森田石材店ブログ - お客様の声 -
柏原八幡宮の石段改修工事が完成
2024年10月28日 09:00

代表の森田です。
柏原八幡宮様の石階段・玉垣などの改修工事がほぼ完成いたしました。
11月11日に「柏原八幡宮御鎮座壱千年大祭」が行われます。そこを納期に6月から工事がスタートしました。通常の工事は車両が近くまで行くので工事日程も立てやすいのですが、全て100mほどの運搬をして施工をするため、日数計算がしにくい工事でした。でも何とか社員みんなの力で無事納期内に完成させてくれました。
感謝です。
社務所前からの風景。手摺も付きました。
《before》 《after》
手水舎前の風景です。手水舎も傾いていましたが、真っすぐに据え直しました。
《before》 《after》
階段面は、苔などが付いていて、雨降りの時は滑りやすく危険でしたが、階段石の踏み込むところは、ザラザラした加工(ビシャン仕上)にしています。
石段と石段の間は9センチ角の割肌の石(ピンコロ石)を敷き詰めました。その数、なんと約15,000個です。
これで安全に上がれると思います。
石階段を上られた役員様からは、「急なヶ所がなくなって登りやすくなった」と喜びのお声を戴き、ホッといたしました。
完成を是非、ご覧くださいませ。
丹波市山南町にてお墓じまい
2024年10月23日 08:00
本店の砂原です。
先日、丹波市山南町にお住いのお客様よりお墓じまいのご依頼をいただきました。
現在は遠方にお住いで、お墓じまいをされてお骨をそちらの方へ持って帰りたいとのことでした。
実はお墓じまいの際に、墓石業者にご依頼いただくだけでなく必要な手続きがあるのはご存知でしょうか。
この手続き(改葬)は非常に大切になります。手続きというと難しいイメージですが、まずは弊社にご相談ください。
改葬の手続きが気になる方はこちらから
今回ご依頼いただきましたお客様にもこちらの手続きをしていただき、お墓じまいをいたしました。
施工前の写真
村や町の墓地になりますと、市営墓地のように区画が明確に決まっていない場合が多いため、
墓地委員様や自治会長様と撤去内容について必ず打ち合わせを行います。
今回は、後ろのブロックを残しての撤去となります。
まずは、墓石と霊標を撤去します。
その後、外柵・ブロックと撤去していきます。
基礎コンクリートなども掘り起こして更地にしました。
その後、真砂土を入れて完了です。
【カテゴリ】
西脇市西林寺墓地にて区画の縮小工事
2024年10月16日 08:00

滝野店の中村です。
今回ご依頼頂いた工事は墓地の縮小工事です。
滝野店のエリアでは、かつてはご夫婦ごとにお墓を建てる風習があったため面積が非常に広い区画がたくさんあります。
時代とともにいわゆる「代々墓」にまとめるようになり、広大な区画の管理に苦労される方も多いようです。
今回ご紹介するお客様の区画もなんと25㎡もあります。
区家内は真砂土の仕上げなので毎年草の管理に困っておられました。
また、墓石の数も多いので「花」の管理も大変とのことでした。
ですので最初のご依頼は「防草工事」と「お墓の数を減らす」ことでした。
防草工事は周囲の区画でも増えてきた「ファイバーレジン」をご希望でした。
ファイバーレジンでの防草工事は防草効果と仕上げの綺麗さから大変おすすめの施工方法です。
しかしファイバーレジンは骨材を固めることから、夫婦墓を建てていく区画では、その度に骨材を斫っていかなくてはならないので、見た目はあまりよろしくありません。
そこでお客様に今後のお墓の建て方を伺うと次は夫婦墓でなく「代々墓」で建てるつもりだという事でした。
ですので、防草工事に合わせて「代々墓」の建立をご提案しました。
さらに、巻石をカットして区画の面積を半分にすることをご提案しました。
こうして完成したお墓がこちらです。
カットして余った延石を仕切りに使ってもう一つ区画を作りました。
こちらはご親戚がお使いになられることになりました。
仕上げに使われていた真砂土が区画の外に流れ出し、数センチほど積もっていたので鋤取りました。
お客様からは「大変コンパクトになって綺麗になった」と喜んでいただけました。
お墓をまとめて代々のお墓へ part3(最終回)
2024年09月25日 08:00
本店の砂原です。
前回のお話の続きをしたいと思います。前回のお話はこちら
前回までは、スプリットブロック積みのお話をいたしました。
今回は、最終回となるお墓の建立までとなります。
まずはお墓を建てるうえで重要となります基礎ベースです。今回は地盤の関係もあり通常より広く基礎ベースを打っています。
その後まず外柵を据えて砕石で中入れを行い、しっかりと転圧を行います(この転圧も重要です)

