森田石材店ブログ - こんな工事もします -

干支の置物

2017年11月28日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店の山崎です。

今年も残すところ、あと1カ月ばかりになりました。毎年、この時期になると、新年に向けて仕入れの準備をするものがあります。それは・・・干支の置物です。
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↑ちなみにこれが今年の干支の「酉」の置物です。(他にも種類あります)
干支とは、十干と十二支を組み合わせたもので、暦や時間、方位を表すものとして使われるものです。つまり、十干の「甲、乙、丙、丁・・・」と、十二支の「子、丑、寅・・・」を順番に組み合わせたものです。しかし、我々にとっては干支=十二支の方がなじみがありますね。そう言えば、幼い頃に十二支の順番が決まった絵本を読んで覚えたのを記憶しています。また、我が家の息子も昨年、こども園で干支を言うテストがあったようで一生懸命覚えて、毎日繰り返し唱えていました。それがきっかけで、自分の干支は何なの?と、興味を持ったようです。今でも、相手の年齢を聞く時に、単純に何才かだけ聞くのではなく「干支は?」と聞いて、「あ、同じ学年や!」なんて話すこともありますよね。それだけ我々には深く根付いている十二支です。
2018年は正式な干支で言うと、「戊戌(ツチノエイヌ)」だそうです。戊は「食物の成長が絶頂期にある」を意味し、戌は「草木が枯れる状態を指す」という意味があるのだそうです。来年は、物事が両極端になる年になるかもしれないそうです。良い方の物事がたくさんある年になるといいですね!
今年もそろそろ来年に向けて「戌」の置物のリストが届いています。今からどんな物を仕入れようかなと選んでいます。楽しみにしていてくださいね!

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落ちそうな巻石

2017年11月16日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

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皆さんはお墓参りに行かれた時に、上の様に巻石がずれたり、隙間が開いてしまっているお墓をご覧になった事はありませんか?
こちらのお墓は長い間にすこしづつ巻石がずれてきて、このままだと落下の恐れがありました。
さて解体してみると、石と石との継ぎ目にはセメントが少量付いているだけで施工方法としては不十分なものでした。
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石にアンカーを打ち込んでL型金具で補強します。ステンレス製なので錆びませんが念の為セメントで覆い防水処理を施します。
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石と石の隙間もなくなり、落下の心配もなくなりました。
皆様のお墓でも可能性は有ります。墓石は比較的新しくても、囲いの巻石はかなり古いということは良くあります。危ないなと思われたら、私どもに是非ご相談下さいませ。

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空から舞い降りた観音様

2017年11月14日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

お隣の京都市での観音像を建立したときのお話です。

京都市西京区の旧街道沿いのお寺で、前の道路は通行量も多く、真上には電線が通っており非常に工事し難い状況でした。

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7尺の観音像でそんなに大きくないのですが、重さは相当あるので基礎はしっかり施工。

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お寺正面の山門からの搬入は無理なので、少し離れた所の月極駐車場を借りてレッカー車を使って、もちろん民家の上は避けて高い所から下ろしてきて据付。

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無事据付完了。今後も多くのの方々にお参りして頂ける事と思います。

