森田石材店ブログ - こんな工事もします -
鳥居の修繕
2018年02月19日 08:00
代表の森田です。
只今、昨年10月の台風で倒れた鳥居の修理を行っています。この鳥居は、寛政13年(1801年)で今から217年前に建てられたものです。
過去にも倒れて修繕されている箇所がいくつかあります。その辺りもこの度は手直しをしていきます。
こんな仕事をするのに昔と大きく違うことがあります。それは、接着剤と加工道具の進化です。
接着剤は、20年ほど前からエポキシ系と言われるものがあります。一度接着すると10トンの力を加えても外れない強度があります。実際に石材をつなぎ合わせてしまうと、外そうにも外れません。無理に外そうとすると石が壊れてしまう程の強度があります。
また加工道具もかなり進化しています。とくに石材の加工で穴を空けることは非常に大変で、ノミで掘れる深さは頑張っても10cm程度でしたが、今は電動ドリルやコア抜きバーナー等の機械があるのでとても便利です。
さて、鳥居の柱が折れている箇所は、それぞれの柱に30cmほどの深さの穴をあけて、そこに長さ60cmのステンレスの棒を差し込み、接着剤で繋ぎ合わせて修繕完了となりました。また欠けている箇所は同じ石を接着して、当時と同じ加工で仕上げました。
文化財や昔の手作りの作品を修繕するときは、当時の職人さんのスゴさを感じながらやっています。
新しい物はなんでも便利で良いものばかりですが、昔の手作りの作品は長年の汚れも蓄積していてなんとも趣のある作品だと思います。
近々再建立をしますが、氏子様に喜んでいただけるように復元したいと思っています。
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お墓に供えるお花
2018年02月18日 08:00
本店 山崎です。
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立体的なペットのお墓
2018年02月12日 08:00
こんにちは、本店の義積です。
毎日寒いですね。昨日から冬期オリンピックが始まりました。会場はとても寒いそうですが、熱い戦いが始まると思うとワクワクします。
さて、まず下の写真をご覧ください。このワンちゃん、とても可愛いですね。今にも動きそうな雰囲気です。
実はこれはペットのお墓なのです!
ペット墓といいましても、小さな石をデザインしたものや、写真を元にペットの姿を彫刻するものや、屋内や庭に置くものなどがあります。
今日は立体的な動物の形をしたタイプをご紹介します。
写真は大きな耳が特徴の人気の犬種チワワです。
見た目がそっくりなのですが、このタイプのお墓はお腹の中にお骨を納める事ができます。
ちょっと横に倒してみます。
底面にはお骨を納める部分が作られています。この蓋を開けると…
↑お骨は荘厳布(しょうごんふ)に入れて、祈願文(きがんぶん)を納めます。
今回は本店に展示してあるチワワをご紹介しましたが、他の犬種や猫やうさぎなどのシリーズもあります。
また、オーダーモデルとして写真から作成するオリジナルのものもつくる事ができます。
この商品は職人が一つ一つ手作業で作っています。リアルな形を彫刻だけで表現できるとはすごいですね。
ペットといえば、私は今までにハムスターしか飼ったことがないのですが、いつもハムスターに癒されました。
命あるものはいつか終わりがきます。これはどうしようもないことですが、このようなペット墓などにすることでいつでも思い出す事ができるのではないでしょうか…。
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ここまで来るには・・・
2018年01月26日 08:00
滝野店 髙梨です。
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寸松庵灯籠
2018年01月21日 08:00
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石部神社~石積のビフォーアフター~
2018年01月18日 08:00
石部神社という大きな神社の石工事をいただいています。
まずは石積工事です。100年ほどまえの石積みを解体をせずに、その前に新しい石積みをしました。
この様な工法は、お城や神社の修復時によく発見されますね。
昔の石積みは、凝灰岩のため風化で石に痛みがひどくでています。新しく積んだ石は花崗岩のため、末代までしっかり持ちこたえてくれると思います。
新しい石積みは白くて綺麗ですが、わびさびを思うと昔の石は、色の変化と長年の汚れが何とも言えない味がありますね。
この石垣も50年ほど経つといい感じになるでしょう。
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山の中のお社据付
2018年01月09日 08:00
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