そして、本題の墓石の建立となります。
今回は、ご先祖様の数も多いため大きい霊標に両面彫刻させていただきました。
今回施工いたしました場所は、草の生えやすい場所でしたのでファイバーレジン施工と
外柵の周りをコンクリートを敷いて、その上にバラス仕上げを行いました。

(目隠しフェンス)

(手すりと渡し橋)
そして最後にフェンスと、階段に手すり。そして水路を渡れるようにいたしました。
防草施工や手すりなどお墓まいりのしやすい形となりました。
2度目のご納骨
2024年09月13日 08:00

滝野店の真下(ましも)です。今回はご納骨のお話です。
西脇市でお墓を建てさせていただいたお家から、娘さんが嫁がれた家の彫刻とご納骨のご依頼をいただきました。
納骨堂を開けますと、先代のお骨が骨壺のまま入っていました。娘さん達に聞いても、何故骨壺のまま入っているのか不明との事。そこで、骨壺ごと一度出して袋に入れ替えて、再度ご納骨されたら良いのではと、提案させていただき了承いただきました。
関西では、骨壺から綿100%の袋(骨袋)に入れ替え、お骨が土に還っていく事が風習になっています。
納骨堂から取り出しました。壷内は湿気で水浸しになっていました。
ご自身で作成された骨袋に、お骨を入れ替えました。
再度ご納骨しました。
これからも、お墓を守ってもらえたら嬉しいです。
【カテゴリ】
お墓をまとめて代々のお墓へ part2
2024年08月28日 08:00
本店の砂原です。
前回のお話の続きをしたいと思います。前回のお話はこちら
前回コンクリートブロックを積むための基礎までのお話を致しました。
今回は、ブロック積みからについてです。使用するのはスプリットブロックです。
約100個以上のブロックを使用してのブロック積みになりますが、弊社のブロックが入荷してきた際に
トラックから降ろすのが大変だなと思っていたところ、写真のように荷下ろしを始めました。
やはり機械があるというのは便利ですね。
ブロック積みについては、職人が一つ一つブロックのサイズを合わせながら加工していきます。
ブロックのサイズは大体が同じですがピッタリというわけにもいかないため、手加工で調整しています。
一つ一つ合わせながら、調整して積むことによりこんなに綺麗に仕上がりました。
あとは、裏にコンクリートを入れて強度を上げていきます。
今回はここまでとなります。次回は、墓石の建立と周りの仕上げになります。
お墓の周囲を快適に!!
2024年08月02日 08:00
篠山店の倉木です。
今回は区画周囲のコンクリート舗装と階段の修繕のお話です。
お墓の周りに草が生えて大変、雨の時横から水が流れてくるとご相談いただきました。
工事前がこちらになります。
この写真では草を引かれて綺麗に手入れされていますが、やはり草が多く大変だそうです。
また、写真右側から水が流れてきて、土が溜まってしまうそうです。
まず、階段ブロックを据え直して、横には土留めを付けました。
そして型枠を組み、
コンクリートを流し込み、綺麗にならしました。
型枠を外し、最後に整えて工事完了となります。
とても暑い日でしたので、作業が終わった後も職人さんがヒビ割れしないように水をかけて下さいました。
最後の最後まで丁寧に仕上げていただき、大変喜んでいただきました。
お墓をまとめて代々のお墓に part1
2024年07月30日 08:00
本店の砂原です。
今回ご依頼いただきましたのは、氷上町のお客様より現在丘の上に14基お墓があってお墓参りするのが大変だから、
一つにまとめて丘の下にお墓を下ろしたいご相談をいただきました。
お墓の予定地がこちらです。
こちらを整地して、隣の石垣に沿ってブロックを積んでいく予定です。
工事初日には重機を入れて整地を行いました。
やはり重機の力はすごいものであっという間に切り開いていきました。
翌日以降に、まずはブロック分の基礎を打っていきます。
しっかりと転圧を行い
強度を持たせるために鉄筋を敷いていきます。(弊社では標準施工です)
その後、コンクリートを入れて基礎が完成します。
今回は、ブロックの強度を上げるためにブロックを少し後ろに倒すため
基礎も少し斜めになっています。

今回はここまでとなります。次回ブロック積みのお話をさせていただきます。
西脇市にて外柵の修繕工事
2024年07月24日 08:00