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神社とは、どういうもの

2017年11月12日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

立冬を過ぎ、紅葉が美しい季節となりました。各地では秋祭りも終わり、年越しも近づいてまいりました。

さて、神社には大きく分けると2種類あるというのをご存知でしょうか?一つは、元々の土着信仰から生まれた氏神様と呼ばれるもの。

もう一つは守護や無病息災などを願って外から持ってきたものです。主に八幡さん、稲荷さんと呼ばれるものは当時、外から持って帰ってきた神様です。

効き目があるとなれば、神様の分霊を戴いてきてお祀りをしました。

全国には8万社ほど神社あると言われていますが、その内八幡神社はなんと8000社(約一割)あるそうです。

また、地元の大きな神社に行くと「小宮さん」が本殿の周囲にたくさんお祀りをされています。

多くの人々が時代の中で地神さまとして守られてきた神様を維持できなくなり、大きな神社にお預けしたものなのでしょうね。

さて、人間も亡くなれば仏となって33年の修行を終えた後、地元の神社の氏神なられると言われています。

お寺も神社も日本人にとって大切に守っていきたいものです。

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山南町の顔・さんなん仁王像

2017年10月27日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

ブログでたびたびご紹介している「そうじの力」ですが、整理をしていると、懐かしいものがたくさん出てきました。その中で山南町にある「さんなん仁王像」の図面が出ていました。
仁王像4.JPG
さんなん仁王像は、国道175号線沿いの(であい公園)入口の「吽(うん)像」は山南ライオンズクラブが創立30周年記念事業として、1997年に建立されました。この像は山南町岩屋・石龕寺(せきがんじ)様に鎮座する仁王像(重要文化財)の実物大の大きさです。仁王像は「阿吽(あうん)」の二体で一対となり、道の駅側にあるブロンズ像が「阿像」で、この時建立されたのが「吽像」です。「阿」は出る息、「吽」は入る息の意味で「阿吽の呼吸」とは一つの事をする時微妙な調子が木霊することにより、成就するを意味し、相撲の立ち上がらんとする、あの気合に満ちた姿などを言います。
像の石は中国福建省で産出するみかげ石を使い、台石は生野川の石、立て石は神崎川の石、碑文は福島の黒御影石を使いました。彫刻に要した日は、5人で100日、延べ500人を要しました。高さ3.8mの仁王像は大変な大きさで、何をするのにも苦労したそうです。建立してもう20年。昔と変わらない姿で皆さんの姿を見つめています。
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当時の検品作業 
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50トンレッカーでの 据え付け作業
仁王像は山南町から西脇に向かって国道を通る時には右手に見えます。また、文中に書きました石龕寺は、紅葉がたくさんあるお寺です。これからのシーズンに訪れるのも良いですね。

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縁起の良い置物

2017年10月25日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

弊社の展示場には、お墓だけでなく石の小物類も展示しています。一般的には、犬や猫といった置物の方がなじみがあるでしょうが、弊社で一番多く置いているのが「ふくろう」の置物です。
ふくろうは首が180度まわることから、見通しがきき、商売繁盛につながる縁起の良い鳥とされています。旅先のお土産や、開運グッズとしても良く目にしますね。また、ふくろうには様々な当て字が当てられています。
※不苦労・・・・・苦労知らず
※不老 ・・・・・不老長寿
※福来朗・・・・・福が来る
※袋  ・・・・・知恵袋
※福籠 ・・・・・開運

このような当て字からもふくろうが昔から縁起の良い鳥として皆に知られているのも納得ですね。玄関やリビングといった人の集まる所に置くと幸運を呼び込むそうですよ!

このふくろうの置物、注文するときは一度にたくさん注文します。ですが、自然の石の形を利用して作られたものですので、サイズや形、また表情(目の感じ)がそれぞれ違います。まったく同じものは存在しません。袋から出す時に、いつも「あぁ、この子はかわいいなぁ~」なんて思ったりします。色々な表情を見せてくれるので、とても楽しんで開封しています。

昔は、少し怖いなと思っていたふくろうですが、今では一度ふくろうカフェに行ってみたいなと思うほど好きな鳥になりました(^-^)
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園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

篠山市谷山の稲荷神社での玉垣、石積み修復工事が完成しました!
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工事期間に台風で木が神社境内に倒れたこともありましたが、5月から始まった6カ月に渡る工事も、事故もなく無事に引き渡すことが出来ました。なんとか秋のお祭りに間に合いほっとしています。
谷山_稲荷神社修繕前01.JPG 谷山_稲荷神社修繕前02.JPG
修繕前は、玉垣が倒れてしまい危険な状態でしたが、石垣を積み直し周りの玉垣を全て新しくしました。
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谷山_稲荷神社03.JPG
谷山_稲荷神社玉垣01.jpg 谷山_稲荷神社玉垣02.jpg
●玉垣は1本、1本鉄筋を入れ補強
谷山_稲荷神社玉垣04.jpg 谷山_稲荷神社玉垣03.JPG
●柱を支える補強
これで、玉垣は安心です。
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以前の玉垣を再利用し台石として使って土留めをしました。
今回の工事は大雪で木が倒れて玉垣を破
損させたのがきっかけでしたが、ぐらつきがあったり、傾いている玉垣は、ちょっと触れただけでも簡単に倒壊し破損することがあります。子供やお参りの方にとっても大変危険です。
事故が起きる前に早めの修復をお勧めします。
新しくなった玉垣が、新しい代にずっと大切に受け継がれていけば嬉しいですね。

