでできた馬と牛を精霊馬と言いますが、これはこの世に戻ってくる時は馬に乗って速く、あの世に戻る時は牛に乗ってなるべくゆっくりと荷物を持って帰っていただくと言った意味が込められています。迎える時は内側(お仏壇側)を、送る時には外側に向けます。
弊社でも取り扱っていますが、真菰でできた物もあります。今年は、猛暑のせいで野菜の育ちが悪かったのか・・・もしくは、この猛暑の中で飾るとすぐ傷んでしまうと懸念されたのか・・例年よりも多く売れたように思います。
簡単にお盆のことを書きましたが、お盆の形にこだわりすぎず、ご先祖様を親族一同でお迎えする、元気な姿を見せに行くことが一番です。私も今からお墓参りへ行って来ます!
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初盆飾り2
2018年08月03日 08:00
滝野店の吉田です。
前回のブログにも書きましたが、実際に8月1日にお客様宅にて初盆飾りを作ってきました。
忌中の間に使用していた祭壇を組み立て、ゴザを敷いて最上段に精霊堂をおきます。
そしてハシゴをかけて白木膳・花立・供物台を用意し、前には白木の経机をおいて、ロウソク立て・香炉をならべます。
祭壇の両横には、回転灯を組み直して設置します。精霊堂・ゴザ・ハシゴ以外は、全て忌中の間に使用していたものでお祀りいたします。
あとは、7日盆からのお祀りにあわせて、牛・馬・水の子を作りお供えいたします。このあたりでは、8月7日~16日までお祀りされるお宅が多いようです。
盆飾りでお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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生コンのポンプ車
2018年06月30日 08:00
本店の高橋です。
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庭に設置した記念碑
2018年06月12日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
篠山市にある老舗の料理旅館の玄関先と中庭にあった記念碑を作り直ししました。
ぼたん鍋で有名なお店で皇太子殿下が宿泊されたことの有る宿です。
以前のものは木製であった為、朽ちるたびに作り変えの必要がありました。
中庭には地元出身の本庄繁陸軍大将の凱旋記念の碑も有り、ヒビが入り割れていたのでそれも作り直しました。
風格を持たせる為に濃い色の御影石で大きさ、バランス、据付け位置などを考慮しました。
来年4月には天皇陛下の退位と即位が執り行われます、貴重な記念になるお手伝いが出来ました。
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