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神社の鳥居2

2017年10月15日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

今回は、無事に工事も終わり、秋祭り前に執り行われた除幕式の様子です。
前日の夜には、しっかりと雨が降っていたので除幕式当日に雨が残らないか心配しておりましたが、なんとか最後まで大丈夫でした。
前日に注連飾りを取り付け、当日の朝鳥居の額に幕を取り付けて準備完了です。
今回も、拝殿にて関係者一同お参りをいたします。
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神主様による祝詞奏上の後、全員でお玉串の奉納とすすみ、いよいよ除幕式です。
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町の4役による除幕も無事終わり、神主様の御祓いの後、もう一度拝殿にもどり終了となりました。今回も地元テレビ局による取材があり、最後に記念になる集合写真を撮ることが出来ました。
村にずっと残っていく仕事をさせていただきまして、感謝です。有難うございました。
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篠山の厳島神社

2017年10月11日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

以前にお手伝いした神社の話をします。
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神社の名前は厳島神社といい、名前の通り水辺というか篠山川の中洲に岩山のような小島があり猿ヶ島と言われたところに鎮座しております。
伝えによれば、昔このあたりは旱害(かんがい)が続き農民は大いに苦しんでいたところ、ある夜、某の霊夢に市杵島姫命(いちきしまのみこと)(弁財天)が現れ「猿ヶ島に我を斎き(いつき)奉らば旱害は除去せん」との宣託があった。喜んだ一同は、早速、安芸の国の厳島神社より市杵島姫命の分霊を歓請し、猿ヶ島に社殿を設けて鎮斎したところ旱害は無くなった。以後、旱害があれば神の祟りとなし神前に礼を尽くし降雨を祈ると忽ちにして雨が降ったという言い伝えです。
今でも、数年に一度は台風シーズンの大雨の後には中州の浮島になる事があります。
この神社の参道整備と鳥居の工事をしました。
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ここ篠山でも高齢化が進み、年々参拝者が減少してきているとのことですが、先人が残したもの、伝えるべきものは後世に伝え、今後も地域の五穀豊穣を祈願いたします。
余談ですが、この時期、篠山の秋の味覚が満喫できる黒枝豆のシーズンです、週末には多くの観光客で弊社篠山店の前の道路も大渋滞です。

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毎朝、手を合わせています。

2017年10月10日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

10月に入りあちらこちらで、秋祭りをされているのをよく見かけます。私達が食べる多くの食物が秋に実りを迎えます。この実りに感謝するのが秋祭りです。本店がある丹波市山南町でも、秋祭りが行われており、仕事をしていたらお神輿(みこし)の掛け声が聞こえてきます。
この神輿という漢字は、神の輿と書きます。本来ならば人が乗る輿ですが、祭りでは神の霊魂を運ぶ乗り物として使われるため、神輿と呼ばれています。秋祭りは昔から行われていて、現在もしっかりと受け継がれています。日本人は自然と生き物との共存を大切にしてきたのがよく分かります。
森田石材店では、寺院仏閣にとても縁がある仕事を行っています。神社の鳥居や、狛犬、灯籠など石製品のお仕事をいただきます。私は入社するまでは、神社にあまり興味がありませんでしたが、今では寺院仏閣や狛犬も大好きになりました。
社員全員が毎朝会社の敷地内にお祀りしてある神様にお参りします。帰社する時は、一日事故なく無事に過ごせたお礼に手を合わせて帰ります。もうかれこれ数年続いているので、今では習慣になっていて、私も帰りに手を合わせないと気持ち悪く感じます。
昔の人のしきたりって、良い習慣づくりだったのかもしれませんね。
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↑朝の風景です。技術部のメンバーもミーティングのあと、神様にお参りして現場に向かいます。

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く